ユリーシャの来訪と第二次火星沖海戦

皆様こんにちは!
今回は、昨日、私がtwitterで呟いた「第二次海沖海戦の原因はユリーシャにあるのではないか?」という説をもう少し深掘りしたものです。
現時点ではあくまでも仮説の一つにすぎず、公開まで2か月を切った「ヤマトという時代」であっさり否定されるかもしれませんので、その点はご了承ください。

さて、「ヤマトという時代」の公式ページで2199世界での大まかな出来事をまとめた年表が公開されています。
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この年表を見ていてふと気が付いたのですが、2198年に勃発した「第二次火星沖海戦」は、イスカンダルからユリーシャが地球(正確には火星)に到着したことにより勃発した戦いなのではないでしょうか?
つまり、ユリーシャのシェヘラザードの飛来をキャッチした冥王星基地のガミラス艦隊(正体までは気が付かなかった)が調査の為に火星に進出、一方、地球サイドはガミラス艦隊の地球侵攻が始まったと誤解し総力を挙げての迎撃作戦を展開、その結果、始まったのが第二次火星沖海戦だったのではないでしょうか。
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何故、第二次火星沖海戦は2198年なのか?

このように考える根拠は、年表におけるガミラスとのファーストコンタクトと第二次火星沖海戦の間隔があまりにも空いている点です。
年表によればガミラスとのファーストコンタクトは2191年ですが、第二次火星沖海戦は7年後の2198年となっています。
以前からこの間隔は非常に気になっていました。
地球サイドがイスカンダルから技術供与を受けるまで、ガミラスと地球の科学力の差は圧倒的であり、ガミラス艦隊がその気になればファーストコンタクトから短期間で地球本土制圧は可能だったはずです。
それをしなかったのはガミラスサイドにその意思がなかったと考える以外ありません(実際、ゲールですらシュルツが地球を短期制圧していない点について一切問題視していません)
恐らくファーストコンタクトで地球軍主力を撃破し、火星防衛線まで押し込んだガミラスサイドはその時点で軍事行動を停止、太陽系方面軍の拠点となる冥王星基地の建設や、11番惑星や木星の補給基地の設置、さらには地球の調査などを行い、近い将来に実行が予定されている「地球の改造計画」の準備を着々と進めていたものと思われます。
そんなガミラス艦隊が2198年に再び大規模な軍事活動を起こさなければならなかった理由は、予想していなかった事態が発生してしまった可能性が高いです。
その予想していなかった事態こそ、ユリーシャの乗るシェヘラザードが太陽系に到着したことだったのではないでしょうか。

ユリーシャの到着は遊星爆弾攻撃前?

これまでユリーシャとのコンタクトは遊星爆弾の攻撃で地球が滅亡に瀕するようになってからと思い込んでいましたが、2199本編を見返してみると、ユリーシャとの出会いは「(2199年時点で)1年前」と言われているだけで、遊星爆弾攻撃が始まって以降とは一言も言われていません。
つまりユリーシャの到着は2198年に勃発した「第二次火星沖海戦」の前であっても何ら矛盾はしません。
むしろ、その後にユリーシャに対するテロが行われたことなのを考えると、ユリーシャの活動時期は地球が今後の方針を巡って対立できる程度には余裕がある時期、つまり、遊星爆弾の攻撃がまだ始まっていないか、始まっていてもごく初期であったと考えるほうが妥当です。

第二次火星沖海戦の真相

7年ぶりの大攻勢ということで地球軍は恐らくこのガミラス艦隊の行動を本格的な地球侵攻と判断したものと思われますが、冥王星基地のガミラス艦隊にとっては、太陽系外から火星に向かった謎の宇宙船の正体を突き止めることを目的とした強行偵察程度の意味合いだったのでしょう
とはいえ、地球の最終防衛線である火星に向かうわけですから、冥王星基地も総力を挙げての出撃だったことは間違いありません。
その結果、地球とガミラス、双方の主力がぶつかる「第二次火星沖海戦」となったものと思われます。

