皆様今晩は!!
先週のクリスマス・イヴに「2205・後章」の本PVが公開されましたが、ネット上では多くのヤマトファンの方がこのPVについて様々な検証を行っているようです。
そこで私も遅ればせながら今回のPVについて検証してみようと思います。
ただ1分程度の内容ながら非常に濃密な内容なので、正直今回だけですべて検証は出来ません。
そこで当ブログではテーマに分けて数回に分けて考察していこうと思っています。
全何回になるかは決めていませんが、よろしくお付き合いください!
さて、記念すべき第1回は「聖域の正体」についてです。
聖域の正体はテレサ空間へのゲート?
「前章」において、その存在が語られたイスカンダルの地下にあるとされる聖域。
その正体について、私は「魂の保管庫」ではないかという予想しておりましたが、今回のPVでこの「聖域」と思われる場所が描かれ、その正体を推測させるシーンが映されていました。
あくまで私の勝手な予想ですが、イスカンダルの「聖域」とは、テレザートの最深部のような、テレサ空間へと繋がっているゲートなのではないでしょうか。
その根拠は2つ。
まず第1に、ここで発生している現象が、2202・第25話でヤマトがテレサ空間への扉を開くためのコアになった際に、ヤマト動力室で起きていた現象とよく似ているということです。
恐らくこの聖域には、特殊な波動コアが設置されており、それを稼働させることで好きな時に好きなだけテレサ空間の扉を開くことができるのではないでしょうか(原理としては、暴走した波動エンジンのエネルギーがテレサ空間の扉を開いたのと同じ原理です。)
第2に、古代とデスラー総統の前にキーマンらしき人物が描かれていることです。
髪型といい、着ている服といい、この人物が2202で戦死したキーマンであることは間違いないでしょう。
ただ、2202のギムレーのように実は生きていましたという事は無いと思います。
何故なら、流石に死亡状況からみて生還できる可能性は絶対にありえませんし、なによりその後、ヤマトがテレサ空間への扉を開いた際に魂の存在として他の死亡キャラと一緒にヤマトの艦橋に登場しています。
キーマンが死亡していることは間違いなく、それでいてこの場所に彼が存在する理由はただ一つ、この聖域にテレサ空間に繋がるゲートがあるため、魂の存在としてテレサ空間にいたキーマンも顕現できたのではないでしょうか?
ゲートの目的は?
もし、聖域の正体がテレサ空間へのゲートであるとして、何故イスカンダルはなぜそのようなゲートを必要としたのか?
その目的は「永遠」を求めたためではないかと思われます。
今回のPVのなかで「永遠を手に入れても人は幸せになれない」という、スターシャのセリフが流されています。
銀河鉄道999のメーテルを彷彿させるセリフですが、恐らくイスカンダル人たちは、死亡したらその魂は必ずテレサ空間に行くという事に気がつき、聖域にテレサ空間と現世を繋ぐゲートを用意する事で帰り道を作ったのではないでしょうか。
仮に死亡しても、このゲートを通って現世に戻り、前もって用意したクローン体に入り蘇る。
このシステムによって、イスカンダルは事実上の「不老不死」を実現し、「永遠」を手に入れたのではないでしょうか。
ちなみにクローン体さえ用意すれば、死亡した古代守も蘇らせることは可能だったと思います。
しかし、スターシャは上記の「永遠を手に入れても人は幸せになれない」という言葉通り、このような方法で手に入る不老不死にいい加減に疑問を感じていたこと、さらに「CRS」の発動には地球人の魂がコアになる必要になる事を知った守自身が、自らそのコアになる事を希望し、再生を希望しなかったのではないでしょうか。
その為、スターシャはその守の願いを聞き届け、愛する者の魂は再生ではなく保管にとどめていたのかもしれません。
またこの論理で言うと、前章で登場した「サーシャ」は守との間に生まれた娘ではなく、2199で死亡したサーシャ自身である可能性もあります。
この場合、ユリ―シャが「サーシャ姉さま」ではなく、「サーシャ」と呼び捨てにしているのが少しおかしいですが、もしかしたらいうカンダルではテレサ空間から「魂」が帰ってきた時点で、既存の家族関係はリセットされ、
長女:スターシャ
次女:サーシャ
三女:ユリ―シャ
↓
長女:スターシャ
次女:ユリ―シャ
三女:サーシャ
となるのかもしれません。
この場合、生前の記憶はどうなるのかという話になるのですが、肉体年齢で26歳のユリ―シャがスターシャから「幼い」と言われていることを考えると、ユリ―シャとサーシャの魂の年齢は実はかなり若い(高くて10代前半?)なのではないでしょうか。
