宇宙戦艦ヤマトシリーズ次回作予想その③

皆様今日は!。
「しんまちTV」様が「宇宙戦艦ヤマトシリーズ次回作」を募集していることに便乗した妄想記事
前回の記事では「転」の物語の概要をアップいたしましたので、今回はラスト、「結」の概要についてまとめたいと思います。

なお前回でも申し上げましたとおり、これからの内容は「こんな続編が見たい」という一点だけを重視して創作した100%私の妄想です!
裏づけなどは一切ありませんのでよろしくお願いいたします。

「結の物語」:宇宙戦艦ヤマト2205~完結篇~概要(全7章構成)

<1章>
時は西暦2205年後半
ガミラスの新しい移住先「ガルマン星」を発見し任務を果たしたヤマトは地球帰還の途上にあった。
イスカンダルを救えなかった悲しみを乗り越え、地球に帰還したら正式に結婚式を挙げようと約束する古代と雪
祝福ムードに包まれたヤマトの前に、先に地球に帰還していたはずの銀河が中破した状態でワープアウトしてくる。
さらに銀河を追うようにワープアウトしてきた謎の黒い艦隊。
辛うじて黒い艦隊を退けた古代は、銀河に乗り込んでいた地球大統領や藤堂長官と再会する。
そして藤堂艦長の口から語られたのは、地球が「暗黒星団帝国ディンギル」と名乗る謎の敵によって制圧されたという衝撃の事実だった。
今ここにヤマトの最後の戦いが始まろうとしていた。

<2章~3章>
銀河と共に太陽系最辺境の11番惑星基地に向ったヤマトは、そこで永倉ら空間騎兵の懐かしいメンバーと再会する。
さらには地球艦隊司令長官の山南が僅かな艦隊(アンドロメダ×1、主力艦×4、パトロール艦×1、護衛艦×8程度)を率いて11番惑星基地に合流を果たす。
だが戦力が集まったのを待っていたかのようにディンギルの大艦隊が11番惑星制圧に現れた。
ドッグでの緊急修理を終えていたヤマトは山南艦隊+11番惑星駐留艦隊と共に迎撃の任務に就く。
友軍艦艇の大半を失うものの、敵艦隊の旗艦を沈めたことで撃退に成功した。
その戦いの最中、敵がサイボーグ兵であること、そして旗艦より脱出した敵の司令官の顔がなぜか自分そっくりであったことで敵の正体に疑念を抱く古代。
果たしてこのディンギルとおいう敵は何者で、どこから現れたのか・・・
全ての謎は地球にあると考えた古代は、亡命政権樹立のため同盟国ガルマン・ガミラスへと向う藤堂や山南らと別れ、ヤマトは地球へと向う。付き従うのはパトロール艦「ヤハギ」ら9隻の護衛艦だった。

ディンギルの警戒をかいくぐり火星軌道にある極秘基地イカルスに向うヤマト艦隊。
かつてガミラス戦役の最中に建造されたものの火星失陥とともに放棄、忘れ去れていた基地だ。
この基地を拠点にし、地球の情報を集めようというのだ。
ガルマン・ガミラスに向わせるために銀河に乗せたはずのサーシャがヤマトに密航していたことが判明し、大騒ぎになるトラブルはあったものの無事イカルスにたどり着くのであった。

地球に潜入するためディンギル艦を鹵獲する計画が立てられた。
偵察艦隊と思われる小艦隊を襲撃し、旗艦の鹵獲に成功する。
捕虜にした敵指令が雪そっくりの女性であったことに驚く古代と雪
女指令に面会した雪に彼女は告げる
「私は偉大なるアンシエント司令の副官、Yu-Kiである」と。
そして雪を見ながら冷酷に告げる
「私以外にクローンがいたとはな・・・」と。

<4章~5章>
鹵獲したディンギル艦に乗り込み、地球へと向う古代・雪・新見・永倉達空間騎兵ら選抜メンバーたち
ヤマトは真田と島の二人が預かることとなった。
Yu-Kiに化けた雪が生体チェックを無事クリアしたことにより地球への侵入を果たす。
久しぶりに帰ってきた地球は、奴隷化した地球人を恐怖で支配する世界となっていた。
一室に拘留していたYu-Kiが脱走したことに危機に陥った古代たちだが、レジスタンスによって救われる
「久しぶりだな、ヤマトの諸君」
旧地下都市に案内された古代たちはレジスタンスのリーダーとなっていた意外な人物と再会する。
旧地球防衛軍副長、芹沢虎鉄
彼はあえて地球に残り、抵抗組織を組織、徹底抗戦を続けていたのだ。
そして彼の口から語られたのは意外な事実だった。
「彼らは時間断層の中から現れている」と。

