皆様こんばんは!
以前アップした「ボラー連邦は滅亡している?」についてTwitterやコメント欄で多くの感想やご指摘を頂きました。
誠にありがとうございます!
その中でボラー連邦の設定が「ヤマトⅢ」に準拠する場合、位置的に「銀河系に進出してきたガミラス艦隊とはまだ接触しない」or「接触してもそこまで本格的な戦争には発展していない」といったご指摘が非常に興味深かったので、今回はこの点について検証してみたいと思います。
ガミラス艦隊はボラーと接触したか?
まずガミラスの本拠地があるマゼラン銀河とボラー連邦の位置関係を調べてみますと、マゼラン銀河から進出してきたガミラスがボラーと接触するかどうかについては、なかなか微妙な位置にあることが分かります。
「ヤマトⅢ」で登場する銀河系の勢力図(画像左)ではすでにガルマン・ガミラス帝国が誕生しボラー連邦の勢力がバリバリに削られていますのでわかりづらいですが、仮にガルマン・ガミラスの版図がボラー領であったと仮定しても、銀河系辺境にある太陽系はボラーの勢力圏を通らずとも大マゼラン方面に行き来することが可能です(恐らくこの設定は、旧シリーズでイスカンダルへの航海時にボラー連邦と接触が無かったことを説明づけるため配慮であったと思われます)。
逆に言えば、マゼラン銀河から進出してきたばかりのガミラス勢力が銀河系中心部に勢力圏を持つボラー連邦と接触しない可能性は確かに十分にあります。
ただ私個人の考えとしては、仮に2199世界のボラーの勢力圏がⅢに準拠する配置であったとしても、ガミラスとボラーは接触し、全面戦争に突入していたという結論は変わりません。
というのも、太陽系に行くためにボラーの勢力圏を通過する必要はないというのは、あくまで太陽系を目的地とした場合です。
マゼラン銀河から進出してきたガミラスからすれば、外延部ではなく銀河系中心部に向かって進出するというのが普通であり、となると当然、早期にボラー連邦の勢力圏にぶつかり、ガミラスとボラーが戦争状態に突入したのはごく自然のことであると思われます。
ガミラスとボラーは休戦状態だった?
ただ、よくよく考えると銀河系の大半を押さえているボラー連邦がそれなりの大兵力とはいえ、一方面軍艦隊に滅ぼされるというのも妙な話です。
実際、本国が近く保有兵力をフル動員することができるボラーの方が状況的には圧倒的に有利です。
ドメルのような名将が指揮を執っていた場合、いくつかの会戦で大勝利を収めることができるかもしれませんが、兵力も物資も限られたガミラスの遠征軍にボラーを滅ぼせるほどの力があるとは思えません。
しかし作中では2199年において銀河系方面軍についているのは名将とは程遠いゲール少将であり、ボラーのような星間国家を相手に戦争状況が続いていると考えることもできません。
となると、結論は一つです。
恐らく「第二次内惑星戦争」が終結した2183年とほぼ同時期に、ガミラスとボラー連邦は休戦協定が結ばれており両国間の戦争状態は終結していたのでしょう。
その休戦の内容は、あくまで想像ですが、「ボラーはガミラスが戦争終結までに保有した領土をガミラスのものと認める。一方、ガミラスはこれ以上、銀河系中心部に進出しない」といった内容だったのではないでしょうか。
勿論、ガミラスはボラーとの協定を全面的には信用してはおらず、ボラーの反抗に備えて多数の兵力をボラーとの国境に配置していたと思われますが、一応戦争自体は終わっているので、銀河方面軍司令長官としてボラーとの戦争の総指揮を執っていたドメルを本国に帰還し、代わりに後方勤務が得意なゲールが新しい銀河方面軍司令長官として赴任したのではないでしょうか。
