海底の空母赤城

皆様こんにちは!
もうご存じの方も多いかもしれませんが、昨日9月11日に、ミッドウェー海戦で沈没した第一機動艦隊旗艦の空母「赤城」に対するアメリカの探査チームによる調海底査は行われたそうです。

もともと沈没場所については深海探査や歴史の専門家で構成する米調査チームが2019年におこなった調査で判明していましたが、恐らく水中調査は今回が初。
ネット上で水中に眠る赤城の写真が何枚も公開されていましたが、赤城の最後が大和のような爆沈という形ではなかったためか、思った以上に原形をとどめていたことにはちょっと驚きました。

まあ考えてみれば、イギリス海軍からタコ殴りされて沈んだドイツの戦艦「ビスマルク」も上部構造物はともかく、船体そのものは原形をとどめたままで、今でも北海の海で眠っていますので、大和のような爆沈でも起こさない限り原形はとどめているのかもしれませんね。
日本が惨敗に終わったミッドウェー海戦は日本人としてやや複雑に思う点もありますが、今回の海底調査で新事実が判明することを期待したいです。

ところで、この調査は「加賀」や「飛龍」、「蒼龍」のほかの3空母にも行われる予定なのでしょうか?
赤城の調査の前には、この海戦で唯一沈んだ米空母「ヨークタウン」への調査も行われたそうなので可能性は高そうですが・・・。
何はともあれこの海底調査には引き続き注目したいと思っています。