本の正体

皆様こんばんは!
今回も短めのネタ記事です。

ゴジラに並ぶ日本怪獣の代表格「ガメラ」
その最大の問題作といわれる最終作「宇宙怪獣ガメラ」には「宇宙戦艦ヤマト」とのコラボシーンが存在します。
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この「宇宙大怪獣ガメラ」が公開されたのは1980年3月。
一方、同年8月に「ヤマトよ永遠に」が封切られていますので、この映画の宣伝を兼ねた登場だったのかもしれません(単に当時人気があったので登場したという可能性もありますが)

このコラボシーンは非常に短く、宇宙を飛んでいたガメラが地球から飛びだったヤマトに遭遇するというものです。
ネタバレをしてしまえば、これは主人公の子供が寝る前に読んでいた「宇宙戦艦ヤマト」と「ガメラ」の本に影響を受けてみた夢というオチです。
しかし以前から気になっていたのは、この子供が持っていた「ヤマト」の本の正体。
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今回この本の正体について本腰を入れて調べてみました。

結論から言えば、結構あっさりと判明。
この本の正体は、1979年(昭和54年)に 株式会社 オフィス・アカデミーより発売された「デラックス版 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」でほぼ間違いありません。

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「さらば」関連の本の中でも決定版というべき本で、当時7200円という滅茶苦茶高額な値段で販売されていました。
少なくとも子供に買い与えるような本ではありませんね(笑)

ところで、このシーンはガメラが飛び去るヤマトを見送るところで終わりますが、この角度だと噴射でガメラが黒焦げになる気が(汗)
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まあ、細かいことは気にするなということでしょうかね(苦笑)