『ヤマトよ永遠に REBEL3199』第一章特報第二弾分析①

皆様今晩は!
本日BS11で「宇宙戦艦ヤマト2202」の第1話が放送されましたが、それに合わせて『ヤマトよ永遠に REBEL3199』第一章特報第二弾が公開されました!
Youtubeの方に既にアップされていますので既にご覧になった方は多いと思いますが、今回初登場の新規カットも多く非常にテンションが上がりますね!

■『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章 黒の侵略』特報第二弾(Youtubeへのリンク)

詳しい考察はまた後にするとして今回はこの特報第二弾で気になったポイントをあげてみたいと思います。

防衛線を突破するグランドリバース

今回の特報第2弾ではグランドリバースが地球の防衛網を突破して、地球に到着する様子が描かれています。
侵攻ルートはガトランティス戦役時の大艦隊の残骸が大量に確認できたことと、一瞬だけ映る惑星の色から11番惑星のルートから侵攻してきたようです。

ガトランティス戦役時もそうでしたが、太陽系への侵攻は基本的に11番惑星を玄関口として行われるようですね。
これを考えると、2202で11番惑星の基地司令として土方さんが任命されたのは、波動砲艦隊計画に反対したことによる報復人事という意味合いだけではなさそうです。
勿論、波動砲艦隊計画反対派の旗頭であり人望と発言力がある土方さんを中央から遠ざけたいという思惑が当時の軍首脳部にあったことは否定しませんが、それと同時に11番惑星を太陽系防衛の要地と考え、防衛艦隊の再建が完了するまで歴戦の名将である土方さんを派遣してこの地の守りを固めようとしたのはわりと合理的な判断だったのかもしれません。
ただ土方さんにとって不運だったのは、十分な防衛体制と防衛艦隊が整う前にガトランティスの侵攻が始まってしまったことだと思われます。

閑話休題

地球に迫るグランドリバースに対し、地球艦隊は拡散波動砲による攻撃や波動防壁弾による足止めを試みたようですがいずれも失敗する模様。
今回の特報の中で「拡散波動砲が効かないなんて・・・」と驚いているセリフが収録させていますが、波動防壁弾はともかく、2年前のゴルバの戦いを知っていれば拡散波動砲は効果がないということはある程度予想できたのではないかと少々疑問に思います(対デザリアム作戦であるオペレーションDADが発動していることから、敵は最初からデザリアムと認識して行動していたようですし)。
あるいはこのゴルバ戦のデータを元にゴルバの装甲を貫けるよう波動砲の威力を上げたにも関わらず効かなかったので、驚くことになったのかもしれませんね。

また個人的にはアスカがグランドリバース防衛に動員されたのはちょっとビックリ。
そりゃまあ雪が艦長から更迭されて2年も経過しているのですから、後任の艦長が決まり別の艦隊に配属されていてもおかしくはないのですが、個人的には3199でも雪の乗艦として物語後半くらいに復帰すると思っていたので、それまではドック入りしているとか予想していました。
この予想は見事に外れましたね(苦笑)

それにしても後任の艦長は果たして誰でしょうか?
旧ヤマトクルーが任命されたのか、あるいは新キャラか・・・
ちょっと気になるところです。

地球に到着するグランドリバース

地球に到着するグランドリバースですが、市民は特にパニックを起こすことなく呑気に見ているあたり、少なくともこの時点では市民レベルでは深刻な状況と捉えられていないようです。

この原因としてはグランドリバースが地球艦隊の攻撃をものともせず地球に到着したものの、特に地球艦隊に対する反撃や地球を攻撃してくる様子もなかったことから、地球防衛軍司令部もこのグランドリバースの目的を図りかねており、一般人に対する避難の呼びかけや誘導なども特に行わなかったからではないかと思われます。

なおグランドリバースの到着を見守る一般人として、真琴っちゃん(まさかのアホ毛復活!)と翼君登場。
なんとなくですが、2202からこの親子には一般人の視点から物語の重要な光景を目撃するという役割が与えられた気がします。

