暗黒星団帝国を妄想する①

皆様こんばんは!
今回は2205に登場するであろう新敵勢力「暗黒星団帝国」の正体について妄想してみたいと思います。
このネタは以前から書きたかったのですが、その時点では公式から2205における暗黒星団帝国の設定が公開されるかもしれない可能性があったため、書くならそれ読んでからと思っていました。
しかしどうやら当面は新情報はあまり期待できそうにないので、今回は思い切って書きてみることにいたしました。
今回は何の根拠もない妄想100%の設定であり、わたしの「2205のこうなったらいいな」的な側面が存分に反映されていますが、よろしくお願いいたします。
また2205での敵が本当に「暗黒星団帝国」と呼ばれるかもわかりませんが、名前がないと不便であるため、公式のアナウンスがあるまで便宜上「暗黒星団帝国」と書かせていただきます。
よろしくお願いいたします。

2205における暗黒星団帝国の正体

まず結論から書いてしまえば、2205における「暗黒星団帝国」の正体は「古代アケーリアス人」そのものではないかと考えています。
以前は時間断層ネタから「並行世界の地球人」を暗黒星団の正体としておりましたが、少ない2205の情報を見る限り、「2205-新たなる旅立ち-」ではイスカンダルがストーリーの重要なカギになっているとなっているように思われます。
となると、2205に登場する敵はイスカンダルの過去と深くかかわっている存在であるほうがしっくりきます。
ヤマト2199及び2202で描かれている設定の中で、これまで具体的には描かれておらず、イスカンダルの過去に関わってきそうな設定といえば、それはもう「古代アケーリアス文明」そのものでしかありません。
あくまで勝手な予想ですが、2205での「暗黒星団帝国」の正体は体を機械化することで生き延びた古代ガトランティス人たちであり、過去の栄光を取り戻すため再び歴史の表舞台に現れたという感じになるのではないでしょうか。
早い話、ヤマト版「ネオ・アトランティス」(byふしぎの海のナディア)です。
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古代アケーリアス文明はなぜ滅んだか

2202において古代アケーリアス文明は突然歴史上から姿を消したと語られています。
例えば戦争などにより滅んだとであれば、「歴史」や「伝説」という形でその事実が残されると思われます。
それすら存在しないのは文字通り、突然姿を消したからであり、当時の人々から見てもその原因はよくわからなかったのではないでしょうか。
私の見解としては、「古代アケーリアス」が姿を消した原因は、「波動エネルギー」の研究にあるのではないかと思われます。
古代アケーリアス文明の直系と思われるイスカンダルでは波動コアをエネルギー源として活用していますが、古代アケーリアス時代では波動エネルギーはもっと大々的に使われ、さらなる発展のために大規模な実験も繰り返されていたものと思われます。
しかしその結果、宇宙に亀裂が生じ古代アケーリアスの首都星(おそらくこの首都星は天の川銀河にあったものと思われます)を中心とする中枢が吸い込まれて文字通り消滅したのではないでしょうか。
生き残った古代アケーリアス人たちは当時は辺境であった大マゼランやアンドロメダ銀河に移住していた者たちであり、彼らはすれば事情も分からず突然中枢が消えたことで混乱、分裂や紛争を繰り返していく中で「古代アケーリアス」の消滅の理由は解明されないまま歴史の中に埋もれいったものと思われます。
ただし、イスカンダルのみは大帝国建造の過程で波動エネルギーが宇宙に亀裂を生じさせること、さらにそれが宇宙全体にとんでもない厄災をもたらすことに気が付き、再び亀裂が生じないように波動砲を禁断の兵器としたのではないでしょうか。
では、イスカンダルが波動砲を禁止するほど恐れた宇宙の厄災とは何か
それはかつての同胞、古代アケーリアス人達の帰還ではないかと思われます。

暗黒星団帝国とイスカンダル

宇宙の亀裂に吸い込まれてしまった古代アケーリアス人たちですが、彼らはおそらく時間断層に放り出されてしまったものと考えます。
本来生身の姿では生存できない時間断層ですが、古代アケーリアス人たちは自分たちの魂を機械の体に宿らせることで生存、本来の宇宙への帰還を国是とする暗黒星団帝国を建国、来るべき帰還の日を夢見て戦力の拡充を務めていたのではないでしょうか。
そして、偶然、イスカンダルが開いてしまった次元の隙間を使って偵察の先遣隊が帰還、古代アケーリアス直系のオーバーテクノロジー兵器で当時興隆を極めていた当のイスカンダル帝国に大打撃を与えたものと思われます。
幸いこの時の亀裂はすぐに閉じてしまったため、先遣隊の数は少なく、被害は大きかったもののイスカンダル帝国は暗黒星団帝国部隊のせん滅に成功したのでしょう。
しかし、この戦いでイスカンダルは暗黒星団本隊が帰還した暁には全宇宙が瞬く間に彼らに支配されてしまうと考え、再び入り口が開かないように波動砲兵器を禁止したのではないでしょうか。
時間断層内からは入り口を開くことができないため、暗黒星団帝国は本来このまま封印されるはずでした。
しかしどこかの恩知らずが「波動砲艦隊」を建造、無思慮に波動砲を乱発したため、そのエネルギーが銀河中心部に集まり巨大なゲートを形成、2205年、暗黒星団帝国はついに母なる銀河への帰還を果たすことになるのではないでしょうか。
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少し長くなってしまったので今回はここでいったん切ります
次回は帰還した暗黒星団がなぜイスカンダルを狙うことになるのか、その理由を妄想してみたいと思います。

コメント

  1. 鮫乗り より:

    SECRET: 0
    PASS: 83230c0d949bf67937d783bd323b72f5
    山城2199様、こんばんは。

    > そのエネルギーが銀河中心部に集まり

    なるほど、だからBBY-02が銀河中心の探査に?

