芹沢さんがヤマトに乗る意味とは?

皆様今晩は!
今回は2205での「芹沢さんがヤマトに乗艦する意味」について、個人的な見解をまとめてみたいと思います。

PVで登場した芹沢さんの背景からネット上では「ヤマト乗艦」の可能性が指摘されていましたが、公式サイトで公開されたキャラクター紹介によって、2205の芹沢さんが地球全権大使としてヤマトに乗り込むという事が確定しました。
20210927_img004.jpg今回のイスカンダルへの航海は、イスカンダルとの約束を一方的に破ってしまったことへの謝罪と説明も重要な任務の1つとされていると思われますので、「波動砲艦隊構想」推進の中心人物であった芹沢さんが地球全権大使として派遣されるのはごく自然の事であると思われます。
もっとも、芹沢さんの性格を考えると、自分が果たすべき責任として「地球全権大使」の任務を自分から買って出たという可能性が高そうですが・・・
いずれにせよ、2205で芹沢さんがヤマトに乗り込むこと、それ自体は設定的にそこまでおかしなことではありません。

しかし、ここであえて考えたいのは、2205で芹沢さんは果たしてどのような役割を与えられているのか、という点です。
ネットにおける考察では、2205の第4話が「イスカンダルを救え!若き勇者たちの反乱!!」というタイトルから、土門をはじめとする若いクルーと対立する役割が与えられるのではないかと言われています。

この考察が正しい可能性はもちろんありますが、私自身としては、芹沢さんの2205における役割は、デザリアム軍によって滅ぼされる「ガミラス星」(と「イスカンダル星」)をその目で見ることではないかと考えています。

これはあくまでも「デザリアム」の正体が「時間断層を捨てなかった未来の地球」という初期プロットが2205でも採用されていることが大前提の話になりますが、この設定を突き詰めると、「ガミラス星」(と「イスカンダル星」)を滅ぼすのは、(本音は違うかもしれないが)芹沢さんが2202最終話で訴えていた未来そのものという事になります。
これをもって「ガミラス星」(と「イスカンダル星」)の滅亡が芹沢さんの責任であるとは言いません。
ただ、2202で彼が訴えていた選択が何をもたらすのかを、芹沢さんが自身の目で目撃するこが重要であると考えます。

考えてみれば、芹沢さんは「時間断層の消滅」自体は納得しているでしょうが、「時間断層の存在」や「波動砲艦隊の推進」自体は現在も肯定的であると思われます(ある意味、それは確かに正しかったのですが)。
しかし、デザリアムの真実を知ることにより、信じていたものの正体を初めて知り、自分自身の誤りと罪を自覚し、そこで本当の意味で芹沢さんは古代たちと和解する展開になるのではないでしょうか?

「2205‐新たなる旅立ち‐」は「もう大人たちには期待しない」というキャッチフレーズが象徴するように、土門達若い世代の選択と行動に大きな焦点が当てられているようです。
もし続編が企画されているとすれば、「2205」での若者たちに対する答えとして、古代や芹沢たち、大人達の選択と行動に焦点があてられることになるのではないでしょうか?
2205における芹沢さんのヤマト乗艦はそのための大きな伏線ではないかと私は考えています。

コメント

  1. 匿名 より:

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    ガミラスとの戦争の切っ掛けを作った、そして波動砲艦隊の創設者といっても過言ではない超タカ派のこいつをイスカンダルに派遣?

    外交的にありえないんじゃ・・・間違いなくスターシャげい下の不評を買うことになるし