プレミアム会員廃止が意味することとは?

皆様こんにちは!
少し時間ができたので久々の更新です。

7月に入ってすぐに大々的な告知が行われたのでもうほとんどの方がご存じのことと思いますが、ヤマト公式ファンクラブ「YAMATO CREW」のプレミアム会員制度が7月末をもって一旦廃止されることが決まったようです。
丁度7月末で期限が切れるプレミアム会員が多いことからこの時期の発表になったのだと思いますが、しれにしてもなぜ突然、プレミアム会員が廃止されることになったのでしょうか?
私自身、内部事情については一切知らないのでこれは想像するしかできませんが、恐らく2つの理由から廃止の流れになったんではないかと考えています。

不人気だった3プラン分割

まず理由の一つは、現行のプレミアム会員の制度が非常に評判が悪かったのではないかと思われます。
現在の制度は、「キャラクターコース」、「メカニックコース」、そして両コースを一緒にした「ダブルコース」の3プランから、構成されていましたが、はっきり言えばこれらの区分はほぼ意味のないものでした。
というのも、これらのコースは入会したコースによって、購入できるグッズや特典が異なるというのが最大の売りであり、実際、2021年度の初回こそは入会特典や年賀状などの特典でコースごとの差異が設けられていましたが、2年目になると「更新特典は無し」、「年賀状の絵柄は全コース共通」ということで、コースごとのメリットはほぼなくなっておりました。
また、グッズの購入権も「ダブルコース」に入っていさえすれば、「キャラクターコース」と「メカニックコース」両方のグッズを購入できたうえ、そもそも、新規グッズの発売自体が今年に入ってから全くなく、「プレミアム会員」特典を使うこと自体がなかった、という状況となっております。
このような状況から、3年目に入る今回は、大幅なプレミアムの会員の減少、あるいは仮に更新されたとしても「ダブルコース」一本に絞る会員ばかりになると見込み、あたらめてプレミアム会員制度をリセットしたほうが良いと判断したのではないでしょうか。

3199製作の遅れ

そしてもう一つの理由は、目玉となる次回作「3199」の製作が遅れており、当面、公式委員会として大きな動きが取れないという事ではないかと思います。
もう一度言いますが、プレミアム会員の特権は以下のような内容となっています。

・会報誌送付(年2回)
・誕生日メール
・年賀状送付
・チケット先行販売
・プレミアム限定(グッズ購入権)
・会報誌バックナンバー購入権
・誕生日月のみ1回送料無料

「ヤマトという時代」や「2205」の公開があった2021年から2202年まではそれなりの新規グッズの発売や、各種イベントが開催されたことで、「チケット先行販売 」や「グッズ購入権」といったこれらの特典はそれなりの意味のある内容でした。
しかし、次回作3199の製作が大幅に遅れ、第1章の公開日のめども立っていない現状では、新規グッズやイベント開催などができず、これらの会員特典の大半が全く使い道のないものになってしまう可能性があります。
実際、「3199」が完成するまで、プレミアム会員特典として機能するのは、

・会報誌送付(年2回)
・誕生日メール
・年賀状送付
・会報誌バックナンバー購入権

の4つ程度です。
このうち一斉配信「誕生日メール」と絵柄が同じな「年賀状送」は万単位の会費の見返りとしては完全に役不足ですし、「会報誌送付(年2回)」(+会報誌バックナンバー購入権)だけならば、今回のようにプレミアム会員とは関係なく別売りにしたほうが、現状よりも多くの需要が見込めます(事実、プレミアム会員になる気はなくとも、会報は購入したいという方は結構多いです)。

流石に万単位の会費を取っておいて、このように全く恩恵のない現状ではプレミアム会員からの不満が爆発すると考え、プレミアム会員制度自体はいったん廃止することにしたのではないでしょうか。

3199の完成時期とプレミアム会員制度の復活

個人的な予想ですが、プレミアム会員制度が復活するとしたら、それは次回作「3199」第1章の公開の告知と同時ではないかと思います。
ではそれは一体いつ頃になるのか。

残念な話ですが、現時点でプレミアム会員の廃止を告知した以上、少なくとも2023年内の公開はないと考えております。
何故なら、もし年度内の公開が見込めるならば、10月に広島県福山で開催されるアニメイベントなどで大規模なヤマトイベントの開催ができ、会員特典の「チケット先行販売」が生きてくるからです。
以前から、3199の製作の遅れが噂されていましたが、恐らく、現状では大規模なイベントなどとてもできないレベルでの進行状況なのではないかと考えられます。
このような状況では製作委員会も活発な宣伝工作を行うことができず、ゆえにプレミア会員制度も一旦休止させておいたほうが良いと判断されたのでしょう。

