【1章本予告分析その②】デザリアムの正体は旧火星勢力か?

皆様今晩は!
今回は前回に引き続き第1章本予告の内容から3199を予想してみたいと思います。
今回は取り上げるのは、このシーンです!

このシーンについては

①司令部の防衛隊が藤堂長官の前に集結しているシーン
②反乱部隊が司令部を制圧したシーン

の2種類の解釈があるようですが、指揮官らしい女性の表情が酷く冷淡であることに加え、このシーンで流れている藤堂長官のセリフが「この戦い、敵はデザリアムだけではない事は肝に銘じてほしい」であることから、②のデザリアム侵攻に呼応して反乱を起こした部隊である可能性が高いです。

そして、指揮官の女性が銀髪でありことから、彼女はマーズノイドではないかという指摘もあることから(単に老齢による白髪の可能性もありますが)、この反乱部隊そのものがマーズノイドで構成された部隊である可能性も高いです。
では何故マーズノイドたちはデザリアムに協力して反乱を起こしたのか。

マーズノイドが反乱を起こした理由

確かに地球と火星の確執は深く、内惑星戦争後に地球に強制移住させられたマーズノイドたちは地球人達から偏見の目で見られていたり、嫌がらせを受けていたことが2199の頃から語られていますので、元々反乱を起こす下地はあったと言えます。

ただそうであっても何故、彼女達は地球外勢力であるデザリアムに積極的に協力したのか。

その理由は、地球制圧にやってきたデザリアムは自分たちを「内惑星戦争時に行方不明になった火星軍首脳の末裔」であることを自称しているからでは無いかと思われます。

デザリアムの正体が内惑星戦争で敗れた火星政府の残党ではないかという説は、Youtubeでリメイクヤマトの素晴らしい考察動画をアップされているれみるちょり様が強く提唱されています。

【参考動画】
【火星が”ヤマト”の全ての始まり!?】火星艦について徹底解説&考察!デザリアムの正体も、もしかして・・・?【宇宙戦艦ヤマト】【REBEL3199】

【徹底考察】デザリアムの正体は内惑星戦争に負けた火星の生き残り!?【ヤマトよ永遠にREBEL3199】【宇宙戦艦ヤマト】

実際、「ヤマトという時代」では語られた内惑星戦争の記録についても、不明確な部分が強く、恐らく地球は内惑星戦争に勝利したものの、その時点で火星サイドは政府や軍の重鎮が全て行方不明(or死亡)になっており、火星サイドの記録なども徹底的に抹消されていたのではないかと思われます。
このように考えると、内惑星戦争に敗れた火星の指導者層が火星を脱出し、銀河中心部でシャルバート(仮)に助けられたのではないかという仮説は非常に説得力を持ちます。

この仮説が正しいならば、地球のマーズノイドたちにとって、火星政府の末裔を自称するデザリアム地球派遣軍はいわば同胞ということになります。
そして、地球制圧作戦発動の準備として、彼らが事前に彼女たちを含めたマーズノイドたちに接触し、協力を取り付けていたとするならば、これまでの不満と内惑星戦争の屈辱を晴らすために、デザリアムの侵攻に乗じて内応する事にしたとしても不思議はありません。

3199公開直前に「ヤマトという時代」のイベント再上映が決定したのも、2199から2202までの復習というだけではなく、3199本編に「ヤマトという時代」で語られた内惑星戦争が本編にガッツリ絡んでくるからかもしれませんね。

『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』振り返り上映 実施決定!
 【6/14(金)より上映】
 ・新宿ピカデリー(東京)
 ・川崎チネチッタ(神奈川)
 ・MOVIX仙台(宮城)
 ・札幌シネマフロンティア(北海道)
 ・ミッドランドスクエア シネマ(愛知)
 ・なんばパークスシネマ(大阪)

 【6/21(金)より上映】
 ・福井コロナシネマワールド(福井)
 ・サザンプレックス(沖縄)

 【6/28(金)より上映】
 ・京成ローザ10(千葉)
 ・ミッドランドシネマ名古屋空港(愛知)
 ・ジストシネマ和歌山(和歌山)
 ・ワンダーアティックシネマ(宮崎)

 【7/12(金)より上映】
 ・T・ジョイ博多(福岡)

コメント

  1. 権兵衛 より:

    可能性は大いにあると考えます。ストーリーボードではスカルダートが「帰ってきた。」とつぶやいているシーンがありますし。外部からの侵攻に対しての警戒が厳重である以上、あからさにま攻めても大きな損害は必定、ならば内側から瓦解させるために同胞ともいえるマーズノイドの人々と呼応した方が最小限に被害を抑えることができるでしょう。ガミラス戦役のような共通の敵がいなくなり、ましてやかつての敵と同盟関係にあるという図式には納得しがたいものもあるでしょうし、こうなると嘗ての恨みつらみが再燃する可能性もあります。その他に案外、次元断層の消滅で経済が低迷したことで不満を持つ財界にも食い込んでそうな気もします、例えば揚羽財閥とか。確かヤマトⅢではヤマトを乗っ取るエピソードが予定されてました。ただ、デザリアムサイドではマーズノイドに対する同胞意識は薄く、ただ自分達の都合の良いように利用しているだけかもしれません。彼らにしてみれば千年前の過去の出来事でしかないと思えるので。

    後これはあまり関係の無いはなしですが、この女性将官、決定稿ではないのかもしれませんが、極秘政策資料では袖章が1本に見えます。つまり、芹沢さんとは二階級下という事になるんですが、何か情報があればと思います

    • yamasiro2202 より:

      権兵衛様、コメントをありがとうございます。
      また返信が遅くなってしまい失礼いたしました。
      女性将校については制作資料以上の情報は今のところないです。
      ただ今回のPVを見る限りかなり重要なキャラになってきそうですね。
      揚羽財閥はほぼ間違いなくクロだと思っています。
      それこそデザリアムの地球での工作用の拠点として作られたダミー会社という可能性もありそうですね。