皆様こんばんは!
今回は2202総集編「「宇宙戦艦ヤマト」という時代」の特設ページで公開された年表について非常に気になった点について指摘してみたいと思います。
この年表で私が一番気になったのは「第二次火星沖海戦」の時期です。
この戦いは2199の劇中内で何度か触れられており以下の事実が判明しています
①地球軍の唯一の勝利(ただし戦力の大半を消失)
②この戦い以降、ガミラスは遊星爆弾攻撃に切り替えた
③古代進が戦術長として参戦、沖田艦長の息子が戦死
特に①と②の設定上、私はこの海戦はガミラス戦役の序盤、少なくともガミラスと最初に会敵した2191年から1~2年後の出来事だと思っていました。
しかし今回の年表で「第二次火星沖海戦」はヤマトが就航する1年前、2198年のことであるとされています。
つまりガミラスとのファーストコンタクトから7年間は敗北続きであったにもかかわらず、火星までの宙域は地球軍の勢力圏として維持できていたことになります。
何故圧倒的な科学力を持つガミラス艦隊に対して地球艦隊は持ちこたえることができたのか?
この謎を解き明かすべく、2199本編内における二次火星沖海戦の描写を再確認したところ、そもそもこの年表における設定が2199との描写と明らかに矛盾している事実が判明してしまいました。
第二次火星沖海戦は2192年?
2199第17話「記憶の森から」では、真田さんや新見さんの回想という形で、ヤマト就役前の地球の情報が断片的に語られていますが、その中に第二次火星沖海戦の時期を特定させる描写が2つあります。
まず最初の一つは2192年の回想です。
この時の回想では、真田さんと新見さんの会話の中で、「異星人(=ガミラス)が火星宙域に進出した」と話をしており、さらに、そのあとに会話に加わった古代守が「火星を絶対防衛線にした大規模反抗作戦が行われる」と話をしています。
また、そのあとに描かれた2193年の回想では、地球に対する遊星爆弾の攻撃が始まった事実が語られており、真田さんは「異星人(=ガミラス)は戦略を切り替えたと考察しています
この二つの描写を合わせると、2192年の回想で古代守が語っていた「大規模反抗作戦」がのちに「第二次火星沖海戦」と呼ばれる戦いであり、その戦いの結果、ガミラスは戦略を切り替え2193年から遊星爆弾攻撃を開始したことが分かります。
結論を言えば、2199で設定された「第二次火星沖海戦」は2192年の出来事であり、この年表での「2198年第二次火星沖海戦」という記述は明らかにこの設定と矛盾しています。
他にもある2198年ではまずい理由
また、よくよく考えるとこの「第二次火星沖海戦」が2198年だと設定上非常にまずいことがいくつかあります。
まず第1に、ユリーシャが地球に派遣された理由が消滅します。
ユリーシャは「コスモリバースシステム」の存在を伝えるためにヤマト就航の1年前に地球に派遣されましたが、「第二次火星沖海戦」が2198年だとそもそも遊星爆弾による地球の汚染が発生していないため(繰り返しますが、遊星爆弾の開始は第二次火星沖海戦のあと)、そもそもユリーシャが1年前に派遣される理由がありません。
さらに、古代進は子供の頃に遊星爆弾の攻撃で兄以外の家族を失っており、その事実は2199第14話「魔女はささやく」で描かれていますが、この設定とも矛盾してしまいます。
以上の設定から「2198年-第二次火星沖海戦」という設定はあり得ません。
現時点では単に年表の間違いであり、年表の数字を修正すれば済む話です。
しかし、もし総集編のシナリオの設定がこの年表に基づいて作られているならばちょっと不味いことになるかもしれません。
今回の2202の総集編は非常に楽しみにしていますので、できれば修正できるレベルの間違いであることを祈りたいですね。
コメント
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この年表。私も引っ掛かりました。そして福井氏のコメントです。1からではなく0からの言葉。嫌な予感がします。
リメイクシリーズなのでと割りきれないのです。深読みし過ぎかも知れませんが、2199を福井氏は見ていないのでしょうね。2202の時は仕方ないか。とも思いましたが、今回は、それは通じません。
福井氏流/二代目流ヤマトを作りたいなら、極端に言うならあと30年後にして欲しい。
原作も2199も知らない方が監修ってあり得ないですよ。
ハーロックの二の舞はゴメンですよ。
二代目も二代目で、金に成るならで作ってるよいにも受け取れる。
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山城2199様、こんばんは!