では次に動くのは一体いつごろか。
個人的には、3199第1章の公開はヤマト誕生50周年を迎える2024年4月が怪しいと考えています。
実際、恐らく1時間程度の作品になるであろう第1章が完成するまでそこまで時間がかかることはないと思いますが、誕生50周年という宣伝効果を考えると、仮に2023年内に第1章が完成しても、その時点でイベント上映を組むのではなく待機させ、2024年に「ヤマト生誕50周年」のキャッチフレーズと共に一気に動き出す気がします

あくまで私の勝手な予想ですが、

1月:3199第1章の公開日告知+特報
2月~3月:PV&各ヤマトイベントで盛り上げ
4月7日:3199第1章公開

といった感じになるのではないかと睨んでいます。
ちなみに公開日が4月7日なのは、この日が「戦艦大和の命日」であり、さらにリメイクシリーズの原点である「2199」の公開日でからです。
「3199」というタイトルから考えてもこれくらい合わせてきても不思議には思いません。
そしてこのスケジュールで考えるならば新しいプレミアム会員制度は2024年1月の「3199第1章の公開日告知+特報」同時に復活しそうですね。

恐らく当面、ヤマトファンにとって非常に辛いヤマトレスび時間になりそうですが、12月に「タイトー LDゲームコレクション」という形で「宇宙戦艦ヤマト」の幻のアーケードゲームがよみがえるなど年末あたりから「誕生50周年」を踏まえての大きな動きがありそうです。
ヤマトレスは辛いですが来るべき50周年に備えて、今のうちにお金とエネルギーをしっかりためておいたほうが良いかもしれませんね

コメント

  1. ジレルの民 より:

    お疲れ様です。
    時折、拝見させて頂いております。

    「3199ヤマト」勝手な推測ですが、資金不足(資金難)で制作はほとんど進んでないと思ってぃます。
    何故なら「博多焼きヤマト」の閉店をはじめ、「2202愛の戦士たち」の酷評。某氏は「2199」より興行収入は上回った!と豪語していましたが、トータル的には2199に及ばなかったのではと思ってぃます。イベントの数、規模、全て2199が上回っています。航空機イベントやプラモデルもガミラスはほぼ発売されました。そして「2205」はわざわざ二部作、 更に「3199」は26話!?
    私がスポンサー役員なら「はぁ〜。」ありえない。です。
    二時間くらいの劇場版ならまだしも。

    「オワコン」に資金援助出来ませんよ。

    私も、いちファンではありますが、余りにも「2202愛の戦士たち」が酷すぎでファンは離れましたからね。

    • yamasiro2202 より:

      ジレルの民様、コメントありがとうございます。
      すみません、ここ1週間リアルが死ぬほど忙しくて管理ができていませんでした(汗)
      頂いたコメントは管理人による承認してから公開される仕組みになっておりますので、反映されなかったのはそれが原因です。
      基本的に明らかな荒しコメント以外は承認する方針を取っておりますので、その点はご安心ください。

      製作が遅れているのは間違いないですが、26話構成というのは企画の段階で通っていると思いますので、完成させる目途は立っていると思います。
      また12月にSEEDの劇場版が予定されていることを考えると、よほどうまく宣伝する自信が無い限り埋没してしまう可能性があるので来年まで大人しくしているのは正しいかもしれません。
      ただそれでもある程度のファンのモチベーションを維持させるための燃料投下は欲しいですね。
      例えば、毎月1回、2205後を舞台としたの短編小説を公式に公開するとか、楽しみを作って欲しい所です。

  2. ジレルの民 より:

    あれ?
    コメントが反映されない。ボツにされたか!?

  3. ABARTH より:

    ご無沙汰してます。ホビーショーでも全く動きがなく、先日のSEED劇場版の告知が来年1月というわけで、ヤマトはそれ以降だと確信しましたよ。下手したら来年秋以降にずれ込むのではと思ってます。プレイベントとして新作プラモデルが発売されるなら何らかの動きが見えるんですけどね。

    • yamasiro2202 より:

      ABARTH様、お久しぶりです!
      コメントをありがとうございます。
      またリアルの都合で返信が遅くなってしまい大変失礼いたしました。
      個人的にはやはり第1章公開はヤマト生誕50周年になる2024年の4月あたりが一番怪しいと思っています。
      その頃であれば劇場版SEEDの熱も沈静化してでしょうし、スポンサーの1つであるバンダイさんもヤマトに力を割く余力が出てくるでしょうし。
      ただ2023年内はあまり過度な期待はで起訴にないですね。
      運がよくて、PV公開までこぎつけたら御の字ではないかと思っています。