皆様今晩は!
本日で「ヤマトという時代」公開まで丁度あと1ヵ月!
先週の金曜日には第3弾特典つき前売券の発売も始まり、長く停滞していた流れがようやく動き始めた感じがしますね。
さて今回注目したいのは第3弾特典の中身。
もうご存知の方も多いと思いますが、この第3弾の特典は「『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』の複製原画&設定資料セット」であり、複製原画[古代進]、キャラクター設定画[真田志郎]、メカ設定画[宇宙戦艦ヤマト2205]の3枚が貰えるそうです。
ちなみにtwitter上でこの「第3弾特典は、本来、2205の前売り券用特典だったのではないか」というご指摘をいただきました。
この根拠として言及されていたのは
①今回の設定画が2205で統一されている点
②当初のスケジュールでは「2205の前売り券」が発売されていおてもおかしくない時期であること
という事でしたが、非常に納得できる根拠です。
また「第1弾特典」と「第2弾特典」の販売はわりとスケジュール通りと感じさせる販売であったのに対し、この第3弾は「公開1か月前に急遽用意した」という雰囲気があります。
実際、特典内容も第1弾が「ヤマトという時代のディザーポスター」、第2弾が「ヤマトという時代のキービジュアルポスター」と統一性があったのに対し、この第3弾の特典はかなり異質です。
この理由がこの第3弾特典付き前売り券の販売が当初の予定のない企画であり、「2205前売り券」用の特典を流用して急遽販売されたものと考えたほうが納得できますね。
想像を掻き立てられる真田さんの設定画
さて、少し話が脇にそれてしまいましたがここからが本題です。
今回、特にプレゼントされる3枚のうち特に気になるのはキャラクター設定画[真田志郎]。
先に発売された「2199劇場版BDBOX」と「2202劇場版BDBOX」の特典として付属していた「古代進(2205ver)」設定画と「森雪(2205ver)」設定画と同様に、この設定画にも多くの新しい情報が詰まっており、2205における真田さんの役割を考える重要なヒントになっていました。
昨年12月にアップした「2205における真田さんの役割は?」では、当時入手したばかりのヤマトマガジンの最新情報情報に基づき、2205における真田さんの役割を「探査船団司令官就任」か「真田本人は地球に残り、立体映像でヤマト航海に参加」と推理しましたが、今回の設定画でどちらの説も否定されそうです。
まず「立体映像でヤマト航海に参加」という説は、私自身もこの可能性は少ないと思っていましたが、実際、今回のように制帽まで被った艦長コート姿が描かれている以上、2205では実際にヤマト以外の艦に乗り込み(真田さんがヤマトに乗り込まない事は福井氏に明言されています)指揮を執る流れになる事は間違いなさそうです。
それでは、もう一つの「探査船団司令官就任」という可能性はどうなのか?
コチラの説も今回の設定画で確認できる真田さんの階級章で否定される可能性が高いです。
2205における真田さんの階級は2等宙佐
今回の設定画では、肩の階級章がはっきりと確認することができますが、「V字シェブロンに横線2本」という図柄であることから2205における真田さんの階級は2等宙佐であることが分かります。
歴史的には、「代将」として大佐クラスが小規模な艦隊の艦隊司令官になる事はありましたが、中佐クラスの階級では流石に艦隊司令官としては階級不足です。
また、2205では古代と雪が共に「2等宙佐」に昇進していうrということは、「古代と雪の階級判明!」という記事の中で明らかにしますが、もし同じ艦隊で活動するとなると同じ階級の者が三人いることになり、艦隊指揮権に支障が生じる可能性があります。
まあ現実的には「2等宙佐」の先任である真田さんが指揮権を握る事になりますが、ちょっとやりづらい事は間違いありません。
となると、真田さんが古代たちと別行動をとっていない限り、艦隊指揮官に就任しているという可能性は無さそうです。
2205における真田さんは調査船の船長?
