本日は73回目の敗戦の日。
毎年この日が来るとなんともいえない悲しい気持ちになります。
それはさておき、今回も「2202第六章回生篇」特報についての検証を続けたいと思います。
銀河に合流する真田さん
ヤマトから退艦する際負傷したのでしょうか?
頭に包帯を巻く真田さんですが、背後にいる新見さんが銀河クルー仕様の艦内服を着ていることから、ここが銀河の第一艦橋であることが分かります。
加藤が銀河が運用する「ブラックバード」に搭乗することからしても、どうやら真田さんたちヤマト脱出組は銀河に合流する展開になるようです。
またこのシーンは、真田さんの「G計画」という呟きから、司令部からの通信か、市瀬航海長あたりからG計画についての詳細を初めて聞いた直後であると思われます。
注目したいのは真田さんの表情。
冷静な真田さんには珍しく非常に怒りに満ちた表情を浮かべています。
これほど怒った真田さんは2199最終話で古代守がコスモリバースシステムを起動させたとき以来ではないでしょうか?
人類救済の最終手段とされる「G計画」についてはまだ詳細は分かりませんが、どうやら相当問題があるプランであるようです。
ちなみに背後の新見さんはかなり複雑な表情を浮かべていますが、これは「先生もやはりそう思いますか?」というG計画に対する困惑が表情に出てしまったのか、あるいは「そう思うのはもっともですが仕方が無いんです」という諦観なのか気になります。
黒いアナライザー登場
どうやら銀河においては艦内服だけではなくすべてが黒基調で統一されているようで、搭載されている自律型サブコンピューターも黒いアナライザーという感じです。
ただしこちらのアナライザーはヤマト搭載の同型機と比べて無機質的であり、「アナライザー」と自称するタイプではなさそうです。
まあアナライザーのような人間味はある意味無駄な機能なので、そのような機能は全部削除し情報分析などにより多くのソースを当てたほうが有意義と判断されたのかもしれません。
ただこれは合理的であるとは思いますが、第二章において真田さん自身が「合理的な判断は一つの武器だが、同時に弱点である」という趣旨の発言をしているように「銀河」という船の危うさを表しているように思えます。
艦長の藤堂早紀さんがどのようなキャラであるのかはまだ分かりませんが、個人的に銀河は最終的に計算外の事態に対応できず退場するという役割になりそうな予感がします。
加藤inブラックバード
銀河に搭載されている艦載機「ブラックバード」で出撃する加藤。
ぶっちゃけ、コスモゼロの色違いですね。
ヤマトマガジンによれば有人機と無人機があるとのことであり、このPVに登場するブラックバードは加藤機以外は無人機であると思われます。
公開されている第六章のあらすじによれば「死に場所を求めてブラックバードを駆る」とありますので、加藤は子供を助けるためとはいえ、ヤマトを沈めてしまった自責の念に耐え切れず、銀河のAIが命じる「合理的な作戦」に従事し戦死という結末を迎えそうですね。
個人的にはどれだけ戦果を挙げようとも、このような結末は無責任な逃走としか思えませんが、加藤のことを考えるならばここで死んだほうがある意味幸せかもしれません。
なにしろオリジナル版である「さらば」や「2」を知っていれば、このあとに月崩壊のイベントがあることは容易に想像できますし・・・。
(続く)