レジスタンスの協力で再び地球を脱出した古代たちはヤマトへと帰還する。
新たな目標は復活していた時間断層の中。
波動防壁を展開すれば時間断層の中の移動が可能だ。
だが新たな作戦の準備が進められるイカロス内で次々と謎のトラブルや、殺人が発生する。
スパイがまぎれ混んだのではないかと不安に包まれるイカロス
その最中、艦長室の古代をに会いに来た雪に違和感を感じる古代
偶然艦長室にいたサーシャは不思議そうな顔で雪にたずねる
「雪姉さんじゃない・・あなたは誰・・・?」
そう犯人は雪・・・では無く密かにイカロスに潜入していたYu-Kiだったのだ。
正体がばれたYu-Kiiは古代を抹殺すべくその正体をあらわにする
そんな古代を救ったのは本物の雪だった。
サーシャを人質にして逃走するYu-Kii。
辛うじてサーシャのを奪い返すことに成功するも、イカロスから脱出するYu-Kii。
その眼前にはディンギルの精鋭艦隊の姿があった

Yu-Kiの破壊活動は時間稼ぎだった。
古代そっくりの謎の男、アンシエント司令指揮する精鋭艦隊がイカロスに迫る
アンシエント司令が座乗する艦は黒いヤマトというべき艦だった
ブラックヤマト(仮)の波動砲による消滅するイカロス。
だが間一髪で脱出に成功したヤマトはヤハギら護衛艦隊の捨て身の奮戦により包囲網を突破、地球へ一気にワープしたヤマトは一気に時間断層内部に突入するのであった。

時間断層に突入したヤマトはかつての大工場跡地で追撃するブラックヤマトと激しい交戦を繰り広げながら、別の入り口が開いていることに気がつく。
ブラックヤマトを撃破し、一気にそこから飛び出したヤマト。
そして古代たちヤマトクルーは目前の広がる光景に絶句する
それは黒い闇に包まれた変わり果てた地球だった。

<6章~7章>
「暗黒星団帝国ディンギル」の正体
それは「時間断層を閉じない」という選択をした平行世界の地球であった。
この世界の地球は時間断層を使い、ガミラスへの復讐を果たし、唯一の覇権国として宇宙に君臨していたのだった。
しかし波動砲の多用により地球環境は変貌、地球人はサイボーグ化なくしては生きられなくなったうえ、波動砲により開いた空間の亀裂がまもなくこの宇宙に終焉をもたらすことになっていた。
そのため彼らは自分が生き残るために時間断層を使って平行世界の宇宙への侵略を計画していた。
また、アンシエント司令の正体は、この世界の古代進その人であった。
この世界の古代は、絶望により自我を失い、何とか彼を救おうとしていた雪を殺害したことでテレサによって強制帰還、生ける屍ととなっていた彼を「暗黒星団帝国ディンギル」の指導者たちはユリーシャのクローン体であった雪を再び複製し、Yu-Kiとして与えて操っていたのだ。

平行世界の地球人とはいえこのような身勝手を許すわけにはいかないと、時間断層の再度の閉鎖を決意する古代たち。
真田さんの計算によりヤマトを時間断層内部で自爆させればそのエネルギーにより時間断層は完全に消滅するということを知った古代はヤマトの自爆を決意する。

阻止しようとするディンギルの艦隊を波動砲で一掃したヤマトは再度時間断層に突入した。
そのころ、地球はガルマン・ガミラスの援軍と決起したレジスタンスにより解放されつつあった。
実戦部隊の指揮官であるアンシエント司令が帰還せず、時間断層から無限に送られてくるはずの援軍も止まったディンギルの駐留部隊司令部は部下を見捨てて撤退を決意。
しかしそのような卑劣な行為はデスラー総統のデスラー砲によって阻止された。