  2. papirio より:

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    こんばんは
    いつも楽しく見させております。
    銀河系の中心にあるのは巨大BH。
    何か、復活篇とも絡んできそうですね

  3. 山城2199 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    鮫乗り様、こんばんは!
    コメントをありがとうございます!

    >なるほど、だからBBY-02が銀河中心の探査に?

    Exactly(その通りでございます)!

    あとご存じかもしれませんが、銀河が波動エネルギーをの調査のために銀河中心部にムサシ(とラボラトリーアクエリアス)が探査航海を行っているというのは小林誠副監督の設定です。
    使い方次第では結構面白い展開が描けるんですよね、この設定は。

  4. 山城2199 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    papirio様、コメントをありがとうございます。
    >何か、復活篇とも絡んできそうですね
    ギクッ(汗)
    実は今回のネタの出発点は復活編です、
    よく気づかれましたね(苦笑)

  5. ヤマトの翁 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    古代銀河の指導的人々が、帰還できたら良い事の様に思えますが。
    確かに、人間ですから独善的な人も居るでしょうけど、大多数の人は良識的な民族で有ると思います。ましてや超高度な精神なら、独善的な派閥は粛正されて当然だと思います。

  6. 山城2199 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ヤマトの翁様、コメントをありがとうございます!
    古代アケーリアス人がどのような人間であったのかは作中に一切描かれていませんのでその辺は想像する人次第と思っています。
    ただ私の見解につきましては少し長くなりますので、別途に記事を作成して補足したいと思います。
    よろしくお願いいたします。

  7. 岐阜のヤマトオタク より:

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    確かに暗黒星団帝国が2205にどのように登場してくるのかも気になるところですね。
    原作通りに普通に登場させるのは流石にキツイでしょうし……。
    自分なりに考えたところ、

    『2205の暗黒星団帝国は2202第26話で古代と雪ではなく時間断層を“選択”し、あのまま間違った方向に発展してしまった場合の地球 ー要は並行世界から襲来してきた未来の地球ー ?』

    という結論に至りました(>人<;)

    「ヤマトという時代」が“選択”がテーマになっているのでそれと無理矢理繋げました(^_^;)

  8. オールドタイマー より:

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
     岐阜のヤマトオタクさんもそう考えられましたか、やっぱり考える事は皆一緒という事でしょうかねぇ。(たしかオリジナルの「永遠に」の初期案にも「暗黒星団帝国は本当に未来の地球」が有ったと思います、その名残がデザリアム上の偽の地球の名所と聖総統の偽装になったかと記憶しております、違っていたらゴメンナサイ。)

     ですがもしそうなら色々便利なんですよ平行世界ネタは、時間のずれが有っても問題ないしガミラス星を爆発させてイスカンダルを漂流させても問題なし、人の生死もまた同様。加えて海外SFドラマで良くやる手なのですが、こちらの宇宙で死亡しているキャラクターも向こうから連れてくることで復活させることも可能に…、まあ復活ネタは禁じ手に近いですからやれても一人か、一回限りでしょうが。

     ああ、ガミラス星は消滅させることは有っても爆発させることはまず無いとは思います、あんな近くの連星で片方を爆発させたら、イスカンダルの半球に隕石が降りそそいで更に残りの半球も無事では済まないでしょうから、ですのでもしかすると…。
     さあ如何なるでしょうかねぇ、山寺宏一さんも「のっけから大変なことになっている」とおっしゃっていましたからかなりヤバい事になるのは確実。

     さて此処までであちこちから色々刺激を受けまして「2205」のオープニングがこうなるのでは、という妄想が浮かんできました。
     燃料投下して欲しいですね、早く公式サイトのオープンと公開日が決まらないかなあ、待ち遠しい。

  9. 山城2199 より:

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    岐阜のヤマトオタク様、コメントをありがとうございます!

    >『2205の暗黒星団帝国は2202第26話で古代と雪ではなく時間断層を“選択”し、あのまま間違った方向に発展してしまった場合の地球 ー要は並行世界から襲来してきた未来の地球ー ?』

    私もこのように考えた時がありましたが、福井氏のインタビューの中で、今後のストーリーに時間断層は直接かかわってこない(消滅の影響などで言及される程度)と断言されてしまったので、この設定は残念がらなさそうです。
    並行世界の地球は旧「永遠」の初期案としても検討されていたネタなので、ちょっと残念です。
    暗黒星団帝国の正体については、最近では、小林副監督が言及されていた「波動エネルギーが銀河系中心部に流れこんでいる」という設定がかかわってくるのではないかと思っています。
    「復活篇」のメッツラーのように別次元の存在が波動エネルギーで作られたゲートを通ってこの世界にやってくるとか、そんな感じではないかなと思っています。

  10. 山城2199 より:

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    オールドタイマー様、コメントをありがとうございます。
    ガミラスの状況など旧シリーズとは前提条件が全く異なっていますので2205のシナリオは正直全く読めません(汗)
    2202の最終話でテレサが言っていたようにまさに「なんでもあり得る」という状況なんですよね。
    一応旧作にあったイベントは極力拾われるらしいですが、どのように拾われるかがやはり気になるところですね。
    本当にそろそろ本格的な続報を期待したいですね~