皆様、今晩は。
今回は第22話で大改装を終えたヤマトが単独行動をとっていた理由について私なりの見解を述べてみたいと思います。
まずこの件につきましてコメントをしていただいた方がおりました。
このコメントによれば
①ヤマトと同等クラスの有人艦がすでにないのではないではないか?
②艦隊の指揮権は芹沢が握っており、(芹沢が)ヤマトに好印象を持っていなかったため意図的に護衛艦をつけなかった。
というものでした。
②については非常に面白い見解であるものの、本編中にそれが明確に描かれているシーンは無かったのでなんともいえません。
一方、①のほうは恐らく正解だと思います。
より正確には、ヤマトが改装工事を受けた火星宙域には護衛任務につけるような艦が存在しなかったというべきかもしれません。
第21話で地球防衛艦隊司令部は火星宙域を絶対防衛線と設定し、地球に向けて前進を開始した白色彗星と激戦を繰り広げました。その結末ははっきりとは描かれませんでしたが、劇中で集結している戦力が50%を切ったことなどが報告されている事実を見るに、白色彗星にそれなりの被害を与えたものの(アンドロメダの攻撃で中枢にダメージを受けていることを考えたならば、ワープなどができなくなったのかもしれません)、防衛線の突破を許してしまったものと推測できます。
恐らくこの時点で戦闘可能な艦の大半は最終決戦に備えて地球周辺に集結することになり、ワープなどで移動してしまったものと思われます。
一方、火星宙域に残されたのは地球へのワープができないほどダメージを受けて現地のでの修理を受けることになった艦艇と、それらを守るために残された最低限の護衛艦隊であったのではないでしょうか。
ヤマトは対白色彗星の切り札としてトランジスト波動砲を有している事と、銀河からパーツを分けてもらった事によりほかの艦艇よりも早く修理が完了しましたが、白色彗星の進行速度を考えると他の艦艇の修理を待ってはいられなかった事と、他の修理待ち艦艇の安全を考慮すると残っていた護衛艦隊の戦力を割くわけにもいかず、単艦で地球に向かう白色彗星を追う事になったのだと思われます。
またワープしてしまえば一瞬で地球周辺に集結している艦隊と合流できたので、単艦行動でも問題が無かったということもあるかもしれません。
では何故22話でヤマトが通常航行をしていたかその理由を考えると、恐らく大改装が原因であったと思われます。
完成直後や改装直後の軍艦はある程度の試験航海を経なければ戦力化できません。
恐らくヤマトは白色彗星との最終決戦に備えて試験航海として通常航行をしており、それが終わり次第、ワープで友軍と合流する予定だったのではないでしょうか?
一方、デスラー艦も艦内にいる蘇生体からヤマトが試験航海中であるとの情報を受け取って、足止めを兼ねて待ち伏せしていたのだと思われます。
劇中では説明が無かったため単独行動をとっているヤマトが奇異に思えましたが、このように考えた場合、ヤマトサイドもデスラーサイドも非常に合理的な行動を撮っていると考える事ができるのではないでしょうか?
まあ、これが本当に正解かどうかは分かりませんが、個人的にはこれが正解としておきたいところです(笑)
なお火星宙域で修理を受けている艦艇たちは第7章の後半ぐらいにヤマトに合流しそうな気がします。
2202ではカットされてしまった艦隊行動を取るヤマトですが、もしかしたら第7章で復活を期待しても良いかもしれませんね。
コメント
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こんにちは <(_ _)>
「ヤマトが単艦行動している理由」と言うのは第5章の【愛の宣伝会議】で
チラッと“スタッフ内で議題になった”と語られてますね。
なのでそれなりの理由(屁理屈?)が有るのでしょうが、私は別コメントで
書かれているこぐ様の「ヤマトと同等クラスの有人艦がすでにない」に近く
“元々軍務違反で地球から飛び出したヤマトのシステムは地球連邦防衛軍の
ソレと少々異なっている(銀河のパーツ分けの際は“改修をやっている
時間的余裕は無い””だと勝手に想像してますが…それより
「単艦の方が絵になるんだよ!」で納得してます。(汗)
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Spiegel様、今晩は。
コメントをありがとうございます。
> 「単艦の方が絵になるんだよ!」で納得してます。(汗)
はっきりいえばこれが大正解でしょう(爆笑)!!
でもそれを言ってしまったら身も蓋もないっす(笑)