『ヤマトよ永遠に REBEL3199』第一章特報第二弾分析②

皆様こんにちは!

今回は前回に引き続き昨夜公開された『ヤマトよ永遠に REBEL3199 』第一章特報第二弾 で個人的気なるところをピックアップしてゆきたいと思います。
『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章 黒の侵略』特報第二弾 (Youtubeページに飛ぶ)

旧ヤマトクルーのその後

特報第一弾に登場したのは古代・雪・サーシャ(+真田さん)でしたが、今回のPVではこの3人以外の旧ヤマトクルーのその後が判明しました。

■土門&キャロライン
基地or艦内で険しい表情で振り返る土門と、やはり険しい表情で訓練しているキャロライン。
謎の敵の接近の報を聞いて険しい表情を浮かべている可能性もありますが、個人的には特報内で流れている「(旧ヤマト)クルーもバラバラに・・」という古代君のセリフに合わせて流れる2205以降の2人の様子を描いたシーンではないかと思われます。
公式ページに掲載されている土門のキャラクター紹介には「(ヤマト艦隊解散という結果に)土門たちは少なからずショックを受けたが、ヤマト艦隊での経験を心の支えにそれぞれの任官先へ散っていった。」とありましたが、もし、この2カットが予想通りその後の2人を描いたものであるならば、赴任先では内心に大分不満を抱えていそうですね。

■南部康夫
私服姿で真剣な表情の南部君。
背景がグランドリバース襲来シーンと同じ夕刻であることから、恐らく彼の視線の先にはグランドリバースがあると思われます。
元々、父親との関係で3199の物語に深く関わってきそうな雰囲気でしたが、今回のPVでわざわざ南部君のカットが選ばれたことから、やはり、南部君と南部財閥は3199のメインストーリーにキーポイントになりそうです。

また気になるのはグランドリバースの襲来時に私服姿でいる点。
3199序盤の南部君は相原・太田と共に「新都から距離を置く第21航空群基地へ配属」されているとのことですが、公開されているキャラデザでは3人とも私服姿です。
空軍に出向した島はデザリアム襲来の対応に追われているのとはえらく待遇が違います。
ヤマトに合流する為に目立たないようにあえて私服に着替えたのか、それとも「第21航空群基地」はほとんど仕事のない閑職なのか。
もし後者であるならば、その配属には南部が軍にいることを快く思っていない父・康造が関与しており、そういうこともあって父親との関係はさらに悪くなっているのかもしれませんね。

■島大介
島君は出向先の空軍で80年版「ヤマトよ永遠に」と同様に無人艦隊の操作に従事していることが確定。
正直、艦隊の運用は畑が違う気がしないでもありませんが、無人艦隊が80年版と同様遠隔操作のラジコン艦であるとするならば、戦術や戦略の見地よりも、艦隊を正確に操作できる航海士としての腕が見込まれての抜擢ということでしょう。
この無人艦隊があっさり壊滅するという結果は80年版と同様みたいですが、その敗因が、島の腕や判断のミスではなく、事前に仕込まれていたコントロール系のバグになりそうなあたり、まだ救いがありそうです。

■星名透
ヤマト艦隊解散後、どうやら星名君は中央司令部勤務になった模様。
2199では芹沢さんが秘かに潜入させていた「イズモ計画派」の内偵を進めていた星名が、芹沢さんの側近みたいになっているのがちょっと面白いですね。
まあ「イズモ計画」自体、地球の未来を考えての計画であったことは間違いありませんし、また、芹沢さんも星名も互いに自己の正義や義務に忠実だけだっただけですので、とくに2199の一件が両者に確執をもたらすようなことは無かったのかもしれません。

■星名百合亜&西条未来(?)
百合亜は一発で分かりましたが、右隣にいるのは西条さんでしょうか?
もしかしたら別キャラかもしれませんが、黒髪にカチューシャみたいなものを身に付けているあたり、限りなく西条さんっぽのですが・・・
これについては情報不足で断定はできませんが、もし西条さんであるとすれば今回の髪型もなかなかか良いですね♪