そして、銀河方面軍の眼が銀河中心部から、占領地とその周辺の辺境部に向いたことから太陽系の存在が確認され、艦隊が派遣される流れになったものと思われます。
ちなみに、シュルツの指揮する太陽系方面軍が物資不足に苦しんでいたのは、ゲールの嫌がらせというよりも、銀河方面軍の保有する兵力の大半がボラーとの国境に配置され、その維持にソースの大半が消費されていたことにより、増援や補給物資を出したくても出せなかったという事情が大きいのかもしれません。
またドメルが本国から大兵力を率いてバラン星に赴任するまでヤマトへの攻撃が甘かったのは、ボラー国境の主力を転用するわけにはいかず、バラン星基地に残されていた予備兵力や遊兵の警備艦隊を動員していたからではないかと思われます。
結果としてそれは兵力の小出しという戦術上最大の悪手でしたが、ボラーへの警戒を緩めるわけにはいかないという事情があったのならそ納得です。
あるいは、そのことをデスラー総統も理解していたからこそ、ヤマト対策で失態を重ねていたゲールもそこまで責められなかったのかもしれませんね。
何故、ボラーはガミラスと休戦協定を結んだのか
ただこの仮説で一番疑問なのはなぜボラーがガミラスと休戦協定を結んだかです。
上でも書きましたが、ガルマン・ガミラスとボラーが互いに総力を動員していた「ヤマトⅢ」の戦争とは異なり、この時点で銀河方面にやってきたのは一方面艦隊にすぎません。
銀河系を勢力下におくボラーなら総力を結集すれば、遠征してきたガミラス艦隊を駆逐することは可能だったはずです。
何故それができなかったのか。
この理由を考えるならば、当時、ボラーは別の勢力と全面戦争中であり、新しく進出してきたガミラスと全面戦争に踏み込むことはできなかったのではないでしょうか。
勿論、当初は自身の勢力圏を侵す不届き者を撃滅すべく対応していたのでしょう。
しかし度重なる敗北を重ね、あるいはガミラス艦隊に対応していた方面軍が壊滅するという深刻な大ダメージを受けて、これ以上の損害をさけるべく、奪われた領土をあきらめるという屈辱に耐えてでもガミラスとの休戦を決断したのではないでしょうか。
そしてガミラスとしても、一方面軍にこれ以上、本格的な星間国家と戦争を継続する力はないと判断し、銀河系中心部への進出を諦めたものと思われます(あるいはガトランティスの侵攻も本格化し、銀河系の戦争に携わっている余裕がガミラスもなくなったのかもしれません)
では、これほどボラーが総力を結集して戦争している相手は一体何者なのか?
未知の勢力という可能性もありますが、旧シリーズの敵で該当する候補をあえて挙げるとしたら「暗黒星団帝国」ではないかと思われます。
もしそうであるならば、ボラーとの戦争継続の物資の調達&マゼラン銀河方面からのボラーとの挟撃を企図し、マゼラン銀河方面軍を編成、この方面軍をマゼラン銀河に派遣したことにより「2205‐新たなる旅立ち‐」のエピソードにつながるのかもしれませんね。
コメント
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ご無沙汰しております。お元気でしたでしょうか?
さすがに鋭い読みをされておりますなぁ。
このボラー連邦との接触ですがわたしは非常に簡単に考えておりました。
ガミラスは2199の時点で結構な規模で既に天の川銀河に進出して(移住先の探査等)いたのではないかと考えておりました。
その中の一つが地球。
地球の件については物語でクローズアップされるのであっちの棚に置いてくとして、
その他のエリアないしは対象惑星はどうか?
