ハリウッド版ヤマトの行方

皆様こんにちは!
本日は連休最終日ということでこれまで書きたかったネタを一気に消化いたします。
記事作成のペースにもよりますが、最低でも1~2本投稿する予定でおりますのでよろしくお願い致します。

さて今回は、昨日の新造戦艦アンドロー梅田(@androw_umeda)様の「今また大きなプロジェクトが動きつつある。」発言に関連して、以前から気になっている「ハリウッド版宇宙戦艦ヤマト」についてちょっと取り上げてみたいと思います(間違ってもアンドロー梅田様の「プロジェクト」はハリウッド版ではないと思いますが(苦笑)。

これまでのハリウッド版宇宙戦艦ヤマトの流れ

ハリウッド版宇宙戦艦ヤマトの制作状況についてまとめると以下の通りになります。

1:制作発表(2014年)
ハリウッド版宇宙戦艦ヤマトの制作が発表されたのはちょうど「2199」の成功でヤマトが盛り上がっていた2014年。
クリストファー・マッカリー監督が「STAR BLAZERS(原題)」のタイトルで映画製作を企画し、「宇宙戦艦ヤマト」プロデューサーである西崎彰司氏も製作総指揮として加わり2017年~2018年頃公開予定とさ発表されました。
しかし華々しい発表とは裏腹に、この一報以降、ハリウッド版ヤマトについての続報はしばらく届かず、次に動きがあったのは3年後になりました。

【参考】「宇宙戦艦ヤマト」ハリウッドで映画化決定!

2:制作着手報道(2017年)
「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」スタートした2017年、再び、「ハリウッド実写版「宇宙戦艦ヤマト」が前進!」という記事で制作プロジェクトが水面下で続いていることが報じられ、「STAR BLAZERS(仮)」の制作を企画したマッカリー監督は製作中であった「ミッション:インポッシブル6(仮題)」の完成後に着手する予定であると報じられました。

【参考】ハリウッド実写版「宇宙戦艦ヤマト」が前進!監督はクリストファー・マッカリー

ちなみにこの時報じられた「ミッション:インポッシブル6」は 2018年7月27日に全米公開された「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」の事であり、この記事の通りならば、「STAR BLAZERS(仮)」既に制作に入り、少なくとも2019年~2020年時点で公開されていてもおかしくなかったのですが、残念ながらこの記事を最後に、ハリウッド版ヤマトについては2022年10月の現時点まで続報はありません。

なお、当のクリストファー・マッカリー監督も

2018年:ミッション:インポッシブル/フォールアウト
2022年:トップガン マーヴェリック
2023年:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

と、立て続けに大作の制作を行っており、当面「STAR BLAZERS(仮)」の制作が行われる気配がありません。
となるとやはり、ネット上で既に言及されているようにハリウッド版ヤマトの企画は完全に頓挫したと考えるべきなのでしょうか?

ハリウッド版ヤマトは既に完成している?

ただこれはあくまで私の勝手な妄想ですが、既にハリウッド版ヤマトは2017年の記事通りに制作が行われ、作品自体は完成しているものの公開時期を見計らっているのではないかという可能性があります。
その根拠は2つです。

まず1つはクリストファー・マッカリー監督の製作スケジュールです。
上記の公開作品を見ても分かる通りマッカリー監督は大体1年に1本作品を完成させ、毎年新作を上映しています。
ところが2018年の「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」の制作の後、次作の「トップガン マーヴェリック」まで4年もの空白期間があります。

この空白期間については「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング」2部作の制作を行っていたと言われています。
実際、21年・22年の連続公開を目指していた両作は2020年2月20日からヴェネツィアで撮影を開始していたものの、コロナウイルスの流行で完成及び公開が23年以降になってしまったというのは本当のようです。
ただそれでも「フォールアウト」が完成した2018年から20年の間は一体何をしていたのかという話になります。
私はこの空白期間に「STAR BLAZERS(仮)」の制作が行われていたのではないかと睨んでいます。

そしてもう1つの根拠が2017年頃の西崎氏の発言です。
その頃に発刊されたヤマトマガジンにおいて西崎氏は「ハリウッド版」の企画がちゃんと続いていることをメッセージとして書いており、また、2202第1章・第2章の宣伝で行われたヤマトークでゲスト出演した際もハリウッド版について立ち消えではない発言をしています。
このころ、西崎氏は松本先生と「ヤマトについて様々なアイディアを頂いている」という発言もしていますが、当時、松本先生に協力を仰いだのは2202ではなく、ハリウッド版のだったのではないかという噂もありました。
現時点ではその真偽は分かりませんが、2017年の記事と合わせて考えるとあるいはこの噂は真実であったかもしれません。

以上の状況証拠から考えて、ハリウッド版ヤマトは既に完成し、公開時期を静かに待っている可能性は決して低くはありません。

ハリウッド版ヤマトの公開時期は?