80年版「ヤマトよ永遠に」では、「またどこかの異星人が攻めてきたのか?」と問うアナライザーに、「多分地球に遊びに来たんだろう」と佐渡先生が答えるシーンがありますが、3199ではこの会話はこの会話は真琴っちゃんと翼君の間で交わされることになりそうですね。

ちなみに80年版「ヤマトよ永遠に」では佐渡先生は(酔っぱらっていたこともあって)あまり事態を深刻に捉えていなかった描かれ方でしたが、ひおあきら先生のコミカライズでは「多分地球に遊びに来たんだろう」と答えた直後に冷や汗を流しながら真剣な表情を浮かべているコマがあり、自分自身の言った言葉を信じていないことが分かるようになっていました。
もし本当に真琴っちゃんと翼君でこの会話が交わされるとしても、真琴っちゃんの言葉はあくまで子供を安心させるための嘘という流れになりそうですですね。

やはり壊滅する地球艦隊

・・・うん、わかっていた・・・( ;∀;)
やはりというべきか、80年版と同様、防衛艦隊(無人艦隊)はデザリアム艦隊の前にワンサイドゲームで大敗する模様。
ただ気になるのは、動画内で流れる「最初からバグが仕掛けられていた」というセリフ。
もしこれが無人艦隊のプログラムに仕掛けられたものであり、そのバグによって無人艦隊が敗北するとするならば、地球サイドにデザリアムの内通者、それも地球防衛司令部のコンピューターに細工できる大物が内通者として存在する事になります。
果たしてそれは一体誰でしょうか?

個人的にはその内通者は南部の父親である南部財閥の総帥、南部康造ではないかと思われます。
軍艦の建造をはじめ地球の防衛関連に大きく関わっている彼ならば、製造の段階で最初から仕込みを入れておくのは非常に容易です。
また彼のキャラ紹介において「一人息子の康雄とは以前より折り合いが悪かった。その親子関係に、いま決定的な“断絶”が訪れようとしている。」という一文があるので、この決定的な断絶の原因がデザリアムと内通であるとすれば非常に納得がいきます。

ただその一方で、こうも簡単に犯人が特定できるようなシナリオを福井さんがやるかは疑問です。
案外、あくまでも南部が父親を内通者だと決めつけて(南部康造の方にもそう決めつけられても言動がある)、断絶するもの、実は真の内通者は別に存在したという流れも十分ありそうです
この場合は揚羽財閥あたりが怪しいですね。

内通した上で、ライバル企業である南部財閥を潰すためにその罪を擦り付けたというのも十分あり得るかも?
実際、「揚羽財閥」は今作で急に出てきましたので、実はこの企業の急発展の影にはデザリアムの協力があった・・・という展開もありそうですね。

コメント

  1. 科学的根拠 FLP より:

    最近はデザリアムの正体が内惑星戦争の火星の生き残り説(火星人)ってのもあるのはご存知ですか?自分的には火星人より未来の地球人の方が話が盛り上がると思います

    さらに火星人説となると地球と同じ次元空間にいるわけですよね。2205でメルダーズが言っていた「現時空間」や「この時空間には無い」、「歴史に残らぬ弱者」などの言葉の説明が付かないです
    もしくは別次元の未来に逃げた火星人か?

    • サブ より:

      あとはデザリアム1000年の夢など、
      火星説の動画は
      https://www.youtube.com/watch?v=eO0pTROvtJU&t=234s
      から参照しました
      是非よければ見ていただけたら嬉しいです。

      • yamasiro2202 より:

        サブ様、情報提供有り難うございます!
        れみるちょり様の「れみるちょりのようつべちゃんねる」、良いですよね。
        数あるヤマト考察動画の中では一番好きな番組です。

    • yamasiro2202 より:

      科学的根拠 FLP様、コメントをありがとうございます。
      また返信が遅くなってしまい大変失礼いたしました。
      火星説は主にYoutubeでヤマト考察をなされている「れみるちょり様」が強く提唱されている説ですね。
      私自身はこの意見に賛同していませんが、説としては非常に面白いと思っています。
      またデザリアムの正体が旧火星勢力であるとは思っていませんが、何らかの関わりはあるのではないかとは思っています。
      実際、わざわざ「ヤマトという時代」で火星の話に尺を割いているのも何らかの伏線ではないかと思いますし。