ちなみにこのシーンに写ってはいませんが、百合亜の左隣には美影ちゃんがいそうですね。
というのも、2202で雪と一緒に司令部のオペレーターとして勤務していましたので、ヤマト艦隊解散後にまた呼び戻される可能性が高いのではないかと思います。
もしこの予想が正しいとすれば、2202第4話でのこのシーンの再現になりそうですね(笑)

■森雪
アスカ艦長から更迭されたあと、いまひとつどういうポジションについているのかがよく分からないのが今作の森雪。
今回の特報では司令部で藤堂長官の側にいることから司令部要員のようではありますが、百合亜や西条さん(?)と異なる制服を着こんでいることから普通の司令部要員ではなさそうです。
考えられるとすれば藤堂長官の秘書官or副官といったところでしょうか?
もしそうだとすれば、ある意味で栄転であり、2205での独断専行の責任を取らされたという感じ時はしませんね(苦笑)

ちなみにもう1つ気になっているのが、雪が着ている制服の正体。
階級も付いていることから私服ではなく、制服であることが分かりますが、2202で雪が惑星シュトラバーゼでも同種の制服を着ていた以外は同種の制服を着ているキャラは登場していません。
果たしてこの制服はどういう時に着る服装なのか、ちょっと気になりますね。

古代進と銀河

今回の特報のセリフの大半は、恐らく銀河艦内での藤堂艦長と古代の会話ではないかと思われます。
事実、こちらのストーリーボードでも第1章で古代が銀河に乗っていることが示されていますので、これについてはほぼ間違いないと思います。
ただ問題は何故古代が銀河に乗っているのかということ。
特報での描写を見る限り、銀河はガトランティス戦役で崩壊した土星の修復作業に従事しているっぽいですが、古代がそのような修復作業の任務が与えられるとも思えないので、たまたま便乗していたという可能性が高そうです。

ここからは私の勝手な予想ですが、ヤマトが改装工事を受けているイカルス基地はこの土星が破壊されたことで出来た小惑星帯の中にあるのではないでしょうか。
古代自身はサーシャの育児と予想されるデザリアムの攻撃に備えるためにこのイカルス基地を拠点に活動しており、修復作業に従事している銀河が定期的に地球に戻るのを利用してちょくちょく地球への定期報告(+雪との逢瀬)を行っていたのではないかと思われます。

イスカンダル王家の生き残りであるサーシャの身を守るために古代がイカルス基地にいることは秘匿され、また銀河には正規のクルーとしては乗り込んでいないため、クルー名簿にも記載されない。
2205で地球に帰還した後、古代の消息が公的に行方不明になっているのはそういったことが真相ではないかと思われます。。

ちなみに、古代と藤堂艦長の会話から判断するに、ヤマト艦隊が解散されクルー達が分散したこと、そして記念艦としてヤマトが退役する事についてはやはり大きな裏があったようです。
1つには対デザリアム用の戦力を整える事なのでしょうが、気になるのはその準備がまるで身内にも隠すようにして行われていること。

地球政府としては目の前の脅威というべき対ボラー戦の方を重視しており、来るかどうかも分からない対デザリアムについてはそこまで重視されていないう事情はありそうですが、それでも隠す必要はないはずです。
司令部に諜報部の星名の姿が確認されるあたり、もしかしたらグランドリバース襲来の時点で、(特定はできなかったものの)地球人の中にデザリアムと内通している者がいるという情報を掴んでおり、それゆえに対デザリアムの備えは可能な限り秘匿しなければならない状況だったのかもしれませんね。

以上、今回の特報第二弾で気になったポイントでした。
それにしても前回もそうでしたが、わずか30秒という短さの中ですさまじい情報料でした。
3199が過去最大の濃度になるという言葉は伊達ではありません。

しかも恐ろしい事に今回明らかにされたのは本当に序盤の内容だということ。
もし3199の設置を1冊の本でまとめようとしたらそれこそ広辞苑並みの厚さになりそうですね(苦笑)

情報が公開されるたびに期待値が高まってくる3199、次の情報公開が本当に楽しみです!