皆様こんばんは!
本日からついに2月突入!
今週の日曜日には「「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択」、そして来週の12日には「Space Battleship ヤマト」がBS12で放送予定。
せっかくこれらの放送でヤマトに対する注目度が高まっているのですから、この間に公式の方で何らかの動きがあることを期待したいですね。
閑話休題
さて今回は「2202年での美容事情」についてちょっと取り上げてみたいと思います。
「波動実験艦 銀河」の副長である神崎さんは36歳(2205時点で39歳)とリメイクシリーズに登場する地球人の女性では最年長でありながら、非常に若々しくデザインされており、2205のキャラクター紹介ではついに「銀河の若いクルーからは《アンチエイジングの魔女》と囁かれている。」と書かれているほどです。
ただ個人的にはこれは神崎さんが特異体質というよりも、リメイクヤマト世界における「アンチエイジング」の技術がそもそも高いのではないかと思います。
そもそも、リアルにおいてもアンチエイジングの技術はわりと高く、相手の実年齢を知ってびっくりすることがちょくちょくあります。
21世紀の時点でこれなのですから、より医療関係やバイオテクノロジーが発展している200年後のリメイクヤマトの世界では、アンチエイジングの技術はより向上し、文字通り、遺伝子レベルでの若返りが可能になっていてもおかしくはありません(実際、ヤマト作品の1つであるYAMATO2520では遺伝子治療による若返りが出てきます。)。
このように考えると、20代後半に見える神崎さんの「アンチエイジング」はそこまで異常ではないと思われます。
ではなぜ彼女は銀河の若いクルーからことさら《アンチエイジングの魔女》というあだ名をつけられてしまったのか。
これは次の2つの理由によるものと思われます。
1つはそのようなあだ名をつけているのが「銀河の若いクルー」という点です。
銀河のクルーは女性で固められているとの話ですが、戦務長の日下部うららは21歳(2205時点では24歳)、航海長の市瀬美奈は20歳(2205時点では23歳)と幹部達ですら20代前半であることを考えると、他のクルーも10代後半から20代前半が大半であると思われます。
となると年齢的にまだそこまで「アンチエイジング」が必要になる状況ではなく、また後述の第2の理由から、周囲に「アンチエイジング」をしている者が少ないことから、この時代の「アンチエイジング」技術がどれほどのものかよく分かっていなかったのではないでしょうか。
そのため、自分たちの倍近く生きているはずの神崎さんがまだ20代と言っても通じる外見を維持していることは、銀河のクルーにとってただただビックリする状況であり、そのため《アンチエイジングの魔女》というあだ名がついてしまったのではないかと思われます。
2つ目は1つ目で少し触れましたが、2202の時点では「アンチエイジング」技術を受けている者が非常に少なかったのではないかということです。
確かに技術的には「アンチエイジング」は確立していたと思います。
しかし、2199年まではガミラス戦争で人類は滅亡寸前であり、その後は復興の混乱で、状況的にとても美容に気を使っている余裕はありませんでした。
本格的な「アンチエイジング」を施すならそれなりの人材と施設が必要であり、そう言った方面に資金や人材が投じられるようになったのは、ようやく整ってきたのは復興がようやく一段落してきた2202本編開始の前後であったと思われます。
そのため、2202時点ではまだ「アンチエイジング」は一部の富裕層しか使えない技術であり、ガミラス戦争で20代40代のベテランが沢山戦死していることもあって、銀河クルーの周囲には「アンチエイジング」を使っている人物自体あまりいなかったのではいでしょうか。
神崎さんは、藤堂長官の娘である藤堂早紀の補佐を任されることだけあって軍のエリートである事はほ確実であり、銀河に乗艦する前は首都勤務(恐らく時間断層関連の任務に就いていたと思われます)だったと思われますので、首都に出来た「アンチエイジング」の施設を使うお金と伝手は十分あったと思われます。
その為、2202の時点では非常に珍しい「アンチエイジング処置」の経験者になることが出来たのではないでしょうか。
そして、非常に珍しい処置を受けていたことも手伝って、《アンチエイジングの魔女》と呼ばれることになったのではいかと思われっます。
ちなみにですが、私は銀河艦長の藤堂早紀さんもこの処置の経験者ではないかと疑っています。
というのも、彼女も30代に近い年齢であるはずなのに、市瀬さんや日下部さんと同世代と言ってもおかしくはない外見をしています。
実は処置を受けに行こうと考えたのは早紀さんであり、神崎さんはお供として付いていった際についでに一緒に処置を受けた・・・というのが真相であると考えると少し面白いですね。
「復活篇」制作の際、故・西崎Pは、「老けた雪は見たくない」という理由から、雪を序盤で退場させた(本来は死亡させる予定だったが、反対が多かったので行方不明にした)という話があります。
これが本当あるかどうかは分かりませんが、しかし、確かに続編であまり老けた主人公たちは見たくないという気持ちは分かります。
もしリメイクヤマトの世界で「アンチエイジング」技術が発達しているという設定が存在しうるならば、古代や雪が30代や40代になった作品を作ったとしてもそこまで反発は受けないかもしれませんね。
ところで、復活篇の雪ですが、設定上「38歳」のはずなのですが、とてもそのようには見えません。
何気にあの世界でも「アンチエイジング」の技術はかなり発展しているのではないかと疑ってしまいます(苦笑)。
コメント
知り合いの灰原というある組織の科学者からアポトキシンという薬を処方してもらったに違いありません(笑)
ABARTH様、コメントをありがとうございます。
銀河のクルーは全員技術将校っぽいので中の人つながりで本人が研究・開発したという展開もありですね(笑)
そういえば、艦内服が黒なのは、やはりカラスと関連がある黒い組織と何らかの関係があるせいでしょうか。(笑)
ABARTH様、コメントをありがとうございます
あの組織、2202年まで存続するんですね・・・(遠い目)
ある意味でゴ〇ブリよりもしぶとい連中です(笑)
きっと灰原哀の子孫で代々アポトキシンの製法が受け継がれているのでしょう。
声もビックリするほどよく似ていますし(笑)