皆様こんばんは。
本日9月6日はオリジナル版での宇宙戦艦ヤマトの地球帰還日(TV放送版)。
「劇場版」と「さらば」の4Kリマスター上映を控え、公式からも何かアナウンスがあるのではないかと期待していたのですが、少なくともこのブログを書いている時点では反応なし。
残念・・・(´·ω·̥`)
巷での4Kリマスター上映に対する反響の大きさを見ると公式ももうちょと積極的に活動しても良いと思うんですよね。
以前、l.okamoto様からいただいたコメントにも書かれていたように、それこそ様々なコラボを展開してくれることを期待したいですね。
さて、せっかくのヤマト帰還日という事で、何か面白いネタはないかとネット上を探していたところ、ちょっと面白い(というより興味深い?)話を見つけました。
なんと、今週の9月10日(日)、「練馬区立はつらつセンター豊玉」という場所で開催される「敬老祭」というイベントに小林誠元副監督が作品を展示されるようです。
興味深いのがその内容。
あくまでネット上で小林元副監督の発言などから判断した話になりますが、どうやら今回の展示は、リメイクヤマトをベースに元副監督が独自に作った「小林版ヤマトの世界」というべき内容みたいです。
2202完結以降、リメイクヤマトの製作から外れることになり表面上はヤマトと縁切りになった元副監督ですが、独自にヤマトをベースにした創作を続けられていたことについては素直に嬉しく思います。
勿論、元副監督のこのような活動については否定的な方も多いと思います。
かくいう私も元副監督が「3199」などリメイクヤマトの制制に再び参加する事になるとしたら、激しく否定するでしょう。
ただこれはあくまで副監督にはリメイクヤマトシリーズの製作に関わって欲しくないというだけであり、二次創作的に副監督が独自の物語を作ることまでは否定するものではありません。
むしろ、このような活動は新しいアナザーヤマトの誕生として大いに歓迎したいと思っています。
以前から強く求められているアナザーヤマトの創作ですが、私個人はこのアナザーヤマトへのアプローチには2つの方法があると思っています。
1つは、「STARBLAZERS Λ」のように世界観そのものを1から作り上げる方法。
もう1つは既存の設定を使って新しい物語を作る方法、です。
後者に関しては少々分かりづらいですが、例えば、オリジナルヤマトには、松本零士版ヤマト、ひおあきら版ヤマト、聖悠紀版ヤマト、石津嵐版ヤマト、熱血小説宇宙戦艦ヤマト、と複数の漫画や小説版が存在しておりますが、それらは同じ設定を使っているにもかかわらず全く違う物語が作られています。
このように「2202」の設定を使って、アニメ版2202とは全く異なる物語を作り上げるのもありではないかと思っています。
元副監督がTwitter上で公開されている以下の展示品の画像を見る限り、石津嵐版なみのかなりぶっ飛んだ内容になっていることはほぼ間違いないようですが、これはこれでなかなか興味深い世界です。
果たして、元副監督は、2202の設定を使ってどのような新しい物語を作り出すのか、私個人としては是非機会があったら見てみたいですね。
私個人は中々イベントには参加できないので、いずれ本などにまとめていただきたいものです。
なお、元副監督によればこのイベントには、元副監督自身も顔を出し、せっかくだから来てくれたファンに対し「復活篇」から「2202」まで、これまで制作に関わってきたヤマト作品についてもいろいろ裏話をお話しするとのこと。
けっこう貴重な話や面白い話も聞けるかもしれないので、もし興味があり、かつ気軽に行けるのであるならば、このイベントに行ってみるのも良いかもしれませんね。
コメント
小林氏の画力やセンスは本当にすごいですよね。これに関しては「天才」と呼んでも差し支えないと思います。2199と2202で異星文明の美術デザインの多くを担当していたのも小林氏ですし。ツイッター(現X)での言動は流石にどうかと思いますが…。
とは言え、確かにこれは面白そうです。ストーリーが良い感じですし、何より二次創作なので違和感なく受け入れられます。
個人的には「小林版2202」だけでなく、『小林版宇宙戦艦ヤマト』も見てみたいですね。小林氏の中の「宇宙戦艦ヤマト」がどのようなものなのか気になります。ただし、オリジナルシリーズにもリメイクシリーズにも属さない作品として、です。それなら、そう反感を買ったりもしないでしょうし。
