2205第2弾ビジュアルの使い回し説は本当なのか?

皆様今晩は!
現在、2205のサイトにおいて使用されているメインビジュアルについて少し奇妙な噂があります。
それはこのイラストは「劇場版宇宙戦艦ヤマト2199‐星巡る方舟‐」の第壱弾ビジュアルを使い回しではないかというものです。
そのような嫌疑がかかっている理由としては、
①2205のメインビジュアルで描かれているヤマトが2199verのように見える
②構図が「方舟」の第壱弾ビジュアルにそっくり

というものです。
果たしてこれは事実なのでしょうか?
気になったので徹底的に調べてみました。

まず問題となっている2枚のイラストを並べてみました。
20211116_img002.jpg色が違うので大分雰囲気が違いますが、こうして比べてみると両者の構図が非常に似ていることがよくわかります。
「方舟」のイラストを手を加えて2205のイラストを制作したと言われてもおかしくないレベルではあります。
しかし、ヤマト部分を拡大してみると、両者は細部がかなり異なっていることがわかります

20211116_img003.jpg具体的には
①「方舟ヤマト」は波動爆雷を展開しているのに対し、「2205ヤマト」は波動爆雷は描かれていない
②「2205ヤマト」には第2副砲の下に第4艦橋らしきものがある
③対空パレスの向きが微妙に違う

といったことが確認できます。

また2つのヤマトを重ねてみると・・・

20211116_img004.jpg

このように微妙に重ならず、2205ヤマトの方がやや横幅があることがわかります。

以上の事から、「2205」のビジュアルは「方舟」に描かれたものではなく、しっかり描き下ろされたものであり、また描かれているヤマトも主砲の形などから、2199verではなく、2205に登場している第3次改装ヤマトであることがわかります。

ちなみにここで描かれているヤマトが2199verに間違われている理由としては、第3次改装により全体的なフォルムが2199verに近いものに変更されたこと、さらにそもそも変更点があまりに確認できない後ろ姿である、更に、エンジンノズルなど明確な違いがある部分が描かれていないといった事情により、2199verと間違われてしまったのではないかと思われます。

ところで、この2枚の構図が似ているのは偶然なのでしょうか?
もしかしたら後章の内容に関するヒントとしてあえて似せたという可能性があります。
例えば、「方舟」イラストで描かれている星は、「古代アケ―リアス文明」由来の遺物であることが劇中で判明しますが、ゴルバもまた「古代アケ―リアス文明」由来のものであるという事を示す、リメイクシリーズを全て見ている人限定に与えられたヒントなのかもしれません。
勿論、単に考え過ぎという事もありますが、このような視点から改めてヒントを探してみても面白いかもしれませんね。

コメント

  1. 匿名 より:

    こんな古い記事に今更コメントするのも何だけど、今そんな話を初めて聞いてまじまじみて気づいたのですがこれパルスレーザーが2199仕様ですね~(第2副砲付近が3連装角型2基は2199、2連装丸形6+2計8基が2202以降)(司令塔基部の4連装が装甲でカバーされていない2199仕様)
    そこらへんからそういう疑惑が出たんでしょうね
    まぁ銀河の安定翼等時折あることです

  2. 匿名 より:

    パルスレーザーが2199仕様ですね~(副砲付近の3連装、司令塔基部の4連装に装甲が増やされていない)
    あとこれは完全に第4艦橋はないですね。もっと上向きに膨らんでいます
    あと爆雷投射機はずっとありますね
    もちろん記事の通り星巡る方舟のポスターからは流用されていないでしょうがもしかしたら2199時代に使われなかったものがリテイクされているのかもしれません(それこそ星巡る方舟の代案)

    • yamasiro2202 より:

      匿名様、細かいご指摘、ありがとうございます。
      確かに「方舟」時代の下絵やラフ画の流用くらいはあったかもしれませんね。
      それならば2199の特徴を残した2205ヤマトになりますし、構図的にも似た感じになっても不思議はありません。
      考えてみれば一からすべて描く必要はありませんので、もしかしたらよくある事なのかもしれませんね。