これはもう、森雪の生年月日問題の再来なのでは?
だって、8と3って似てますから。
最初の回想が2192年の後半で、第二次火星沖海戦が2193年の初めで、2度目の回想が2193年の後半なんですよ。
最近、夕方になるとPCの字がにじんで読みにくくって(汗)
きっと、年表をアップした人は、我々と同年代なんですよ(笑)
この年表、色々と気になる点がありますよね。
私のブログでも勝手にタイトルをコラボさせてもらいました♪
何はともあれ、公式から情報が出ると、賑やかになりますね。
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レイ様、コメントをありがとうございます
>2199を福井氏は見ていないのでしょうね。
最低限の設定だけ確認して作品自体は見ていないという可能性は確かにありそうです。
元々福井氏はガンダム愛はすごいですが、ヤマトに対してはそれほどではないらしいのでない話ではありません。
2202の製作スタンスとして、あまりヤマト愛が強くないほうが新しい作品が作れるというものがありましたが(ラムダでは同様のコンセプトでまったく新しいヤマトを作り出すことに成功しているので、あながち間違いではないですが)、2202に限ればあまり成功したとはいいがたいというのが正直なところですね。
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鮫乗り様、今晩は!
コメントをありがとうございます。
また今回はコラボありがとうございます。
「第二次火星沖海戦」の時期についてはyoutubeで非常に興味深い検証動画を見つけました。
これを見て2198年というのもわりとありなのかもしれないと思うようになりました。
この動画については製作者の許可が下り次第、ご紹介したいと思っています。
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私は、山本玲が兄の遺品を受け取るときの彼女の容姿から「第二次火星沖海戦」は2196年後半から2197年前半くらいかなと思っていました、どう見ても10代前半には見えなかったですので。
その為、あの回想時の古代守のセリフにある大規模反抗作戦というのは「第一次」の方なのだろうな、と漠然と思っていました、二度目なら再反抗作戦と表現するでしょうし。
ただ2198年というのはちょっと遅すぎるような、とこの年表を見た時思ったのですが、遊星爆弾の本質は環境改変の為の「ツール」という事に”2202”では設定されたので、そう無理な時期設定ではないのかもしれませんね。
おそらく数十発でもかなりの環境への影響が出てくるのではないかと、改変の初期段階でもイスカンダルが出張ってくるのも当然なのかもしれないですね、地球人類ではどうしようも無いのは明らかな訳ですから。
ところで皆さん”2202”には評価が厳しいですね、私は言いたい事は多々あれど77点は付けられるのですがね(でもやっぱり86点は超えて欲しかった)、26話の最後で何故だか訳も分からない、全てを許せるような感情が湧いてしまったので評価が甘いのかもしれませんね。
そして話は変わりますが動画の紹介許可が下りると良いでですね、では。
PS.公式のテイザービジュアル、しれッとアンドロメダタイプが下の方に追加されている?ようにみえるのですが…。
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2193年頃カ号作戦(第一次火星沖海戦)発動。カ2号作戦(第二次火星沖海戦)が開始され、ガミラス艦隊による地球への直接攻撃を食い止める。以降、ガミラス側は地球への攻撃を遊星爆弾によるロングレンジ爆撃に一本化する。古代の両親と叔父夫婦が遊星爆弾で死亡する。2194年4月1日 – 島が航宙士官候補生学校へ入学
2198年イスカンダルからの1人目の使者が地球へ訪れる
コレ2199版の年表の一部です。
仕事の合間なのでまた、後程(^-^;
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オールドファン様、コメントをありがとうございます。
正直なところ製作当時は、山本兄については「ガミラスとの戦争で戦死した」以上のことは設定されていなかったのではないかと思います。
しかし後になって戦死した戦いを劇中でもっとも触れられている「第二次火星沖海戦」と後付したことによって、設定と描写が食い違うということが起きたのでないでしょうか。
第二次火星沖海戦については分かっていないことが多すぎるので、総集編内でどのように説明されるのか、今は楽しみに待ちたいと思います。
ちなみに私は2202は嫌いではありません。
ただ何というべきか「かゆいところは掻いているのですが、微妙にずれている」というべきか・・・
あと2199は文句なしに友人たちに勧めることができるのですが、2202は勧めづらいというのが2202に対する的確な評価だと思います。
こんにちは。sakuraiです。
”明らかに矛盾している”とか”あり得ません”とか、かなり断定的に語るので気になったのですが「第二次火星沖会戦」って2193年の出来事ですか?
