緋眼のエースを久しぶりに再読

皆様こんばんは。
先週の金曜日に公開された60」PVについての感想&検証はまだまだ終わりませんが、今回はちょっと骨休みで軽~い話題を。
本日は久しぶりにむらかわ氏の2199と東まゆみ氏の「緋眼のエース」を読み直しました。

むらかわ氏の2199については語りだすと終わりそうにないので横においておくとして、今回語りたいのは東まゆみ氏の「緋眼のエース」です。
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連載当時はあまり高い評価は得られず、打ち切りという残念な結果で終わってしまいましたが、改めて読み直すとこれはこれでなかなか興味深い作品でした。
まず主役を古代ではなく、山本玲にすることで作中で発生した同じイベントでも別のキャラの視点ではどのように見えていたのかということを描けたのは斬新でした。
さらにこれは作者の東まゆみ氏がメカ描写が苦手ということもあったようですが、戦闘ではなく人間関係を重点に描いていたのもよかったと思います。

ただこれらのコンセプトはよかったのですが、キャラが別人過ぎたのと人間関係が原作無視なのが大きなマイナスとなり、打ち切りになってしまったのではないかと思います。
むらかわ氏の漫画でもキャラクターの性格や人間関係にはある程度の変更やアレンジは加えられていますが、それでもアニメ版のキャラと比べてもそれほど違和感がないレベルにとどまっていました。
しかし、「緋眼のエース」の方はほとんどオリジナルキャラといってもいい改変ぶり。
たとえば、主役の玲は感情表現が苦手な人見知りするおとなしい性格の女性と描かれています。
・・・この時点で完全に別人ですね(苦笑)
また雪については「やさしくて親切な女性」と最初から好印象を持っており、本編にあったようなぎすぎすした関係には一度もなりません。
もしかしたら東まゆみ氏は大筋のストーリーだけ把握してこの漫画を描いたのかもしれませんね(苦笑)

とはいえ、もしこのキャラクターと人間関係で2199を最初から最後まで描ききった場合は、どのようなストーリーになったのだろうかと興味深く思ってしまいます。
あるいはひおあきら氏の「宇宙戦艦ヤマト」のようにアニメとはまったく異なった内容になったかもしれません。
いろいろな可能性を秘めながらも短期連載で終わってしまった「緋眼のエース」。
今となっては本当に惜しい作品でした・・・

コメント

  1. ぺんぺん草 より:

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    主計科:山本玲(19)カッコ内は年齢、主計科:平田一(23)補給と各種資材~、・・・艦長:沖田十三(57)国連宇宙軍・連合宇宙艦隊司令官と、初出の主要登場人物の紹介があり、作画も綺麗で、彼女視点でのお話の流れを丁寧に追い駆けて、澱み無くヤマトの山本玲の物語を綴った、ヤマトファンの一家に一冊!の佳作品で、本を見て目の保養になりますが、頁が読み進ま無い、次頁が待ち遠しく無い、読んでいてわくわく仕無い、ツマラナイ

    何故ならば、ネタバレしてるから

    ひおあきら先生のお話の様に、旧作アニメや松本先生のヤマトと大胆に異なるお話の流れなら、わくわくして読み込めたと思います
    でもでも、女の子の絵が綺麗で、登場人物の設定画も良く・タイトル名も格好良いので、「緋眼のエース」は、ぺんぺん草のヤマト宝物のひとつとして、BRに挟まれています

    色々自分勝手な物言いでしたが、東先生にはヤマトの良いお話を描いて頂いて感謝しています、ありがとうです、文句言ってご免なさいです

  2. 勘助 より:

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    いろんな解釈の作品の広がりという点で私は好きでした、=異星の異性人(玲ちゃん←火星人)が好きという個人的好みもあり、いい作品だと思います。もっといろんな2199が観たかったですね~。

  3. 山城2199 より:

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    ぺんぺん草様、コメントをありがとうございます。

    やはり内容がダイジェストすぎたというのもありますよね。
    私としてはいっそ前日譚として兄の死から彼女がヤマトに乗るまでのストーリーにして彼女のキャラクターをもっと掘り下げた内容にしてもよかったのではなかと思います。
    とはいえヤマトでも外伝はやることができるという前例として貴重な存在になったのではないでしょうか?
    2202では本編そのものが少々あれですので、このような外伝は望めませんが、もし次があるならばまた企画してほしいところです。

  4. 山城2199 より:

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    勘助様、コメントをありがとうござます。

    > いろんな解釈の作品の広がりという点で私は好きでした、=異星の異性人(玲ちゃん←火星人)が好きという個人的好みもあり、いい作品だと思います。

    同感です。
    時に地球人と火星出身者の対立について描かれた2199作品はこれくらいでしたので、考察資料としてもなかなか貴重でした。

    >もっといろんな2199が観たかったですね~。
    個人的には企画だけはあったという「火星沖海戦」のエピソードを形にしてほしいです。
    やはり2199においてはあれがすべての始まりでしたし、雪の過去と絡めていけば「始まりの物語」として一定の需要があると思うのですが・・・
    劇場作品は無理でもOVAとかでは無理でしょうかね?