メルダーズがはヤマトを知らなかったのか？

皆様こんにちは。

いよいよ3月に突入。
3月14日に予定されている「ヤマト2202セレクト上映会」では次回作「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の大規模な情報解禁が予定されているようなので、もしかしたら「REBEL3199」について好き勝手に予想（というか妄言？）を言えるのはいまのうちかもしれませんね（苦笑）
ちなみに未確認ながら、「REBEL3199」第1章の公開日が決まったという情報を入手いたしました。
これが本当なら「REBEL3199」の製作はやはり予想以上に進んでいたということになりますね。
もしかしたら以前、期待を込めて予想していた4月7日の「戦艦大和」の命日でのイベント上映が本当になるかもしれませんね。
いずれにせよ今月14日のイベントでの情報公開は予想以上の内容になりそうです。
私は参加できませんが、これは期待したいですね！

さて今回は、先週、「名前から分析するデザリアムの正体」をアップした際、Twitterで頂いた「（デザリアムは）時間断層があるのになぜガミラスもヤマトも知らないのだろうか？」というコメントを元に、メルダーズ達が持っていたデータを考察してみたいと思います。

デザリアムにおけるガミラスへの認識

まずガミラスについては、メルダ―スたちはちゃんと知っていたと思われます。
ただ、あえて補足するならば、メルダ―ズ達が生きている時代―1000年後の「時間断層の存続」を取った世界線―においては、ガミラスは（恐らくはボラーに）敗北して滅亡しており、すでに過去の存在になていたのだと思われます。
だからこそメルダ―ズはデスラー総統たちガミラスを「歴史に残らぬ弱者どもよ」と表現したのではないでしょうか。

なお余談ですが、「時間断層を選んだ世界線」のガミラスは、秘かに同盟を結んでいたボラーと地球に挟み撃ちを受けて滅亡したと思っています。
何故この両国が同盟を結んだかについては近いうちに記事にしたいと思っていますが、その裏には3199に深くかかわってくるであろうあの宗教が絡んでいるのではないかと考えています。

デザリアムにおけるヤマトの認識

一方、メルダ―ズがヤマトを知らなかったのかについては、これは微妙です。
実際、「ヤマトを知らない」ことの根拠とされる後章におけるメルダ―ズの独白は以下の通りです。

このセリフの中にいくつかポイントがあります。
まず1つは、「彼らとの邂逅は記録になかった」という言葉です。
ここで言う「彼ら」は状況的にやはりヤマト（艦隊）を差していると思われます。
つまりこの時点で、メルダ―ズにとってヤマト（艦隊）がデスラー艦隊にの救援に来たこと自体は驚くべきことだったものの、ヤマト（艦隊）それ自体は見知った存在であり、しかも「彼ら」と呼ぶ程度に走っていたことが伺えます

そしてもう1つのポイントが「あれは何者だ？」と、やはりヤマトを指して言っている点です。
これは少し矛盾するように思えますが、恐らくこの時のメルダ―ズの心理は次のようなものだったのではないでしょうか。

まず、ヤマト（艦隊）が2205年時点で大マゼラン銀河にいるという記録は無かったため、ヤマトがデスラー艦隊の救援に来たことに驚き、2205年時点でヤマトが大マゼラン銀河にいたという記録は大喪失で消えてたので、自分たちは知らなかったのではないかと結論付けた。
だが、この時のヤマトの行動が、あまりに自分たちの知るヤマトの行動とは違ったので、ヤマトを動かしているのは誰だ？と疑念を持った。

つまり、最初の彼らとは「ヤマト」を指し、後半の「あれは誰だ？」とは、この時点でヤマトを指揮している人物、つまり古代進を指して出た言葉だったのではないかと思われます。
そしてこのことから、メルダ―ズが生きている世界でのヤマトは2205でのようなデザリアム人達にとって理解できない行動をとるような存在ではなかった、ということも読み取れます。
この正反対というべき2つの世界のヤマトの存在がもしかしたら2199での大きな伏線になるのかもしれませんね。