ヤマトの舞台化は難しいか?

皆様こんにちは!
もうご存じの方もおいと思いますが、本日、「新世紀エヴァンゲリオン」の舞台化が発表され、ネット上でちょっとした騒ぎになっていました。
確かに舞台の原作としてはかなり難しい題材ですし、また今回の舞台では登場人物も物語も完全にオリジナルということですので、不安の声が高いのも仕方がありません。
私もあらすじを読みましたが、正直、言われなければ「エヴァの舞台」とはわからないレベル・・・・(汗)
これは本編を再構成した内容なのか、それとも外伝的な作品になるのかはまだ分かりませんが、もし後者とすれば本編の世界観を広げるという意味で、面白い試みだと思います。
ぶっちゃけてしまうと、私はそこまで「エヴァ」に関心はないのですが、成功はしてほしいなとは思いますね。

さて、今回の「エヴァの舞台化」の話を聞いてやはり考えてしまうのは「宇宙戦艦ヤマト」の舞台化。
同系列の「銀河鉄道999」や「宇宙海賊キャプテンハーロック」の舞台化はすでになされていますし、また宝塚では「銀河英雄伝説」の公演もなされていますので、「(舞台化が)できるorできない」の話で考えれば100%舞台化は可能だと思われます。
極端な話、ヤマト自身は直接出さずとも、旧シリーズのビーメラ回などの惑星探査のストーリーをベースにすれば十分面白い舞台ができると思います

ただやはりネックとなっているのが、やはり権利関係の複雑さ。
松本先生もヤマトの新イラストを描かれる程など一時期ほど厳しくはなっていないようですが、それでも商業本で出版された「銀河鉄道999 ANOTHER STORY アルティメットジャーニー」では、同人版にはあったヤマト関連の設定がバッサリ削られてしまったのも、恐らくはこの権利関係の複雑さが原因ではないかと考えています。
個人的にはもっと商業展開が活発にできるようもう一度関係者で整理して欲しいところですね。

来年はいよいよ宇宙戦艦ヤマト誕生50周年。
ぜひ、50周年記念の舞台化などが企画されることを心から期待したいです。