皆様今晩は
一昨日の10月19日に第6章「回生篇」の冒頭11分が公開された事はもうご存知の事と思います。
私としてはこれは少し以外で冒頭14分よりも主題歌PVのほうが先に公開されると思っていたのですが・・・
あくまで推測ですが、製作現場が修羅場であるとの話を踏まえると、完成が精一杯でPV編集までの余裕が無かったのではなかっというのが主題歌PVよりも冒頭11分が先に公開された理由ではないかと考えております。
さて前置きはこれくらいにして今回は冒頭11分から気になったシーンをチョイスして簡単な感想を述べたいと思います。
あっ、今回は先の展開に関する考察はしません。
月曜日には先試写会があるので(私は参加しませんが)、答え合わせされたら恥ずかしいので(苦笑)
まさかのアンタレスの活躍!
白色彗星に引きずり込まれるヤマトの救援のために、ドレットノート級2隻と合体しての登場です。
60秒PVで登場したドレッドノートを安定用ブースターとして利用するアイディアはこの経験を踏まえて実用化されたと思われます。
白色彗星の引力を考えるならば逆噴射じゃないと引きずり込まれてしまう気もしますが、まあこれは野暮な突っ込みでしょう。
「すまん沖田」
自分の力量不足で親友の船を沈める事になってしまった土方の無念さがよく分かる台詞です。
クルーに総員退艦を命じますが、どれでけ脱出に時間的余裕があっても彼自身はヤマトと運命を共にする決意であったと思います。
退艦を拒否する島と説得する徳川。
さすがに「無茶な命令には拒否する権利がある」という台詞は言いませんでしたが、島が退艦を拒否するあたりは「さらば」のオマージュでしょうか?
また、「上に立つものこそ退艦しなければ下の者が退艦できない」という徳川の説得は上位者は艦と運命を共にするものという風潮だった旧日本海軍との違いを感じさせてくれます。
なお個人的には古代が何も言わずに退艦命令を受け入れたのは少し以外でした(尺が無かったからかもしれませんが)。
透子の脱出を促す雪
これまでの話ではほとんど接点が無かっただけに、緊急時に脱出を促しに来たのが雪というのはかなり意外です。
なお投げやりな態度で脱出を拒んでいた透子ですが、彼女からしてみれば脱出するメリットが無かったというのが本当のところでしょう。
ヤマトが爆沈してしまったのならば仕方がありませんが、白色彗星の事をよく知っている彼女からしてみればヤマトが白色彗星内部のいずれかの惑星に着陸する事になるというのは容易に予想できた事のはずです。
ならば彼女は本国に帰るだけであり、わざわざ脱出して再び捕虜になる必要は無かったという事でしょう。
山本をかばい瓦礫の下敷きになる雪
第4章で似たようなシーンがあったような気がしますがきっと気のせいです。
しかし雪は本当にヤマト艦内で不運な目にあいますね(苦笑)
そりゃあ古代が乗船させたくなかった気持ちも分かります。
なお誰かをかばって傷つくという流れは、何気に「さらば」における雪のイベントの再現ですね。
「さらば」ではこのイベントが原因で死亡する事になりましたが、2202における雪はどうなるでしょうか?
冒頭11分における最大の問題シーン
公開後、あまりにも設定ミスや誤字が多すぎるという事で最も悪い意味でネット上で騒がれてしまいました。
指摘されているのは
(設定ミス)
・リストから船務科が抜け落ちている
・2202には「航空科」は存在しない(戦術科航空隊が正しい)
(誤字)
・「安定感困難」→意味不明、恐らく「安定化困難」の誤字
・「敵艦支援ナビゲータ」→敵を支援してどうする(笑)、恐らく「離艦支援ナビゲータ」の誤字
月曜日の先行上映では間に合わないでしょうがせめて本公開では差し替えて欲しいですね。
ヤマトから離脱する航空機と機動甲冑
小型機のエンジンでも離脱可能である事からやはり白色彗星の引力はオリジナル版と比べてたいした事は無いようです。
なお自力で脱出している機動甲冑とコスモタイガーに取り付いている機動甲冑がありますが、前者は空間騎兵操縦で後者はいパンクルーが脱出するために載せられている(そのため操縦ができない)ためではないかと推測します。
しかしどう考えても全員が脱出できるだけの余力があったとは思えませんので、半分くらいはヤマトに残ったのではいでしょうか?
ヤマト艦載機を収容して離脱するアンタレス。
空母としての初めてのお仕事でした
キーマンが脱出していない事は後に語られますが、コスモタイガー1の機影が確認できない事から山本も残留したのでしょうか?
あと甲板に乗せている機体は白色彗星の引力に引っ張られないのか気になりますが、きっと強力な慣性制御が効いているのだと解釈する事にします。
少し長くなりますので一度きります。