【特報検証①】第1章でヤマトは抜錨するか?

皆様こんにちは!

最新作「REBEL3199」の新キャスト&キャラクター発表が行われていると宣言されている「Anime Japan2024」の開催まであと7日!
今週末には新しい情報が解禁されると思うと今からワクテカが止まりません。

そこで折角ですので、今回から数回に分けて、1月に公開された『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章 黒の侵略』特報を改めて分析し、第1章の内容を予想してみたいと思います。
まず第1回目の今回は「第1章でヤマトは抜錨するか?」という点です。

PV後半において、以下のような岩石を突き破って登場しているヤマトが描かれています。

このシーンは1980年公開の「ヤマトよ永遠に」でのヤマト抜錨とほぼ同じ構図であるため、この作品のリメイクである3199でのヤマトの抜錨シーンであることはほぼ間違いありません。
ただ問題は、このシーンが尺的に第1章で描くことが出来るかということです。

濃密な第1章の内容と第1章の尺問題

実際、現在発表されている情報や特報でのシーンから判断しても

①ボラーVSデザリアム
②デザリアムの地球侵攻
③オペレーションDADによる地球艦隊VSデザリアム
③古代と雪の再会から別れ

と、第1章で描かれる内容はかなりのボリュームであり、さらに第1章はこれまでのシリーズから判断すると、2話構成の1時間程度の尺となります。
果たしてこれだけの濃い内容を描きながら僅か1時間程度の尺でヤマト抜錨まで描き切ることが出来るでしょうか?

また、これはTwitter(現:X)でも指摘されていたのですが、2202では第1章のCMで宇宙を航行しているヤマトが描かれているにもかかわらず、実際に抜錨したのは第2章の「発進篇」であったということもありました。

【参考】『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第一章嚆矢篇 30秒全国CM(リンク先:youtube)

この宇宙空間を航行する2カットは2話から挿入されるOPのカットであったというオチだったのですが、このような前例がある以上、PVでに抜錨しているシーンがあるからと言って必ずしも第1章でヤマト抜錨があるとは確かに言えません。

1980年でのヤマトの抜錨は開始何分?

そこで、リメイク元である1980年版ではヤマトの抜錨は何分ごろに描かれたのか調べてみました。
結果は意外なことに思ったより早く、物語開始から約40分でヤマトの抜錨となりました。

ちなみに、

古代と雪が再会したのは約20分後
英雄の丘に集まったのが25分後
古代と雪の別れは約30分後
イカルス到着が約35分後

となっています。
流し見している時はあまり気づきませんでしたが、リメイク元の「永遠に」でもイベントがすごいスピードで進んでいますね(苦笑)

この流れを再現するならば3199でも第1章でヤマト抜錨まで描けそうではありますが、ネックとなるのはやはり3199の新規部分ですね。
特に地球防衛艦隊vsデザリアムは、1980年版では「ほぼ瞬殺」という形で決着がついていましたが、3199ではわざわざ「オペレーションDAD」という作戦まで用意して備えていたのに元ネタ同様瞬殺になってしまうのか気になるところです。

また、3199では古代が雪へのプロポーズに悩んでいるという描写が描かれることが確定していることから、既にスタート直後から重核子爆弾が地球へと飛来する描写で始まる1980年版とは異なり、3199の序盤は平和な描写で始まると思われます。
このような追加シーンがある事を考えると、1980年版と全く同じ展開ではないとも思えます

それでは3199第1章は一体どのような流れになる可能性が高いか。
個人的に予想してみました。

個人的に予想する第1章の流れ

あくまで私の勝手な予想ですが、3199第1章は次のような構成になるのではないかと思います。

第1話:デザリアムの侵攻から雪との再会まで
プロローグ
天の川銀河系中心部、デザリアムの重核子爆弾を迎撃しているボラー艦隊
ボラー艦隊の攻撃に動じることなく銀河系の辺境に飛び去って行くグランドリバースを、調査のためラム艦長の艦隊が追撃する
Aパート
①銀河で告白の練習をしている古代、その最中、地球に向かうグランドリバースが観測され、銀河も地球へ向かう
②グランドリバースの接近に対し、オペレーションDAD発動
③迎撃に出る地球防衛艦隊だが、その前に複数のゴルバとデザリアム艦隊が現れる
Bパート
①敗北する地球艦隊、グランドリバースが地球に到着し、それと共にデザリアムの地上攻撃も開始
②地球を取り巻くデザリアム艦隊の存在で地球に接近できない銀河は情報収集を開始、一方、古代は艦載機で地球に向かう
③命令書をもって司令部から脱出した雪が古代と再会