これはまず、星系を見つけるのですがこれは巨大で一旦見つければ見失う事はありません。マッピングもするでしょうしね。
ただ、恒星間は非常に広い!ものすご~~~~~~く広い。
そんなワケで単に遭遇しなかった。
よほどの地政学的(と言っていいのかな)重要エリアや、航路なら遭遇したのでしょうが、そうではなかった。
恐らく、1万隻の艦隊でも遭遇するのはかなり低いのではないかなぁと。
ましてや、ガミラスです。初期偵察は当然星系内に入る前に行うでしょうし、惑星探査目的でいきなり嚙みついたりはしないでしょう。
とまぁ、このボラー連邦接触の件は全くもってわたしは盲点でしたw
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ご無沙汰してます。
ガミラスとボラーとの接触は良い点ついてますね。旧作でも疑問だったのはディンギルの立ち位置です。勿論当時はⅢの後の新たな敵でさほど遠くない銀河系内の帝国ですが、ボラーによる支配から逃れていたのか?或いは設定にあったゼニー合衆国内なのか?、西崎御大の意向でアクエリアスのおまけみたいな扱いでしたからね。
2199でアーケリアス文明を出したことで、ディンギルの祖先はアーケリアス文明人が救いだしたいう可能性と、ジレルの他の生き残りか或いはその元の種族がシャルバートではないかといった妄想も生まれてきます。
果たして暗黒星団帝国はガトランティスやボラーと関連があるのか、その当たりも辻褄合わせを期待したいです。
もしかしたらですが、実はディンギルの一部が別の銀河にたどり着いて地球に似せた星間国家を形成したが、そこでガトランティスと遭遇し母星や自らの肉体を機械化して対抗していたとか、ボラーと接触してこれに対抗するためにガミラスを訪れるみたいな繋がりを持たせたら面白いかもしれませんね。
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パステヤージュ様、お久しぶりです!
コメントをありがとうございます!!
私の方はなんとか元気にやっております。
現在はコロナの流行など大変な状況が続いておりますが、パステヤージュ様もどうかご自愛ください。
>ただ、恒星間は非常に広い!ものすご~~~~~~く広い。
>そんなワケで単に遭遇しなかった。
>よほどの地政学的(と言っていいのかな)重要エリアや、航路なら遭遇したのでしょうが、そうではなかった。
>恐らく、1万隻の艦隊でも遭遇するのはかなり低いのではないかなぁと。
現実的に考えたらこのご指摘は非常に正しいと思います。
いくら科学技術が発達したガミラスとはいえ、未知の星系の探査は慎重になると思いますので、ボラーとの接触はおっしゃる通り本来ならば低いと思われます。
ただ「ヤマトという時代」で登場するボラー艦が戦闘で大破したものであるという前提があり、どこと戦っていると考えた場合、銀河系にやってきたガミラスではないかと考えました。
またこれはあくまで私の勝手なお推測ですが、古代アケーリアス文明の中心は銀河系であり、現在の状況は分からないまでも、銀河系の航路自体は古代アケーリアス文明の末裔であるイスカンダルやガミラスに残されていたのではないでしょうか。
それゆえ、銀河系をある程度大胆に行動できたのかもしれませんね。
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ABARTH様、お久しぶりです!
コメントをありがとうございます!