「2205‐新たなる旅立ち‐」が劇場作品として制作されている以上、重要キャラがそこまでバラバラに行動しているとは思えず、基本的に古代と真田さんは同じ艦隊にいると思います。
となると、考えられる可能性は2つです。
1つは2205の真田さんは1艦の艦長として登場し、古代や真田さんの上には艦隊司令となる人物が別にいるという事。
ここで山南さんが登場するという可能性もありますが、2202で地球艦隊司令長官を務めた人物が派遣艦隊の司令官を務めるのはあまりに酷い降格人事となってしまいますので、新キャラが当叙するという可能性が高そうです。
もう1つは、古代君と真田さんでは同じ艦隊にはいるが上下関係がないという可能性。
これは例えば、真田さんは非武装の「調査船」の艦長に就任しており調査全般の権限を有し、古代君のヤマトはその調査船の護衛として護衛艦隊全般の指揮権を有するという場合です。
この場合、真田さんが調査航海全般の責任者である反面、指揮権が及ぶのは自分が指揮を執る調査船だけであり、ヤマトをはじめとする護衛艦隊に対しては直接指揮権を有さないことになり、真田さんと古代君が同じ階級であっても特に問題は生じません。
どちらの説がよりありそうだと言うならば、後者の説がありそうですね。
ちなみに真田さんが指揮を執る非武装の調査船とは何なのか。
もしかしたら以前から指摘されていた真田さんの「銀河」2代目艦長就任説が実現することになるかもしれませんね。
コメント
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2205の真田さんの役割については、ymtetcさんも興味深い考察をされてますよ。
ymtetcさんは『『2205』における真田の役割は、ヤマトに随伴するドレッドノート型空母「日向」の艦長』だと予想されています。
「ヤマトマガジンvol.9」の前田さんが書いている艦長服を着ている真田の絵。その肩についているエンブレムに「HYUG(それ以降は読み取れない)』との文字があるらしいんです。
『そこから想像を膨らませて、日向かなーと考えてみました。』とのこと。
ヤマトにドレッドノート型空母が随伴するとしたら、艦隊戦だけでなくドッグファイトも見られるでしょうし、何より面白そうです。
あと、設定画のヤマトを見たヤマトファン達が「2205のヤマトには主翼が無いんじゃないか?」と不安がるツイートが目立ちますね。自分も確認してみたのですが、確かに主翼のハッチが無いようにも見えます。
ですが、いくら何でもヤマトのアイデンティティーの一つである主翼が無くなることはないと思いますけど…。
どうなんでしょうね……。
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岐阜のヤマトオタク様、コメントをありがとうございます。
>「ヤマトマガジンvol.9」の前田さんが書いている艦長服を着ている真田の絵。その肩についているエンブレムに「HYUG(それ以降は読み取れない)』との文字があるらしいんです。
私も確認しましたが事実ですね!
あそこは所属の艦を差している部分だったはずなので真田さんが乗り込む艦が「HYUGA」というのは恐らく正しいと思います。
やはり2205で登場するドレットノート型空母の艦名なのでしょうか?
仮にそうであるとすれば航空戦艦にその名前を持ってくるのはよく分かっていると拍手したい気持ちです
>設定画のヤマトを見たヤマトファン達が「2205のヤマトには主翼が無いんじゃないか?」
じつは展開翼は無くなる可能性は確かにあるんですよね・・・
これについては改めて記事にしてみたいと思います
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こんにちは。
ところで、「ヤマトという時代」の真田の階級は一佐、「2205」では二佐ということは、「ヤマトという時代」の真田は2205の戦役も含めて回顧していることになるのでしょうか?
ただ、「ヤマトという時代」で「2205」のネタバレはしないと思うので、何か含みを持た上で「2205」に続くといった感じで終わるのかも知れません。
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昨日、西暦2021年の宣伝会議が始まった際に、あらためて予告編を見てみると、冒頭の真田の肩章が二佐に変更されていることに気付きました。公開の延期に伴い日付を変更したものに作り直した際にしれっと差し替えたようですね。ネットを調べてみると、すでにこの変更を指摘している人もいました。うかつでした(真田のセリフ風に)。
しかし、もし、当初の予定通り1月に公開されていた場合、本編では差し替わっていたのでしょうか。
「宇宙戦艦ヤマト」という時代は、設定を時系列的に徹底的に洗い直したということでしたが、こうした作画ミスが起こっていることがちょっと不安材料になります。
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ツバクカンサルマ様、コメントをありがとうございます
予告の階級章は確かわりと早い段階で修正されていたと記憶しておりますので、3月の公開でも修正はされていたのではいかともいます。公開が決まった時点では先行販売のBDの量産も進んでいたと思われますので恐らく内容の変更は無かったのではないでしょうか。
むしろ「ヤマトとい時代」の公開延期は2205の制作に影響を与えたのではないかと思っています。
というのも、スケジュールが後ろ倒しになった事で、製作スケジュールもかなり余裕ができたのではないでしょうか。
その意味では2205の完成度は結構期待できそうです!