ちなみにこの戦いは、地球軍がガミラス艦隊に勝利した唯一の戦いとされています。
地球軍は相当奮戦したことは間違いありませんが、そもそもガミラスサイドは調査が目的だったので、現地の地形を利用した地球艦隊から予想以上の抵抗を受けて被害が拡大したことで、早期に調査を断念し撤収したというのが真相だったと思われます。
むしろこの戦いで地球艦隊は壊滅的なダメージを受け火星防衛圏を消失、さらにはのちに始まる遊星爆弾攻撃を防ぐ戦力もなくなったことを考えるならば戦略的には地球軍の大敗北といえます。
しかも、もしこの時点でユリーシャの地球来訪がガミラス本土に伝わっていた場合、遊星爆弾攻撃は中止されたものと思われますので、この戦いが地球に残したダメージは想像以上に大きいのかもしれませんね。

コメント

  1. オールドタイマー より:

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     私は第二次火星沖海戦は実質的に地球側の敗北であった、と思っています。ある程度のガミラス艦を撃沈しただけの局地的な戦術的勝利であって、戦略的には大敗であったのではないかと。

     ここで「2199」冒頭の沖田艦長のセリフ『駄目だもう今は防げない、我々にあれを防ぐ力は無い』を思い出して頂きたいのです。これは裏を返せば遊星爆弾はある程度は防げていた時期が有ったという事になりはしないでしょうか。
     恐らく多くの艦艇が有った外惑星防衛戦、第一次火星沖海戦前まではかなり防げていたのではないかと思われます。たぶん方法は多数の艦艇による一点集中砲火で破壊、又は軌道変更。若しかしたら無人艦をぶつけてと言う方法であったかもしれません、どちらにしても艦艇が残っていればこその手段だったと思います。

     村雨型、金剛型が改装され、陽電子衝撃砲などが搭載されたのは2190年代後半。ガミラス人スパイがキャッチした情報を分析した結果、遊星爆弾を迎撃又は軌道から外されてしまう確率が上がるという分析が出たのではないのでしょうか?。
     コミカライズ版2199ではキリシマが惑星間弾道弾を一斉攻撃だけで一時的に軌道を変更させていましたので、万全の状態&複数&ショックカノンならば十分可能でしょう。

     このままでは、またガミラスフォーミングが遅れてしまう。その結果、起きたのが第二次火星沖海戦。
     恐らくショックカノン搭載艦を釣りだすのがガミラス側の目的、それにまんまと乗せられて囮に対して地球側がショックカノン発射、勝利に湧くのもつかの間ガミラス側がマークした搭載艦を集中攻撃して撃沈。結果、遊星爆弾迎撃能力の完全な喪失。

     有志によるあの名動画を貶すようで申し訳ないのですが、真相はこんな感じではなかったか、と思うのです。以上長文失礼しました。

  2. 山城2199 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    オールドタイマー様、こちらでもコメントをありがとうございます!
    第二次火星沖海戦の「戦術的勝利・戦略的敗北」は私だけではなく、結構多くの方が考えている設定ですね。
    正直なところ、当時の地球軍の軍事力ではガミラス艦隊に対して多少の損失を増やす程度が精いっぱいで、とても撤退に追い込めるとは思えないんですよね。
    むらかわみちお先生の漫画でも第二次火星沖海戦はむしろ地球軍の主戦力を喪失する為にあえてガミラス艦隊が仕掛けた戦いという設定を取られていますが、目論見通り地球艦隊の大半を撃破したので撤退したと考えたほうが納得できます。
    この見地に立つならばオールドタイマー様もご指摘されている通り、遊星爆弾攻撃の妨害させないために、地球艦隊の戦力を奪いに来た戦いという可能性は十分ありそうですね。