鎮魂・日本連合艦隊(追記あり)

皆様こんばんは!
「しんまちTV」様が夕方にアップされた動画でもお話しされておりましたが、本日は日本連合艦隊が事実上消滅した日です。

敬礼! さらば連合艦隊1944 皇國の武たち 大東亜戦争 レイテ沖海戦 捷一号作戦

【レイテ沖海戦における日本海軍の全喪失艦】
戦艦:武蔵、扶桑、山城
航空母艦:瑞鶴、瑞鳳、千歳、千代田
重巡洋艦:愛宕、摩耶、鳥海、最上、鈴谷、筑摩
軽巡洋艦:能代、多摩、阿武隈、鬼怒
駆逐艦:野分、藤波、早霜、朝雲、山雲、満潮、初月、秋月、若葉、不知火、浦波
潜水艦:伊26、伊45、伊54
合計30隻

【10月25日における喪失艦】
合計16隻
スリガオ海峡
戦艦「扶桑」「山城」
重巡洋艦「最上」
駆逐艦「山雲」「満潮」「朝雲」
合計6隻

エンガノ沖
空母「瑞鶴」「千代田」「千歳」「瑞鳳」
軽巡洋艦「多摩」
駆逐艦「初月」「秋月」
合計7隻

サマール沖
重巡洋艦「鳥海」「鈴谷」「筑摩」
合計3隻

レイテ沖海戦で失われた艦の約半数が本日1日で失われたことになります。
私のような日本海軍の艦艇が好きな者にとっては本当に最悪の1日です。
そこで今回の更新では本日10月25日に失われた艦艇の中で特に印象深いものをピックアップし、思うことを書きながらこの戦いで亡くなられた英霊の方々のご冥福をお祈りしたいと思います。

戦艦「扶桑」「山城」

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まずご紹介したいのは扶桑型戦艦の1番艦である「扶桑」と、2番艦「山城」です。
なお「しんまちTV」様もご指摘されておりましたが、私のPNである「山城」はこの扶桑型2番艦が由来です(笑)
結論から言ってしまえば、この扶桑型戦艦は悲劇の戦艦以外の何ものでもありません。
日本海軍初の超ド級戦艦として期待された扶桑型戦艦ですが、その期待に反してあまりにも欠陥が多く、日本海軍が与えた評価は「失敗艦」・・・
ですが、その失敗艦が日本海軍があれほど待ち望んだ戦艦同士の戦いで沈んだ歴史上最後の戦艦となったのは本当に皮肉ですね。
西村中将の指揮の下、スリガオ海峡で米戦艦群と戦った「扶桑」と「山城」は戦力差がありすぎたこともあって、ほぼ一方的な虐殺と言える状況で玉砕しましたが、この戦いによって米戦艦群は徹甲弾の欠乏を招き、もし大和をはじめとする第2艦隊主力が突入してきた場合、阻止できるかどうかが微妙となっていたそうです。
戦後、小沢提督が「あの戦いでまじめに戦っていたのは西村だけだ」と評価したそうですが、失敗艦でありながら自らの犠牲をもって艦隊主力の支援を完璧に成し遂げた西村艦隊の戦いはもっと注目されて欲しいですね。

空母「瑞鶴」

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日本空母の最大の幸運艦であり、真珠湾攻撃数々の戦果を挙げてきた正規空母「瑞鶴」も本日25日に米艦載機の攻撃を受けてついにその生涯を閉じました。
しかし、目的であった米機動艦隊の北方誘導には完璧に成功しており、日本機動艦隊としての最期の意地を見せつけたのではないでしょうか。

なお、1944年に戦意高揚映画として製作された「雷撃隊出動」という映画には、実際の軍艦の映像が多数登場しており、瑞鶴もその姿を確認できますが、なんとこの映像が撮影されたのは昭和19年9月。
この映像が撮影されて約1か月後に瑞鶴は沈みましたので、事実上、これが健在な瑞鶴を撮影した最後の動画ということになります。
映画そのものは面白くないですが、この1点だけで見る価値はありますね。

それにしても、このレイテ沖海戦で思うことは、各艦隊は主目的である第二艦隊の突入を成功させるために、それぞれベストを尽くしており、当時の状況では考えられる限り最高の状況を作り出すことに成功しているということ。
それだけに、主力である第2艦隊がこの絶好のチャンスをの反転によって逃してしまったことは本当に残念です。
もちろん、この反転にも「正しかった」とする擁護論があり、現時点ではどちらが正しかったのかはもはや判断できませんが、このような多くの可能性が考えられた海戦だったからこそ、今でもこのレイテ沖海戦が多くの人を惹きつけているのかもしれません。

数年前に公開された劇場版「艦これ」は最終戦はこのレイテ沖海戦をモチーフにしておりましたが、ぜひヤマトでもこのレイテ沖海戦をモチーフにした戦いを見てみたいですね。
この場合はやはり地球艦隊が敵主力を引き付けている間に、ヤマトを旗艦とする精鋭部隊が敵の本拠機を突くという感じでしょうか・・・?