私は(2199の頃から)そうは捉えていなかったので、意外に感じました。
(理由1)
2199第1話の森雪を始めとしたヤマトクルー達の描写。
第1話には「第二次火星沖海戦で艦隊による直接攻撃はかろうじて食い止められました。しかし、その後彼らは攻撃を遊星爆弾によるロングレンジ爆撃に”絞り”」と森雪が子供たちに語るシーンがあります。
また、第1話を見ると第二次火星沖海戦の説明に入る前から遊星爆弾が落とされていて、2193年における真田の考察や各種資料の説明も「遊星爆弾はカ2号作戦後に初めて落とされるようになった」と明示している訳ではありません。
これらの描写を見る限り、「戦略を切り替えた」と言うのは艦隊による攻撃→艦隊+遊星爆弾による攻撃に主戦法を切り替えたと言うように伺えます。
加えて、2話の加藤と篠原の会話、山本明夫/玲 /加藤の写真に写る山本玲の容姿、7話における徳川機関長の「(沖田の手にした家族写真を見つめながら)もう一年ですか」という発言(公式設定資料集[EARTH]P.191には、家族写真の下に沖田艦長が「自らの指揮したカ2号作戦で一人息子を失った」という一文だけが書かれている)等の描写も存在します。
以上の描写を考慮すると、第二次火星沖会戦は2198年に起きていたと考えるのが自然であるように思われます。
(理由2)
ヤマト2199公式設定資料に記された、陽電子衝撃砲への改装時期の問題。
陽電子衝撃砲への大改装は公式設定資料集[EARTH]P.152によると「2190年代後半に行われた」とされていて、2193年時だとガミラス艦に有効な陽電子衝撃砲を装備していません。
物量をもって押し返そうとするも大損害を蒙ったカ号作戦(全記録集vol.1を見ると、この時点で金剛型宇宙戦艦はキリシマのみになった)と違い、26話にて沖田艦長と徳川機関長の会話中「ガミラスの侵攻を何とか遅らせられた」と言われるのがカ2号作戦です。
ガミラスとの戦訓により射撃効率向上のため砲塔と艦橋の一体化を行った金剛型宇宙戦艦(公式設定資料集[EARTH]P.154。改装時期は不明)の例が有りますので、高圧増幅光線砲が無力だったとは言いませんが、カ2号作戦では既存兵器以外の要因でガミラス側が退いたのでしょう。
ガミラス艦艇はワープで瞬時に接近・離脱可能ですから、多少直撃しても傷すらつかない兵器相手ならば遊星爆弾へ付いて回り、迎撃のため徐々に迫ってくる艦隊へ波状攻撃を仕掛け無傷で削り続けることも容易です。(※1)
あの二人の会話に出るほどの遅れを生じたとするなら、陽電子衝撃砲の様なガミラス艦艇を一撃で貫徹せしめる兵器の脅威が生まれ、地球艦隊との艦隊戦を控えるようになったと考えた方が妥当だと考えられます。
(※1)2199の科学考証担当・半田利弘氏の著書で以下の様に書かれることから分かりますが、宇宙空間は極めて広大で障害物がないので地の利などを生かしようが有りません。
――太陽系には多数の小惑星があります。その数は大雑把な軌道がわかっているもので34万個以上、正確にわかっているものだけでも13万個以上にのぼります。このほとんどが主要部小惑星です。なので、単に小惑星というと主要部小惑星だけ指す場合もあります。
これだけの数があるため、主要部小惑星帯は微小な小惑星が密集して雲のように見えるというイメージを持っている人も多いことでしょう。けれども、実際の太陽系は先ほど述べたように予想以上に広大な広がりを持ちます。実際の主要部小惑星帯はどのように見えるのでしょうか?