旧作の設定に従えばディンギルは引きこもり国家ですからね。
劇中ではディンギル本星については詳しく言及されていませんが、実はⅢのシャルバート星のように発見しづらい星であり、ボラーに気が付かれずに存在できていたのかもしれません。
個人的には今回の2205にはヤマト完結篇の要素も混ぜられ、暗黒星団とディンギルが一つの国家にまとめられるのではないかと予想しています。
「聖総統」と「大神官大総統」って非常に似た肩書ですし(笑)
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火星で残骸となった艦がボラーのものなら、デスラー曰くのオリオン腕辺境の一恒星系に過ぎない太陽系まで来ていたとするなら、銀河系の勢力図はもう少しどっちつかずのグレーエリアが多かったのかもしれませんね。
話を変えてしまいますが、2183年の第二次内惑星戦争終結から2191年のガミラスとの接触まで地球は、見たこともない異星の艦を何もせずに放置したのですかね。まがりなりにも恒星間移動手段のワープができる機関はあったはずと思われます。
ガミラスもガトランティスもある意味で真田さんの技術力に屈した面は少なからずあると思っていて、ならば、真田さんの性格なら8年間も放置はあり得ず、分解しまくって得た情報から新しい機関などの開発はなかったのかと。何をしていたんでしょうね。
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すみません連投になってしまいました。
元の作品と少し違うのが、デスラーが新天地を探してガルマンガミラスの建国に繋がったストーリーが今回どうなってくるのか、遊星爆弾攻撃を仕掛けてくるあたり元々銀河系にはさほど覇権していなかったようですし、今回はことヤマトや地球に対しては友好的では無いスタンスで単にボラーとの争いだったとしても、地球は2202で共闘したガミラスを除いて敵ばかりの状況に陥っている?そこに暗黒星団帝国まで加わると銀河系の勢力図もどうガラポンになるのか、新たなストーリー建てが楽しみでもありますが。
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kazu様、コメントをありがとうございます。
銀河系情勢については2205で詳しく描かれるところを期待したいところですが、銀河系はロシアのように領土自体は大きいものの、使える土地(星)は少ないという感じなのかもしれませんね。
それならばボラーの勢力圏はあくまで銀河系中枢に固められており、うまみは少ない辺境にはあまり進出していなったのかもしれません。
あと異星の艦についてですが、解析しようとしたものの当時の地球の文明レベルでは理解できなかったのではないかと思っています。しかし、この時の研究があったことにより、イスカンダルの技術供与に関しては短期間で実用化することに成功したのではないでしょうか。
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kazu様、コメントをありがとうございます。
2199世界の銀河系については今までほとんど描かれていなかっただけに、ボラーや暗黒星団がどいう勢力として描かれるかがやはりカギになりそうです。
ところで2202の裏設定としてヤマト型2番艦ムサシとアンドロメダ級のラボラトリー・アクエリアスが銀河中心部に調査航海に出ているという設定(故にこの2隻はガトランティス戦役に登場しなかった)ですが、これってもろにボラーと接触することになるのではないでしょうか?
Ⅲでは古代君のやらかしでボラーと戦争状態になった地球ですが、2205ではこの2隻のやらかしがボラーを敵に回すことになるのかもしれませんね(苦笑)
まあ2205の主敵はあくまで暗黒星団帝国ですからそこまでボラーが絡んでくるとは思えませんが・・・
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遅くなりました。
私は矢張り散発的な遭遇戦から始まって、ある程度の規模の戦闘が行われていたのでは?と考えてしまいますね、なし崩し的な休戦協定もあり得るのでは?。
外敵が居なくとも圧政と粛清を是としそうなボラー連邦は反乱を起こしたり離反したりする星系が多そう。なのでもしかすると小競り合いの裏ではその鎮圧に艦隊を割いていてガミラス艦隊とは継戦不能になっていた、でも可笑しくない。
2202では完全に無視されていた感の強い、ガミラス人は超空間ネットワークシステムの管理者という設定が有ります。造ったのはどう考えても古代アケーリアス文明人。
