2205カラーリング考(古代進編)

皆様こんにちは。
3月に発売された「劇場上映版『宇宙戦艦ヤマト2199』」及び「劇場上映版『宇宙戦艦ヤマト2202』」 Blu-ray BOXの法人共通特典として配布されたイラストシートセットの中に、2205版「古代進」と「森雪」の設定画が入っていたことは過去何度かブログの記事として取り上げました。
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この設定画によって、2205における二人が「2等宙佐(=中佐)」に昇進しているなど多くの新情報をつかむことができましたが、やはりここで気になるのは2人のカラーリング設定。
今回配布されたのは最低限の彩色しか施されていない線画であるので、2人の衣装カラーリングがどのようなものか、ここからは判断することができません。
この点については、当ブログがいつもお世話になっている鮫乗り様「鮫乗りのBlog」をはじめ、多くの方がすでに検証されていますが、私も改めて考えてみたいと思います。
まず今回は古代君の衣装について取り上げてみたいと思います。

可能性①:2202艦長服続投

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正直、古代君の衣装については前作「2202」でも着ていた艦長服の続投が一番可能性が高いです。
ただし2202で着ていた艦長用コート(画像・左)と2205でのコート(画像・右)を比べると、「スカーフの有無」や「胸の錨マークの上に横棒あり」など、細部に違いがあることが分かりますが、2202で登場した他の艦長達は2205古代君と同じ格好をしているので、単に尉官用か佐官・将官用かの違いであると思われます。

可能性②:旧シリーズタイプの登場

考えられるもう一つの可能性としては旧シリーズで登場した「青い艦長用コート」の登場です。
20210403_img002.jpg(※左イラスト:十三様「ヤマトイラスト館」(Pixiv)より拝借)

lこの衣装は旧シリーズ「ヤマト2」以降、古代君が愛用しているコートであり、PS2で製作された「暗黒星団三部作」でも、古代君や新しくヤマトの艦長に就任した古代守(このゲームでは生存)も、このタイプのコートを着ていました。
今回の2205では過去の「暗黒星団篇」をかなり尊重した作品になるようなので、もしかしたらここにきて旧作のコートが復活するかもしれません。
勿論、この場合は他の艦長と違う色のコートを着ることになりますので、それなりの理由が必要になりますが、例えば、「宇宙戦艦ヤマト」が「地球連邦政府直轄の艦」など特殊な地位に就いていることから、通常の地球連邦軍とは異なるカラーリングが採用されている。
あるいは、新人訓練を任務とする教育艦隊用の制服という可能性もありますね。
いずれにせよ、前作「2202」でも特殊任務を帯びていた「銀河」のクルーたちには通常と異なる艦内服が支給されていたという前例もありますし、2205におけるヤマトの立ち位置によっては、通常の制服とは異なるものを着ることになったとしてもそこまでおかしなことではないかもしれません。
そう考えると、この青いコートというのも案外ありかもしれませんね。

個人的には「続投」と「旧作タイプ」とでは7:3で「続投」の可能性が高いと思っていますが、さて結果はいかに?
皆様はどう思われますか?
さて、次回の投稿では雪の衣装について検証してみたいと思います。