第2話:雪との別れからヤマト抜錨
Aパート
①英雄の丘に向かう古代と雪、そして集まるヤマトクルー
②イカルスに向かうため、高速連絡艇の確保に向かう
③高速連絡艇での脱出に成功するものの、雪が負傷し取り残される
Bパート
連絡艇を回収し地球圏から離脱する銀河
制圧される地球、気を失っている雪を発見するアルフォン
イカルスへ到着、銀河を追ってきたデザリアム艦隊を迎撃する為に抜錨するヤマト

【第1章ここまで】

・・・という感じなるのではないかと思っています。
個人的には第1章は古代と雪を中心に描かれ、アルフォンやサーシャといった3199編の重要キャラは顔見せ程度にとどまるのではないかと思われます。

以上が私の考える第1章の大まかな流れです。
もちろん完全に私の勝手な妄想なので、外れる可能性は極めて高いですが、現在明らかになっている情報を踏まえたうえでヤマト抜錨まで描くならば、当たらずとも遠からずではないかと思っています。
皆様はどう思われますか?

コメント

  1. ABARTH より:

    ご無沙汰してます。ようやく動き出した感がありますね。3/24のキャラクター及びメカニックの発表に先駆けて、7月発売としてアスカ級のカラバリセットがラインナップされました。しかも7隻も出るというのですから今から楽しみです。活躍の場は地球奪還作戦や各探査船団の護衛艦として同行するのではないでしょうか。ヤマト抜錨の際はヒュウガと共に同行するでしょうが、艦長不在で誰が代理を担当するかも楽しみです。尚、ヤマト抜錨は第一章が4話構成ならば第4話ではないかと思います。あくまでもプラモデル展開と物語の尺からの憶測ですがね。2205の1/1000はアスカ級のみでしたし、箱替え組み換えでのバリエーション展開は十分予測してましたが、早速の発表はバンダイらしいです。注目なのはヤマト第三次改装型の発売がどのタイミングかです。第二章の上映が年内にあるはずなのでそれに合わせてくるはずです。いきなり第一章で見せるより、まずは新装備や改装点を真田さんが色々解説する段取りが必要なのでそれ抜きの抜錨はありえないでしょう。それを受けての抜錨なので3話で発進シークエンス、イカロス崩壊で、4話にて全容を見せるという流れか。
    ギミックに関する秘密があるなら、物語の後半用に2回前期と後期に分けて発売される可能性もあり、プラモデルの解説にどこまで書かれているか先の展開まで示唆する内容になるでしょうから対デザリアムと対ボラーで付属パーツ組み換えてくる可能性もあります。因みにメカコレでの展開予想は、ヤマト、無人艦2隻とコスモハウンド、コスモパイソン、新型デスラー艦、アスカ級、ヒュウガ級くらいでしょうか。1/1000展開は待望のパトロール艦、護衛艦、ヒュウガ級くらいでしょうか。詳細が判明したらまた予想してみます。

    • yamasiro2202 より:

      ABARTH様、お久しぶりです!
      コメントをありがとうございます!
      日曜日は予想以上に情報が公開されて嬉しい悲鳴を上げているところです。
      ただ、精査すればするほど、今回公開された情報では第1章のメインストーリーに関わる情報が少なく、ほんのイントロ程度でしかないという事実に驚愕しています。
      福井氏によれば3199は過去最大の情報量になるとおっしゃっておりましたが、その言葉は決して嘘では無さそうですね。
      アスカ7隻に関しては私なりの予想もありますが、それは近いうちに記事にまとめたいですね。
      ちなみに5月末にはヤマトマガジンの新号が出るらしいので、その辺で第1章に関する情報が出そろうのではないかと思っています。