このくらいの年齢なら、そこまで経験も知識も身に付いてはいない為(そもそも2人ともイスカンダルから滅多に出ないため、知識や経験を積む機会がないのですが)、先に存在するほうが「姉役」を務め、「妹」の面倒をみるという関係になっていてもおかしくはありません。
なお、更に恐ろしい事を考えるならば、ユリ―シャとサーシャはスターシャからみて実は「妹」ではなく、「娘」の可能性もあります。
その為、永遠であるはずのイスカンダル人にしては「魂の年齢」が若いのではないでしょうか。
ただスターシャ自身も定期的に肉体を交換しているため、外見上、そこまで二人と違いがなく、さらに実際に二人を生んだのは交換前の自分であるため2人に「母」と呼ばれることに違和感があって、「姉」と呼ばしていると考えることができます。
昔から憧れていた存在が、3人子持ちの大年増としれば、そりゃあデスラー総統もブチ切れて銃を向けますね(苦笑)
まあ、これは冗談ですが。ww
デザリアムがイスカンダルを欲する理由
デザリアムの正体が、時間断層が残った時間軸の地球であるという仮説に立った場合、聖域が「テレサ空間へのゲート」なら、デザリアムが何としてもそれを確保しようとする理由も納得できます。
まず第1に本国との連絡線がより簡単になります。
これはあくまで予想ですが、この世界線にくるにあたってデザリアム本国はかなり無理をして二つの世界線を結ぶルートを作っているのではないでしょうか?
そのため派遣できる兵力にも限界があり、更にはちょっとでもトラブルが起きた場合は、力の根源である本国の時間断層が消滅してしまう危険性もはらんでいると思われます。
その為、より安全に、安定して二つの世界線を結ぶために、自由にテレサ空間への道を開くことができるイスカンダルは魅力的です。
第2に防衛的な観点です。
現時点でデザリアムが他の時間軸からきた存在であることはばれてはいませんが、もし今後ばれた場合、イスカンダルのゲートを使って本国に攻撃を仕掛けられる可能性があります。
仮にそこまでされなくても、デザリアム世界とこの世界を結ぶルートが破壊されてしまった場合、デザリアムはこの世界に介入する手段を失ってしまいます。
そこで自分たちが作ったルート以外で自分たちの世界に来れる方法を消すためにイスカンダルを確保しようとしているのではないでしょうか。
なお破壊ではなく、確保を第一目標にしているのは前述したとおり、イスカンダルのゲートにはデザリアムにとっても利用価値があり、それが不可能となった場合は、危険を排除しうるという意味でイスカンダルそのものを破壊する事も視野に入れているのかもしれません。
今回のPVでゴルバがイスカンダルを砲撃しているシーンが描かれていましたが、これは「確保不可能」として「処分」の判断が下されたからかもしれませんね。
コメント
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なりました。拙いコメントにもかかわらず返信いただき、ありがとうございました
今回は次元空間がポイントのようですね。
テレサ空間も絡んでくるのは間違いなさそうですし。次元潜航艦がテレサ空間から飛び出してくるようなシーンがありますが、自由に往来ができてしまうなら今回も大活躍してくれそうです。
ビームが全く役に立たないんですが、本星からの遠隔の指示で防いでいるなら、旧永遠にのように相手の本星に行ってコントロールセンターを壊せばどうにかなると。それが全員を助ける術になるのでは。
しかし、古代の「イスカンダルが身を斬ってまで与えてくれたチャンス」とメルダースの「ここまでだ」のセリフが、2202の土方艦長の「神が与えたチャンス」とズォーダーの「ここまでだ人間どもよ」となんかかぶるんですよね。
もう少違った言い回し考えて欲しかったなと。
ここまで来ると、やはりテレサが最強ですね。
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ここに拝見しにこさせていただきたいと考えていますので健康に留意されお過ごしください。
2月4日まであと僅か。コロナも少し大人しくしていてほしいですね。
連続してコメしてしまい、申し訳ありません。
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少し早いですが、良い年をお迎えください。
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kazu様、コメントをありがとうございます
2021年も残すはあと少し
コチラこそ、好き勝手に描いているブログにコメントしていただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
コロナの再流行も気になるところですが、お互い元気に後章の上映日を迎えたいものですね。