木星などによる重力の影響で小惑星の分布は一様ではありません。また、分布範囲も火星軌道と木星軌道の間に留まらず、その軌道も同一平面からはずいぶん離れた立体的なものになっています。けれども、典型的な様子を調べるために、ここでは火星軌道と木星軌道との間の同一平面上に一様に広がっていたとしたらどうなるかを計算してみましょう。この場合、小惑星が広がっている範囲は1.7×10^18[km^2]になります。ここに13万個が一様に散らばっているとすると平均間隔は210万kmほどになります。これは地球と月の距離の5倍以上です。つまり、特別に密集しているところでない限り、ひとつの小惑星から別の小惑星が、形がわかるほどの距離で見えることはないのです。
(半田利弘 「図解入門 よくわかる宇宙の基本と仕組み」 秀和システム P.31)
(理由3)
第二次火星沖会戦がガミラス艦隊による直接攻撃を防ぐためというのは、地球側の主観もしくはメ号作戦のような情報漏洩対策のカバーストーリーである可能性。
そもそもですがシュルツを含めガミラス軍(カ号作戦後にしろメ号作戦後にしろ、地球側を惨敗させた後も艦隊で地球を直接攻撃した様子が無い)は、艦隊で地球を直接攻撃しようと考えていたのでしょうか?
また、艦隊を送り込んだところで陸上兵力を展開せねば地下都市群まで制圧不可能(※2)な訳ですが、果たして制圧するに足る戦力数をシュルツ旅団・太陽系攻略軍は有しているのでしょうか?
以下の描写等から判断する限り、太陽系攻略軍には深刻な戦力不足が発生しています。
―――――――――
・2話時点で試製魚雷等の脅威が判明していたはずだが、入渠中か何かで余剰戦力が払底していたのか空母一隻で月面及び地球への威力偵察を行わせたこと。
(バラン星観艦式で上昇してくる『銀河方面第四三空母打撃群』に護衛艦が付いていた辺り、護衛艦を付けない文化が有るという訳ではない)
・3話で浮遊大陸に配備してある戦力が4隻程度と報告されており、毒性植物の実験基地も兼ねる貴重な補給基地にしては少ないこと。
・6話にて冥王星基地配備の防空戦闘機が10~20機程度しか確認できない(コスモゼロに対し一機も迎撃機を上げようとしない)こと。
・二等ガミラス人の義勇兵で構成されるためか、強襲空母一隻の損失報告すら隠さねばならないほど戦力的に優遇されていないこと。
(ドメル時代のコネを用いて、秘密裏に――「臨機応変」を標語とするドメルが、UX-01を無許可で持ち出したように――余裕がある他部隊の戦力を短期間派遣して貰うことは出来そうではありますが)
―――――――――
さらに、陸上戦を行うと想定した場合、コスモゼロの機関砲で撃破可能なサルバー重戦車やデラメヤ級揚陸艦からして艦隊戦の様に圧倒できるのかという問題も存在します。
それらを無視して艦隊戦力で地球を直接攻撃するつもりだったとするのは、さすがに苦しいのではないでしょうか。
尚、メ号作戦の様な情報漏洩対策だったと書いたのは、2198年はユリーシャが地球へ波動エンジンの設計図を届けに来る時期だからです。
この時期にメ号作戦同様、イスカンダル船の来訪を隠すために行われたのがカ2号作戦だったと言うのは大いにあり得る事でしょう。(※3)
その際、一般には「ガミラス艦隊による地球への直接攻撃を防ぐ」「冥王星基地攻略の第一歩として、陽電子衝撃砲をもって火星宙域まで勢力を広げる」等の説明が為された(捕虜経由で暴露する可能性を抑えるため)と想像する事も出来ると思います。
(※2)地下都市の存在は外惑星防衛戦時に捕虜を取られていた場合、ガミラス側が知り得ていても不思議ではありません。