仮に私の予想通り「ハリウッド版ヤマト」が既に完成しているとするならば、なぜすぐに公開しなかったのか。
この答えとしては、「ヤマト放送50周年」の2024年を待っているからではないかと考えています。
実際、何でもない時に上映に踏み切るよりも、「ヤマト放送50周年」という節目に公開を踏み切ったほうが話題性が高く多くの集客を見込めます。
もし「STAR BLAZERS(仮)」の完成が19年から20年の間であるならば、4~5年公開時期をずらすだけでより多くのリターンを得られるならば、そのくらいは普通に待つのではないでしょうか?
またッカリー監督の最新作である「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」の公開は2023年と確定していますが、続編である「PART two」の公開が2024年であるとは発表されていません。
これも2024年には「STAR BLAZERS(仮)」の上映が予定されていると考えると納得できます。

以上のように「ハリウッド版ヤマト」は頓挫どころか、近々公開という可能性は十分にあります。
何度も繰り返しますが、もちろんこれは私の勝手な妄想です。
しかし現時点でその可能性は皆無でない以上、少しは期待してもいいのではないでしょうか?
折角の「ヤマト放送50周年」ですし、海を越えて日米のヤマトファンで大いに盛り上がりたいものですね。

コメント

  1. 伊吹 より:

    なるほど!
    ハリウッド版ヤマトがどうなったのかは公式からの反応がない限り断定する事は出来ませんが、山城さんの仰る通り「作品自体は既に完成こそしているが、『宇宙戦艦ヤマト50周年記念作品』として公開する為、2024年になるのを待っている」のだとしたら、その時が来るまで安心して待てます!!

    ハリウッド版ヤマトは是非とも大成功してほしいですね。
    ハリウッド製の映画は世界規模で配給されるので、宣伝には抜群な効果が見込めます。
    製作費にもかなりの金額を費やしているようですし、何よりも『松本零士氏に協力してもらっているのかもしれない』という事に期待を寄せてしまいます。
    この条件下で成功を収める事が出来れば、確実に「宇宙戦艦ヤマト」が日の目を見る事間違いなしです。

    そのような意味では、このハリウッド版ヤマトこと「STAR BLAZERS」は今後の宇宙戦艦ヤマトの航路に関わる非常に重要な作品なのかもしれませんね。

    • yamasiro2202 より:

      伊吹様、今晩は!
      返信がメチャクチャ遅くなってしまい大変失礼いたしました。
      個人的にハリウッド版はメチャクチャ楽しみにしています。
      50周年記念で本当に公開されることを期待したいですね。
      ちなみにこの際、「原案:宇宙戦艦ヤマト」としてアメリカ流に独自解釈の作品が制作されても良いかなと思っています。
      正直なところ、外人にとっては「戦艦大和」とはそこまで思い入れないでしょうし、例えばアメリカならば、遊星爆弾で破壊されたハワイ・真珠湾のミズーリを改造して宇宙戦艦にする…みたいな内容でも面白いんじゃないかなと思っています。

  2. 伊吹 より:

    正確に言えば、ハリウッド版は「宇宙戦艦ヤマト」ではなく、1979年にアメリカで放送された「Star Blazers」を原作としている為、宇宙戦艦の名称は「ヤマト」ではなく『アルゴー』になる、と彰司さんが明言されていたらしいです。

    アメリカだから「アリゾナ」や「アイオワ」になるのではないかという予想がファンの間で立てられていましたが、どうやらそうはならなかったようですね……。

    • yamasiro2202 より:

      伊吹様、コメントをありがとうございます。
      ハリウッドで製作する場合、なるべく国籍要素を排除するのは仕方がないかもしれませんね。
      ちなみに、「アルゴー」はギリシャ神話の「アルゴ探検隊」に登場する船ですが、元ネタを知っていると微妙な気持ちになります。
      いえ、船自体は問題ないんですよ。
      ただ主人公のイアソンがたどった運命を考えると、あまり縁起が良い名前ではない気がします(苦笑)