皆様今晩は!
今回は2205において古代進が訓練艦隊に配属された理由についてちょっと考察してみたいと思います。
2205における古代のポジションについては「ヤマト艦長に就任する」ということ以外は公式では明言されていません。
しかしこれまでPVなどで出てきた情報を総合すると、「ヤマト」「ヒュウガ」「アスカ」の3隻で練習艦隊が編成され、古代君たち旧ヤマトクルーが新兵たちの育成に携わることになる事はほぼ間違いありません。
しかしここでふと疑問です。
何故古代君はじめとする旧ヤマトクルーは実働部隊である正規艦隊ではなく、練習艦隊に配属されたのでしょうか?
勿論、新兵の育成も非常に重要な任務でありそれを軽んじるつもりはありません。
しかしガミラス戦争とガトランティス戦役で多くの優秀な将兵を失っている地球防衛艦隊にとっては、両大戦を生き残った旧ヤマトクルー達は貴重なベテラン兵であり、彼らを正規艦隊に幹部クルーとして配属させ、艦隊戦力を強化するという選択肢もあったはずです。
ある意味、訓練艦隊に配属された古代君たち旧ヤマトクルーは防衛の第一線から外され、後方の閑職に回されたとも言えます。
このように考えると、この人事は少し不思議です
個人的な推測ですが、この人事には
①2205の正規艦隊は暇であった。
②古代がある程度自由に動けるようになりたかった。
という二つの背景があったのではいかと思われます。
再建中であった地球艦隊
まず肝心の地球艦隊の状況を見てみると、2205での地球艦隊は当面の脅威であったガトランティスはガトランティス戦役で全滅していることもあって、正規艦隊の任務は太陽系内の哨戒任務や天の川銀河中心部の情報収集程度であり、急いで優秀な人材を集めて艦隊を強化しなければならない理由は無かったものと思われます。
むしろ地球艦隊はガトランティス戦役で受けたダメージからは完全には立ち直ってはおらず、戦力の再編を行っている最中であることを考えると、正規艦隊よりも訓練艦隊の方が重要度が高く、旧ヤマトクルーのような経験豊富なベテラン兵は、暇な正規艦隊よりも訓練艦隊に配属して、新兵の育成に当たらせた方が将来の艦隊戦力の強化につながると判断されたのでしょう。
そのため旧ヤマトクルーは「ヤマト」「ヒュウガ」「アスカ」の三隻に分散配置されることになったのではないかと思われます。
自由に動ける訓練艦隊
また訓練艦隊への配属は古代自身が希望していたのかもしれません。
というのも、正規艦隊に配属された場合は艦隊司令部の判断や命令に従わなければならず、「テレサのメッセージ」のような事態が再び起きた場合も、すぐに動くことができません。
実際、2202において軍が動く場合は明確な動機や理由がなければないと藤堂長官に言われており、それがない場合は2202でやったような反乱を覚悟しなければなりません。
この時の反乱はガミラスの介入でお咎め無しとなりましたが、古代も流石にこのようなことを繰り返すのはマズいと反省するところがあり、そこで目をつけたのは訓練艦隊だったのではないでしょうか。
もちろん訓練艦隊も中央後方部の判断や命令に従わなければなりませんが、「訓練」という名目である程度好きに動くことは可能です。
例えば、「調査したいポイントが偶然、訓練航海の目的地である」という事で、艦隊を調査したいポイントに向かわせることができます。
この事から、古代が自身の心に忠実であるために訓練艦隊の配属を希望したというのは十分にあり得ます。
訓練艦隊は非公式の独立艦隊?
一方、中央の藤堂長官や芹沢副長も古代がこのような行動をとることは承知のうえであったと思われます。
彼らからしてみれば、古代の自由行動はある程度認めてやりたい反面、軍の統制上、表立って古代の自由行動を認めるわけにはいきません。
そこで、古代が自由に動けるよう、「非公式の独立戦隊」としてこの訓練艦隊を編成したのではないでしょうか。
それゆえ、古代が指揮を執りやすいよう艦隊のクルーは旧ヤマトクルーを中心に集め、更に航空支援として空母「ヒュウガ」を、艦隊が長期行動が可能になるよう補給艦「アスカ」をこの訓練艦隊に配備したものと思われます。
このように考えると、この訓練艦隊が戦力として充実している点や旧ヤマトクルーが集中配属されている理由も納得です。
「もう大人には期待しない」というキャッチフレーズの2205ですが、そういった若者たちがちゃんとできる大人に守られているというのが2205の面白さなのかもしれませんね。
コメント
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山城2199様こんにちは
公開まで1ヶ月切った現時点でも2205作中の舞台に関する情報は冒頭部の他にほとんどないですね。
古代達の所属艦隊は練習艦隊なんでしょうかね?