伊吹様、コメントをありがとうございます。
日曜日に開催されたイベントですが、ネット上ではあまり情報が上がっていないので内容については結局分からない状況です。
まあ、もともと小規模なイベントでしたし、アクセス的にも微妙なところだったのでごく少数の熱烈ファンが見に行った程度だったのかな、と思っています。
私自身としては1度で良いのでちゃんと見てみたいのですが、福岡での開催は多分ないでしょうね(苦笑)
また、小林氏が天才であるとの評価は私も同感です。
実際、今回のイベントに関連して、いくつか書下ろしのイラストをTwitter上にアップしておりましたが、そのイラストの精密さにはやはり感嘆を禁じ得ません。
ただ問題はやはり「自分の描きたいものしか描かない」人だという点なんですよね。
ある意味、小林氏はデザイナーという仕事人ではなく、芸術家なんでしょうね。
はじめまして。
小林氏が天才かどうかの個人的な解釈は脇に置いておくとして、少なくともご本人はそう自覚しているようですね。
そうだとするならいつまでもヤマトに執着する理由が理解できません。
ヤマトの世界観を無視して小林ワールドの押し売りをしてファンの反感を買ってしまい、結果としてヤマトから放逐されてしまったのですからね。
本当に実力があるならオリジナル作品で勝負するくらいの気概を見せて欲しいと思います。
今回のイベントは実力を示す機会であった筈なのに、蓋を開けてみると相変わらずヤマトやアルカディア号の剽窃めいた内容でした。どんなに緻密な画稿を披露しても所詮は他人の褌の相撲です。版元公認でない以上は単なる同人活動です。
天才との自負があって、それを認めてくれる人が多数存在すると思うのなら、クラウドファンディング等で自ら資金調達してオリジナル作品で勝負をすれば良いと思います。
同人活動で小林ヤマトをやればいいとの無責任な意見もありますが、あれは版元がお目こぼししているだけで明確な著作権侵害行為ですからね、飲食店ラッカー塗装事件のようなバレなきゃOKの精神は看過できません。
夢見るポエム様、初めまして!
コメントをありがとうございます。
恐らくですが、ガンダムやヤマトといった版権物に長く関わってきた影響で、オリジナル作品を生み出す能力に関してはもう枯渇してしまっていると思います。
だからこそ最近の作品はいずれも二次創作になってしまっているのでしょうね(汗)
著作権違反に関してはそれはその通りですが、それを言い出すとすべての同人活動に影響を及ぼすことになるので個人的にはあまり大きな声では言いたくないなと思っています。
正直に言えば、このブログも明確な著作権違反サイトですし・・・汗。
ちょくちょくヤマトの二次創作をしている私としても、小林氏には公式の関係ない所で好きに小林版ヤマトを作る事に関しては素直に応援したいですね。
ちなみに公式もよほどのことにならない限りは小林氏の活動はスルーを決め込むと思います。
何しろ関わったら面倒なことになりそうですし・・・苦笑
件のイベントは小林氏のブース(前日にTwitterに掲載されていたものとは異なり、実際は長机半分程度の極々小さな展示スペースだったようです)だけ撮影禁止で、その理由が以前に3199とは別のヤマト関連の企画が進行しており、スタジオマザーの依頼で氏がイメージボード的な物を数点描いた(Twitterに掲載した事があったかも?)らしいのですが、その企画は頓挫して白紙になったようです。その画稿をイベントで展示したので撮影禁止にしたのではないかと言われています。ご本人(を代弁する人のお話で)はイベントは大盛況だったようで、天にも昇る心持ちとの事で何よりでしたね。
夢見るポエム様、情報提供有り難うございます。
あのイベントに尽きましてはほとんど情報が集まっていない状況なのでこのような情報はとてもありがたいです。
3199とは別のヤマト作品の企画があり、それがポシャったというのは本当みたいですね。
某掲示板でご本人らしき人物がぼやいていましたので…
企画がポシャったとの私も残念ですが、その企画がポシャった理由として小林氏が原因じゃないかと、言われているあたり本当に嫌われているなと感じてしまいます(まあ、自業自得な面もありますが)