2205で破られるヤマトシリーズのタブーとは?

皆様、こんにちは!
9月23日に行われた「『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-』 完成披露舞台挨拶」では2205本編の先行上映が行われましたが、徹底的な情報封鎖が行われているようで、内容に関する直接的なネタバレ的な感想はほぼ確認できません。
その一方で、「2205でヤマトシリーズのタブーを破る描写があった」という非常に気になる感想が流れています。
このタブーについてはコメントで多くの方から既にご意見を頂いておりますが、私もそれは何かちょっと考えてみました。
結論として私が思いついたのは、「雪の対人戦闘」ではないかという事です。

誰も殺していない森雪

実を言うと、新旧の森雪は白兵戦に巻き込まれている展開は結構多いのですが、彼女が対人戦闘で相手を倒している描写は1度もありません。

旧シリーズの場合、雪はそもそも生活班班長という非戦闘要員ですので、対人戦闘スキルはそこまで高くはないのですが、
・デスラー艦内での白兵戦(ヤマト2・24話)
・「永遠に」におけバルチザンとしての戦い
・ヤマト艦内に進入してきたガルマン・ガミラス兵との白兵戦(ヤマトⅢ・6話)
・シャルバート星でのボラー兵との白兵戦(ヤマトⅢ・24話)

といった激しい白兵戦の現場に居合わせており、彼女自身も銃を持っている姿が描かれています。
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しかしこれらのシーンをよく見ると、彼女自身は銃を持っているだけで、敵に対して発砲しているシーンは一度も確認できません。
一番積極的に白兵戦に参加していた「永遠に」においても、作中での発砲回数は実はゼロであり、アルフォン少尉をはじめとする暗黒星団兵たちは周囲にいた空間騎兵と相打ちになる形で倒されているだけです。

一方、リメイクシリーズにおける雪は旧シリーズの雪と異なり、軍人らしく対人戦闘のスキルを持っている描写が確認できますが、それでも雪が誰かを傷つけたり、殺害するような描写は存在しません。
逆にリメイクシリーズの白兵戦で毎回ひどい目に合うのはむしろ雪自身です。
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シナリオの都合という点もあるでしょうが、ここまでくると雪が誰かを殺傷するというシーンを描くことが1つのタブーになっているように思われます。
2205で破られるタブーとは、この雪に対する扱いなのではないでしょうか?

2205で考えられる対人戦闘

「先行上映会」組が言っていた感想の1つに「2205の雪は非常に男前」というものがありました。
思うに2205での雪は2202ではあまり描かれなかった軍人としての側面が強く描かれると予想されます。
そして、彼女が指揮するアスカは空間騎兵の母艦を兼ねている設定を考えると、雪自身が白兵戦に参加する可能性は十分にありえるのではないでしょうか?

ただこの場合、「2205」前章において白兵戦になる展開はあるのかが少し問題となります
これはあくまで私の勝手な妄想ですが、次の2つの展開ならば十分あり得ると思います

■ガミラス人救出作戦の際に発生


まず一番可能性が高いのは、「ガミラス人救出作戦」にアスカも参加し、シーガルと空間騎兵をガミラス星に送り込んだ場合です。
2202において雪はシーガルの操縦ができる描写が描かれていることから、シーガルの操縦と救出作戦の陣頭指揮のため、雪自身がガミラス星に降り立つ展開は十分にあり得ます。
そこで、救出作戦を邪魔しようとするデザリアムの降下部隊と戦闘になり、雪自身が白兵戦に参加することになるのではないでしょうか?
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■古代を狙う敵との戦闘


もう一つが、可能性は低いですが古代を狙う謎の敵との戦いです。
2205のストーリーには次のような内容が書かれています。

自責の念に駆られながらも、ヤマト新艦長の任についた古代進は、来るべき有事に備えて新クルーらと共に訓練航海に旅立つ。その中に、自分をつけ狙う何者かが紛れ込んでいるとも知らずに。

ここに書かれている「(古代を)つけ狙う何者か」が問題です。
設定上、古代に反感を持っている土門と考えるのが普通ですが、土門の場合、古代に対する反感は全然隠していないので、「自分をつけ狙う何者かが紛れ込んでいるとも知らずに」という表現には当てはまらない気がします。
となると、このつけ狙う人物は土門の他におり、例えば第4話での反乱騒ぎのゴタゴタに紛れて古代を害そうと企み、それを雪が阻止する流れになるのではないか?
上の説と比べるとちょっと無理がありますが、PVで星名が何かを見てびっくりした表情を浮かべているシーンは、もしかしたらその人物の正体に気がついたシーンなのかもしれません
そして、その犯人は「アスカ」のクルーであり、星名からその正体が伝えられた雪が上官としてその人物の排除を行うという流れになると考えるとありかなと考えています。
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ただ散々好き勝手に書きましたが、正直、今回の予想は9割の確率で外れる自信があります(爆)
そもそも前提のタブー自体が全く違うものである可能性が非常に大きいですね。
私には答えが分かりませんが、果たして2205で破られるタブーとは一体何なのか。
真実が判明するまであと1週間です!