あくまで勝手な推測ですが、土門君の「誰もが助かる方法」って失敗する気がするんですよね(汗)
ヤマトⅢでも土門君が亜空間戦闘の知識を買われて負傷した古代に代わってヤマトの指揮を執ることになりましたが、裏目に出て敗北することになりました。
いまだ古代艦長に懐疑的な土門君ですが、自身の失敗で大勢の犠牲を出したことで、古代が背負っているものの一部を知ることになるのではないかと思っています。
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もう少し2021年があるので。
これ、ヤーブがいじっていたものを使って異次元空間に入り、ゴルバの防御システムを破壊し、ヤマトの波動砲で沈める、デスラーは寸前で艦を退避して生き残り。みたいな感じでないかと思っています。違う次元からデザリアムが来たのだとすればですが、次元がキーになりそうと思っています。
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kazu様、コメントをありがとうございます
ヤーブがもたらした技術がゴルバ戦に使われるというのは同感です。
ただPVには不穏なシーンも多かったので、はたして土門が言う「全員を救える」EDになるかはかなり疑問です。
「大人になりたくなかった」の意味は厳しい現実として土門にも突きつけられる気がするんですよね。
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どのフレーズは、デスラーのためにあると思っていました。早く大人になれ=スターシャの自死のため、永遠を手に入れても人は救われないと、デスラーに銃を向けさせるシーン、やはりデスラーが際立出せる設定と思っています。
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kazu様、コメントをありがとうございます
後章のキャッチコピーの意味については以前記事にしております
「2205後章「キャッチコピー」の意味を考えてみた」
http://yamashiro150.blog.fc2.com/blog-entry-767.html
私としてはこのキャッ千コピーはもちろんデスラー総統をイメージしたものであると思いますが、同時に他のキャラクターにも他ののしかかってくるのではないかと思っています。
・アニメ版星のカービィに見えるTBSの思惑?とハルバード
ふと思ったことがあります、これも前に書いたネギまと同じ感覚です。
突発的です。
星のカービィ、マリオと同じく任天堂を代表するキャラクターで知名度で言えばネギまを遥かに超えます。
その分メディア展開もすさまじいものがあり、5年単位でニンテンドー主催の記念イベントが行われたり、カービィの世界観をテーマにしたカービィカフェが各地での期間限定オープンを得て東京、名古屋、博多に常設オープンしたりしました。
と言ってもあのまん丸ピンクの愛らしい姿を一度でも見ればメディア展開云々しなくても誰も忘れられなくなります。
今回紹介するのはタイトルにも書かれている通りゲームの方でなくアニメ版星のカービィについてです。
2001年10月6日~2003年9月27日まで放送されました。
アメリカにおいても海外版が2002年9月14日から放送され無事終了しました。
具体的な内容についてです。
物語から数万年前、宇宙の帝王ナイトメアが自らが作り出した魔獣をもって宇宙征服をたくらみ、それに立ち向かったメタナイト卿を始めとする自由と平和を愛する正義の心を持つ星の戦士達が銀河戦士団を結成して立ち向かったが破れた。
そして時が流れナイトメアを倒すと言われる伝説の星の戦士であるカービィが予定より200年早く目覚めて偶然プププランドに降り立った。
カービィはまた赤子同然なので友達になったフームとブンの姉弟を始めとしたプププランドの住民との暮らしとナイトメアに体よく利用されているデデデ大王が送り付けてくる魔獣との戦いを通じて成長していく物語です。
社会風刺アニメと言われますが笑いあり涙ありの名作中の名作です。
自分リアルタイムで見てました、元々、星のカービィのゲームをよくプレイしてたのもありアニメが放送されると知ったときは感動したのを今でも思い出します。
そしてアニメ版星のカービィなのですが、寄りにもよって放送したのはTBS系列のCBCでした。
ニンテンドー作成ゲームのアニメ化作品では唯一のTBS系列と言われます。
視聴率もCBCが作成したアニメではとても高視聴率を維持すると同時に長期間続いた作品であったと言います。
んで、CBCの親分であるTBS自体はヤマトの版権を持っているのは周知の通りです、といってもカービィの放送当時はまだヤマトの版権を持っていません。