時間断層に突入したヤマトに銀河が合流する
藤堂艦長によって地球が解放されたことを知らされたヤマトは時間断層を完全に閉鎖するため、クルーたちを銀河へと退艦させる。
だがそんなヤマトの前にブラックヤマトが再び姿を現した。

ブラックヤマトの波動砲を最大出力の波動防壁で何とか防いだ古代は銀河を離脱させると、満身創痍のヤマトでブラックヤマトに挑む。
激しい砲撃戦で共に戦闘力を失ったヤマトとブラックヤマトは艦を衝突させての白兵戦に移行していた。
古代vsアンシエント司令
雪vsYu-Ki
ブラックヤマトの艦内で繰り広げられる同じ顔を持つもの同士の戦い
そして敗北したのは自分を見失った男と愛を知らないクローンだった。

自爆するヤマトのシルエット
消滅していく時間断層

その閉じる寸前、満身創痍のヤマトが帰還する

自爆したのはブラックヤマトだったのだ。
最後の最後に自分を取り戻したアンシエント司令、否、平行世界の古代進はケジメをつめるためにヤマトの代わりにブラックヤマトを自爆させることを選んだのだ。
光に包まれる平行世界の古代進の傍らには全てを許すように微笑む平行世界の雪の幻影があった。

<エピローグ>
快晴の青空の下、教会の鐘が鳴り響く
生き残ったヤマトクルーや、メルダやバーガー(隣には赤ん坊を抱いたネレディアの姿が)といったガミラスの知人たち、さらにはデスラー総統やユリーシャといた国賓たちが見守る中、古代と雪の結婚式が執り行われていた。
式の後、古代とうなづきあうと満面の笑みでブーケを投げる雪
宙を舞うブーケの場面からから地下ドッグで改修作業が行われているヤマトへ
そして
The story is End
to be continue Next Generation
のテキスト

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コンセプト解説

ベースにしている物語は「ヤマトよ永遠に・・・」と「完結篇」です。
また「ヤマトよ永遠に・・・」は初期案である「敵は未来の地球」というのをネタにしています。
以前から私は「時間断層ネタ」は「平行世界ネタ」で使えると思っていましたので、時間断層を通して「時間断層を維持して暴走してしまった地球」と繋がってしまったら・・・というネタが元になっています。

やはり2202では波動砲や時間断層のマイナス面がほとんど描かれていなかったので、あのまま地球が時間断層を持ち続け波動砲艦隊を濫用しまくった場合、どうなったかをしっかり描くべきだと思います(そうすれば反対していた古代君が実は一番未来が見えていたということになりますし)。

ちなみに読んでいていお気づきだと思いますが、この「結」の物語、主要人物は古代君と雪の二人でほぼ話は成り立っています。
世界観の伏線回収は前回の「転」の物語でほぼ終了しておりますし、やはりエピローグに結婚式を持ってくる以上、この二人を完全にメインにおいたストーリーのほうが完結篇として良いと思っております。

また、ヤマトvsブラックヤマトや古代と雪のそっくりさん対決は完全に趣味です(笑)
やはり一度はヤマト同士の戦いは絵として見てみたいですし、平行世界やクローン設定があるなら同キャラ対決というの波絶対やりたいネタですから(笑)

しかし持ったよりも長い記事なってしまいました・・・(汗)
ここまで長々と妄想話にお付き合いくださり本当にありがとうございます!
このシリーズは今回で終了です!!
次回更新はゲール君考察最終回の予定です!
よろしくお願いします!!

コメント

  1. あきらくん より:

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    いつも拝見しております。発想がとても素晴らしいです。このまま脚本ができそうです!ブラックヤマトなんて⁈映像化したらどうなるのでしょうか?

  2. 山城2199 より:

    SECRET: 0
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    あきらくん様、初めまして!
    コメントをありがとうございます!

    > いつも拝見しております。発想がとても素晴らしいです。このまま脚本ができそうです!ブラックヤマトなんて⁈映像化したらどうなるのでしょうか?

    いえいえ、こちらこそ暴走120%の妄想にお付き合いくださり、本当にありがとうございます!
    このような高い評価をいただいたこと、感謝の極み!です。

    ブラックヤマトはその名のとおり、船体の黒いヤマトとをイメージしています!
    メカコレで実際に作ったことがありますがなかなか良かったので、今回自分のネタに混ぜました(笑)
    この意味では小林副監督の批判は出来ませんね(苦笑)