コメント

  1. ABARTH より:

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    冒頭14分が公開され来週はもう見ているんだろうと思いますが、タブーについて妄想してみました。既に周知のことですが、旧作では常に一緒だった三人が、艦長という立場になり、雪と真田が離艦し、新たな第1艦橋要員で出航する点ですね。新見に北野、西城、そして山﨑がメインの第1艦橋任務ですね。これに土門が加わってくるので雰囲気がらっとかわるはずです。そして、ヤマトの旅立ちは常に地球や宇宙の危機に際してでしたが、今回は訓練航海を兼ねてのイスカンダル表敬訪問で旅立つことがタブーでしょう。芹沢が同行するのも大使としてですからね。その中でデザリアムとの抗争に巻き込まれていくんでしょう。その際の戦術が変わったかもしれません。ガトランティス戦では必要以上の戦闘は避けようとしてたし、ヤマト自ら積極的に射って出たりはしてなかったように思いますが、ガミラス臣民やイスカンダルを救うために敵勢力を根刮ぎ排除する戦いを積極的にするのかもしれません。結果はいつも敵が全滅するんですがね。

  2. kazu より:

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    芹沢虎鉄が平和使節団としてヤマトに乗艦しイスカンダルに赴く、タブーとなるのはここではないかと思っています。
    ヤマトともにアスカ、ヒュウガが同行しますが、ヒュウガはドレッドノート改級として波動砲(拡散ですよね?)を備えている。
    スターシャに、地球の現状と覇権主義による軍拡をしないことを前提とした波動砲保有国家として認めてもらうということなのではないかと考えています。
    さすがにスターシャも、テレサまで巻き込んでガトランティスと滅びの方舟を葬り去った地球の噂は知らないわけではないでしょうから。
    アンドロメダ級の方が単艦での戦力は圧倒的にも拘らず使わないのも護衛隊と称しているのもその辺りにあるのではないでしょうか。

  3. ABARTH より:

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    ガトランティス戦役の後始末で地球艦艇のみならずガトランティス艦艇もゴレム発動で大量に廃棄されたはずです。中には無傷に近いものさえも。時間断層の内の組立途中の艦艇を使うにしても資材の再利用にはうってつけですよね。さすれば、修理しても使えない艦艇は訓練の標的に、使えるものは無人化の地球艦艇に改造をして再利用するなんてのはタブーじゃないでしょうか?地球規模に見合った戦略の一環に見合ってないかもしれませんが、ガミラスは移住の準備で地球の護衛どころではないはずですからね。少ない資材と予算、さらに短期で不足している艦艇の数を補うには良い方法なんですがね。

  4. GEN-6 より:

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    こんにちは
    世界観のタブー、演出面のタブー、メカ的タブー等があるでしょうが、キャラクターのタブーで考えてみます。
    ヤマト世界のキャラで生き死に、生き返りにタブーはなかったですよね。(むしろ旧シリーズがやり過ぎた)
    それならばキャラの行動面、なかでもメインキャラのタブーはどうでしょうか。
    私は古代と雪の結婚式と考えます。(復活篇は結婚から時が過ぎ、片や民間輸送船、片や艦隊指揮官として完全な別居で結婚生活は事実上破綻という近未来。また完結編のアレはまぁシリーズラストのシメとしてのイメージのようなものでしょうし)
    二人が結婚したら、今後一緒にヤマトの乗組員になることは軍人としてあり得ないでしょう。(2205冒頭時点では未入籍ながら別の艦の艦長)
    リメイクシリーズをこれから続けるとしてヤマトとアスカのパターンか、どちらかが地上勤務か、軍を引退か、それとも主人公完全交代か…
    旧シリーズとは違う顔ぶれなヤマトクルーになるのではと考えます。

  5. 山城2199 より:

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    GEN-6様、コメントをありがとうございます
    また返信が遅れてしまい大変失礼いたしました
    語られていたタブーについていろいろ自分なりの考察やご意見を頂きましたが、前章を見た結果、そのタブーが何だったのかいまだに分かりません(爆)

    個人的にはメインキャラクターである雪と真田が別の艦の艦長となり、ヤマトと行動を共にするという事かなと思っています
    よくよく考えると、これは確かにシリーズ初です。
    ただこれは以前から告知されていた事なので、ことさら本編の感想として出てくるのは少し変なんですよね。

    本当に何だったのでしょうね…?