それで本題なのですが、どうもTBSはカービィ放送終了後辺りからヤマト版権を獲得する意思があったのではないかと思ってしまいます。
終盤の第98話において、ナイトメアが自ら宇宙要塞を率いてプププランドに向かっていることがわかります。
銀河戦士団の生き残りであるメタナイト卿はナイトメアを倒すために密かに宇宙戦艦ハルバードを建設していました。
そのハルバードの艦橋で映し出されたナイトメア大要塞の映像が、旧作の白色彗星帝国に何となく似ています。
そして、メタナイト卿はカービィを始め志願者を乗せてナイトメア大要塞に殴り込みをかけます。
殴り込みをかけたはいいがハルバードは轟沈され総員退艦しました。
但しカービィはナイトメアを倒しました。
カービィ達は時限爆弾で大要塞が爆破される直前にデデデ大王がナイトメアから魔獣を送ってもらうためのデリバリーシステムと言う転送システムを利用して無事プププランド帰還してます。
それがアニメ版星のカービィ終盤第98~100話つまり最終回までの話です。
白色彗星に似たナイトメア大要塞、宇宙戦艦1隻で宇宙要塞に殴り込みをかける、どうみてもヤマトを彷彿させるような展開です。
ハルバード自体はアニメ連載前から存在する星のカービィのゲーム「星のカービィスーパーデラックス」で初出演しましたが、ゲームとアニメでは姿形が異なります、そしてアニメ版は何となくヤマトを彷彿させる姿で書かれました。
それと、ハルバードの主砲である重力波干渉砲は第98話における最初の砲撃がどう見てもヤマトのテレサ空間或いは聖域の光の帯を彷彿させます。
但しヤマトとは違いハルバードは無残な撃沈です。
もしかするとアニメ版星のカービィの製作スタッフの中に旧作ヤマト制作スタッフがいて、そのスタッフから教えを受けた星のカービィ製作スタッフがリメイクヤマトシリーズ制作に携わったのかもしれません。
そしてこの作品を評価した結果、TBSはヤマト版権の買収に踏み切るきっかけの一つになったかもしれません。
さっき軽く書きましたがハルバード自体はヤマトのパクリではありません。
ハルバードはアニメ放送の5年前に発売された星のカービィシリーズの星のカービィスーパーデラックスに初めて登場しました。
勿論ハルバードを作ったのはゲーム版のメタナイト卿です、つってもゲーム版の名前に卿はつきません。
自分はスーパーデラックスを年上の親戚にスーパーファミコンとカセット借りてプレイしてましたので今でも覚えています、それから少しして親に新しいのを買ってもらったのはいい思い出です。
この当時のハルバードの姿形はヤマトのやの字もありません、ヤマトっぽくなったのは宇宙戦艦風味に姿形が変更されてアニメに登場した時でした。
一番の証拠として、ヤマトはほとんど撃沈されませんがハルバードはよく撃沈されます、それはもう見るも無残に・・・
以後、カービィシリーズではハルバードはアニメ版とゲーム版の2つの姿の内どちらかがちらほら見かけるようになります。
つってもゲーム版もアニメ版もどっちもかっこよかったので、当時の自分にとって戦艦と言えばハルバードでした。
後に、ゲーム版ハルバードはリメイクされてスマッシュブラザーズXよりスマブラシリーズの常連となりました、勿論カービィシリーズにとっても常連です。
勿論他の作品の例に漏れず、スマッシュブラザーズXのストーリーモードにおいてハルバードは撃沈されます・・・
ハルバードの登場したスーパーデラックスもリメイクされてスマブラに搭乗したハルバードがそのまま登場しました。
途中からハルバード自慢みたいになってしまいましたが、アニメ版星のカービィの放送が終わって早19年、今冬にブルーレイBOXとして発売されると知ったのが今回のコメントを描く切っ掛けです。
自分は懐かしくなって久しぶりに星のカービィを見ようと思い至り、アニメを見返してこの可能性に気が付いて考察を書いた次第です。
もしも気になる場合はアニメ版星のカービィを見てみることをお勧めします。
話自体も中々面白いのでぜひ見てみてください。
ヴェネター級ヒューベリオン様、これまた熱いコメントをありがとうございます!
アニメ版「星のカービィ」は見たことがないのですが、そういう内容なのですね。
情報提供、ありがとうございます。
個人的な見解ですが、この作品にヤマトのオマージュがあったり、製作スタッフが参加していたとしてもそこまでおかしくはないと思います。
ヤマトはガンダムと並びSF系作品に多くの影響を与えているので、実際、この作品にも影響を与えていたのかもしれませんね。
少々興味が出てきたので、個人的にもちょっと調べてみようと思います。
流石にすぐにBD BOXの購入とはいきませんが、機会があったら是非見てみたいですね。