恐らく過去のアケーリアス文明最盛期、銀河系おける彼らの重要な宙域の近くには超空間ネットワークの出入口が有ったと考えた方が自然でしょう。ビーメラーで回収された波動コアに記録されていた情報を可視化させたと思しき映像を見る限り、マゼラン雲―天の川銀河双方にはかなりの数のゲートがあるように見えます。
ただ恐らくボラー連邦領にあるゲートは解析ののち破壊されたと思われます(ヤマトⅢでの彼らの国家体制や思想を考えると、いつ何時敵対的で無いにしても不明な勢力が大量に現れるか分からないモノを放っておく事は無いでしょう)、それを管理者であるガミラスが知らない筈はない。
銀河系に猜疑心の強い好戦的な文明が(まあ単一の国家とは限らないが)かなりの領域に存在すると推察するのは、そんなに難しくも不自然でもないでしょう。
その為、銀河系へ派遣された部隊の中核はかなりの精鋭が居たはず、そう例えばドメル将軍が率いる艦隊が。
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数で圧倒して正面から押しつぶすボラーの艦隊運用に対して、(指揮官にもよるとは思いますが)運動性に優れた艦による機動戦を得意とするガミラスの艦隊運用はさぞかし相性が悪かったと考えられます。
超空間ネットワークを使えば兵站の問題もある程度解決されますし、艦隊運用の自由度も上がり挟み撃ち等々もやり易くなる。ましてや指揮官がドメル将軍ならば2199で見せた彼の機動力を重視する、バーガーにも引き継がれた艦隊運用思想を考えるとかなりの被害を被ったボラー艦隊が続出したのではないかと、あまりの被害に休戦協定を結んだとしても不思議ではないでしょう。
そしてボラーはそこから得た戦訓から。艦隊戦では勝負にならないのでガミラス側が守備するゲートを潰すためにワープミサイルを、ガミラス艦の機動性を潰すためにブラックホール砲を開発、なんて妄想してしまいますね。
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あと、ガミラスの目的が第二のガミラス星探しにある以上、恒星系を探査していくのが当然のはず。幾ら恒星間空間が広かろうとも艦隊や軍が駐留しているのは可住可能な惑星が有るか、資源採取可能な惑星が有る恒星系が多いと思うのですよね、遭遇する機会は意外に多いのではないかと、それに亜空間ゲートシステムが有る以上補給や人員交代の問題もある程度は緩和されるからかなりのハイペースで探査できるだろうし。
ですので火星に不時着したボラー艦はガミラス艦隊と交戦中に落伍した艦かもしれない、というのは私も支持したいですね。
もしかしたらガミラスが銀河系へ来なかった場合、地球が最初に遭遇した異星人はボラー連邦の人間だったかも知れませんね。この場合、最初の想定通りという事になるのかな?どちらにしてもあんまり幸福な結果にはならなかったろうなぁ。
イスカンダルが救済に動く基準がいまいちハッキリしないので何とも言えないけど、ガミラスのオルタリア蜂起の鎮圧を放っている以上、サーシャやユリ―シャがこない可能性が高そうなんですよねぇ、まあ地球が最後の救済対象だったかもしれませんが。
以上、長文失礼しました。やっぱり妄想するにも心と身体の余裕が必要ですね(仕事が異常に忙しかったからかでギックリ腰が中々治らずまた精神状態も最悪だったのがGWで漸く少しだけマシになりましたのでちょっとだけ復活)、では。
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オールドタイマー様、3部に渡る熱い考察有り難うございます!
あくまで個人的な意見ですが、アケ―リアス文明の中心はむしろ銀河系の方で、大マゼラン銀河方面はその時代では辺境だったのではいかと考えています。
しかし、銀河系のアケ―リアス文明は何らかの事情(例えば完結編のような銀河衝突)で失われてしまい、辺境故に生き残った大マゼラン銀河のイスカンダルを中心する勢力が発展し、勢力を伸ばしていったのではないかと思います。
これならば、テレザートが銀河系にあったり、アケ―リアス文明の遺跡が2202で数多く発見されている理由も納得できます。
もしかしたらガミラスの銀河系進出は故郷への帰還という意味もあったのかもしれませんね。
ボラーについては現時点で推測の域を出ませんが、2199でその存在が確認されていないところを見るとかなり勢力は押し込まれている気がします。
またご指摘の通り支配領域がでかいわりに使える星が少なく、国力はあまり大した事は無いという側面も確かにあるかもしれませんね。
少なくともブラックホール砲などはまだ実用化できてなさそうです(苦笑)
オールドタイマー様も実生活の方で大変なご様子ですが、「ヤマトという時代」公開まであと約1ヵ月!
何とかテンションを上げてゆきたいものですね。