巨匠・松本零士先生逝く・・・

命というのは、たかが何十年の寿命で終わってしまうような、ちっぽけなものじゃないはずだ。
この宇宙いっぱいに広がって、永遠に続くものじゃないのか?
俺はこれからそういう命に、自分の命を換えに行くんだ。これは死ではない!

「さらば宇宙戦艦ヤマト‐愛の戦士たち‐より」

皆様こんにちは。
もうご存じの方がほとんどであると思われますが、本日2023年2月20日、松本零士先生が二度と還らぬ永遠の旅に出られたことが発表されました。
85歳という御年を考えれば近い将来必ず来るであろうと思ってはおりましたが、やはりその時が来ると非常にショックです。
特に来年の2024年はヤマト誕生50周年であるので、松本先生にも元気にそのお祝いの時を迎えてほしかった・・・(涙)
銀河鉄道に乗られて旅立たれた松本先生に心からのご冥福と、旅の安全をお祈り申し上げます。

ちなみに、現在、ネットニュースなどで松本先生の訃報を知らせるニュースが流れていますが、そのほとんどで、以下のように著作として「宇宙戦艦ヤマト」の名前が挙がっているのが少しうれしかったです。

「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」など宇宙や冒険をテーマにした壮大なSF作品で知られる漫画家の松本零士さんが今月13日、急性心不全のため亡くなりました。85歳でした。

「宇宙戦艦ヤマト」の作者が松本先生であるかは、意見の分かれるところであり、ここではあえて述べません。
しかし、松本先生がいらっしゃらなかったら「宇宙戦艦ヤマト」が50年近く経過した現在でも人気を得る作品にならなかったのもまた事実。
これを機に、松本先生を故・西崎Pと並ぶ「宇宙戦艦ヤマト」の原作者の一人として次回作「3199」のOPクレジットに明記していただけると嬉しいですね。

最後に松本先生、これまで本当にお疲れ様でした。
先生は旅立たれてしまいましたが、先生が残されたものは、間違いなく新しい形で次代へと引き継がれていくと思います。
ゆっくりと銀河鉄道の旅を楽しまれてください。

コメント

  1. l.okamoto より:

    以前にイタリアで松本先生が体調を崩されてから何時かこの日がやって来るのでは?と思いましたがついにその日が来てしまいましたか・・・・・
    今は静かに松本先生のご冥福を祈りたいです。
    BS12の日曜アニメ劇場の枠で銀河鉄道999シリーズとわが青春のアルカディアが放送された事もあって、私の心の中では松本零士先生はけしてオールドタイマーではありません。
    松本先生は酒と珈琲を深く愛された方ですので、先生ゆかりの酒やビールや珈琲で献盃するのもいいかもしれません(コーヒーで献盃というのは変ですが)
    私は呉市の珈琲店の「海軍さんの珈琲」で献盃しましたが(器はヤマト2199の女性クルーのマグカップ)気のせいかいつもよりもほろ苦く、ほんの少し塩辛い味がしました。
    余談ですが呉市の珈琲店の店名を英語にするとコーヒーショップ「プレアデス」になります。
    プレアデス・・・・・何という偶然でしょう。

    • yamasiro2202 より:

      l.okamoto様、コメントをありがとうございます。
      いつか遠くない日にくると私も覚悟しておりましたが、ヤマト生誕50周年まであと1年となった今年にその日を迎えることになるとは本当に悲しいです。
      ただ悲しいと同時に、松本先生は己が作り出したキャラクターたちと同様、悔い無き一生を終えて旅立たれたのではないかとも思っています。
      本当にお疲れさまでした。
      今は静かに心からのご冥福をお祈りいたします。

      >余談ですが呉市の珈琲店の店名を英語にするとコーヒーショップ「プレアデス」になります。
      これは知りませんでした。
      呉にはちょくちょく行っているのですが今度呉旅行をするのなら是非行ってみたいですね。

  2. ヴェネター級ヒューベリオン より:

    まさかお亡くなりになっているとは知りませんでした。

    フランスの方ではビートたけしと同じく勲章を授与されたこともあり著名な日本人であり各社が朗報を伝えたと言います・・・

    • yamasiro2202 より:

      ヴェネター級ヒューベリオン様、コメントをありがとうございます。
      正直、今でも信じられない思いがあります。
      とはいえ、この現実を受け入れ前に進んでいかねばならないのだと思います。

      本日のTwitterで次のような投稿をなされている方がおられました。

      「時は流れ 先生は消えてゆく
      少年の日が二度と還らないように
      先生もまた去って還らない
      人は言う
      松本零士は僕達の心の中を走った青春という名の列車だと
      今一度万感の思いを込めて汽笛が鳴る
      今一度万感の思いを込めて汽車が往く
      さらば先生
      さらば大漫画家松本零士
      …そして 僕達は大人になる」
      老頭児商会(ロートルショウカイ)(@getachan1)様のツイートより抜粋

      松本先生の訃報は本当に青春の終わりと告げる汽笛だったのかもしれませんね。

  3. 勘助 より:

    私からも御大に御礼を。

    おっしゃるように、
    なにかクレジットがはいり、
    再び 二人のヤマト になればいいですね。

    • yamasiro2202 より:

      勘助様、コメントをありがとうございます。
      14日の公式イベントで松本先生への黙とうも行われましたし、次回作の元ネタになる「永遠に」は特に松本先生との関係が深い作品なので、本当にそうあって欲しいですね。
      個人的には来年は旧劇場版シリーズのイベント上映とかもやって欲しいです。