ポルメリア級の対地レーザー砲もヤマト周辺の比較的浅いシェルター位しか撃ち抜けていませんし、艦隊による直接攻撃では惑星表面を破壊できても、地下都市まで制圧するのは難しいと普通は考えるべきではないでしょうか。
(※3)勿論、このような考え方をする場合「なぜメ号作戦だと冥王星宙域まで行かねばならなかったのか?」という謎が生じると思います。
しかし、この疑問については「(カ2号作戦以降)撃ち減らされた艦隊が出せる妨害波の出力では、冥王星基地の近くでないとワープの空間痕跡・次元波動震を自然に誤魔化せなくなっていた」と考えれば、その行動を無理なく理解できるのではないでしょうか。
2199劇中の描写や資料集の情報を整理して考えていくと、
・メ2号作戦時の「ECM起動」という台詞や全記録集・脚本集P.21の「敵のジャミングが強力で…」など電子戦の存在を見て取れる。
・3話など何十億㎞以上離れた木星へワープアウトしたヤマトを探知した冥王星基地(2199脚本集には冥王星基地側からも木星付近で次元波動を観測したとある)の描写が存在する。
・2199のガミラス艦のワープや、ワープのために36sノット出すヤマト(13話にて260sノット前後で航行する魚雷はとても光速の30%も出していた様に見えない)、実のところワームホールを通り抜ければ良い2199のワープ原理からして、ワープに速度はそれほど重要でない。
しかし、メ号作戦においてシェヘラザードは「ship velocity 0.324c/sec」(レーダー上の?送られてきたデータ上の?移動速度や台詞から、これ以上加速している様子は無い)と、ワープには不必要なほど速度を出して移動する描写が存在する。
・次元波動は13話の「次元波動、パターン感知できず」いう台詞や、全記録集・脚本集P.27に「亜空間跳躍エンジンの点火時に発生する次元波動パターン」など、ワープ以外で発生している。
また13話の次元断層用に設定した次元ピンガー(次元震)など、全記録集・脚本集P.129に「亜空間ソナー、タキオンキャパシター、フルチャージ」とあることからタキオンを用いるなら発生するとも言える。
と、言った事が分かります。これらの事から、メ号作戦とは「太陽系内の何処かでワープを行うシェヘラザードの次元波動震を、少数ながら冥王星基地にさせまいとする地球艦隊の作戦だった」と私は想定しています。
無論、「シェヘラザードはその場でワープ準備し、通信も送ってはいけないだろう」と言うことも考えられますが、そこは「次元波動震を誤魔化せれば良く、傍受しにくい指向性の強い通信まで誤魔化さなくても良い(そこまで出力もないだろうし)」「ワープ反応を誤魔化しきれたかも判らないので、出来る限りワープアウト地点から離れようとしての行動だった」とするなら説明が付くと思われます。
・軍事とIT 軍事における情報の保全(1)保全が必要になる理由とは
https://news.mynavi.jp/techplus/article/military_it-283/
・軍事とIT 電子戦とIT(3)ECMとCOMJAM
https://news.mynavi.jp/techplus/article/military_it-103/
以上、これまでに挙げた三つの理由により、私は2199における第二次火星沖会戦を、2193年ではなく2198年に起こった事であると捉えています。
おそらくyamasiro2202さんが記事で述べられた矛盾点も、上記のように説明できるのではないかと思料しますが、いかがでしょうか。
長い駄文でお邪魔してしまいました。Yamasiro2202さんはどうお考えになられたのかお聞かせ願えれば幸いです。