それならば第一線から離れることにはなりますが後方職とは言い難いですし、閑職どころか訓練スケジュールでギチギチな(ストーリー上必要とされる?)自由行動からは最も遠くなりそうな配置の気がします。
(だからこそ逆に若者達の反乱行動に結びつけるのはアリかもしれませんが)
小規模艦隊として旧シリーズ「ヤマト2」の太陽系外周艦隊とは艦隊編成が違い過ぎるようにみえますし、「ヤマト3」の探査船団のような明確な派遣目的を設けるのも2205年の地球には難しいでしょうか。
やはり新人クルーを多数抱えた練習艦隊の可能性が高そうですね。
まぁ公開前のアレコレ妄想してる時が自分は一番楽しいですよ。
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GEN-6様今晩は!
コメントをありがとうございます!!
某副監督が原因で情報が垂れ流しになっていた2202とは異なり、2205は本当に情報規制が厳しいで。
断片的な情報から考察するしかありませんが、それがどれだけ正解であるか本編を見る時の楽しみとしたいですね。
なお私が訓練艦隊を閑職としているのは、私がよく読んでいる仮想戦記物では出世コースから外れた者の赴任先が訓練部隊の責任者というポジションが多いからです(苦笑)
実際はそんな事は無いでしょうし、訓練部隊も決して軽視されるような存在ではないと思いますが、波動砲という絶大な兵器を持ってしまった地球連邦軍では、兵器の高性能に慢心し人材の育成が疎かになっている側面があるのではないかなと考えております。
それゆえ、地球連邦内では訓練艦隊は扱いが低いのではいかなと思っております。
ちなみに古代の自由度が高いという根拠は、訓練スケジュールを考えるのは指揮官である古代であるからと考えております。
司令部からは航海の期間と最低限の訓練内容が指示されているだけで、それをどこでどのように行うかは訓練艦隊司令部の裁量に委ねられているのではないでしょうか?
だからこそそれを利用してある程度自由に動けるのではないかと考えております。
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ブログ主さま、ご無沙汰しております。
コロナ禍は続きますが元氣でお過ごしでしょうか。
いつも楽しみに拝読しております。
久しぶりに勝手な空想妄想を投稿させて頂きます。
古代たちヤマトクルーに対して首脳部としては
新人の教育訓練と共に戦艦、空母、補給艦の
三艦による小艦隊運用手法のソフト・ハード面の
研究開発、実戦検証…といった課題を与えている
のではないかと推察します。
地球にとって貴重とも言える頭脳である真田さんを
前線に送り出している所を見ると(本人の希望で
あったとしても)、今後のガミラス移住支援、
長期化するだろうボラーとの軍事的緊張等を
見据えての、本格的な艦隊出動以前の深宇宙での
突発的かつ小規模な軍事衝突に効果的に対応
可能な部隊運用の在り方を追求する事と
そのような部隊運用を支えていく人材の育成が
古代たちに託されているのではなかろうかと…
それがいきなり凄惨な実戦に至る事に…(^_^;)
新作公開まで2週間余り。期待と不安?に
胸を踊らせながら待つ事といたしましょう。(^^)
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銀河の風様、お久しぶりです
コメントをありがとうございます!!
ヤマト艦隊については正規な情報が公開されましたね。
ある程度は考察していた通りだったので的中して嬉しいです。
ちなみに艦隊司令として山南さんがヤマトに乗るとのことですが、基本的には若い世代の育成のために古代たちの判断にゆだねて自分は口を出さないというスタンスをとるのでしょうか?
なにはともあれ、公開まであと少し!
本当に楽しみです!!
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こんばんわ。
先行上映に併せてか、公式の情報が更新されました。
詳細は色々語ることもあると思いますが、いや虎鉄が乗るとは。
ちょっとビックリです。
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TORA様、今晩は!
返信が遅くなってしまい大変失礼いたしました
今回の情報公開は実に見どころ満載ですね
芹沢さんのヤマト乗艦についてはPVの頃から予想されていた方がいらっしゃいましたが見事に的中でしたね。
この芹沢さんのヤマト乗艦についても近いうちに記事を書きたいと思っていますのでどうぞよろしくお願い致します。