むらかわ版第9巻の見どころ紹介!

皆様こんにちは!
むらかわ版2199の最新刊である第9巻の発売日まで遂に1ヶ月を切りました。
昨日は遂に9巻の表紙が公開!

第9巻のクライマックスであるバラン星突破作戦時のヤマトをイメージしたものでしょうか?
非常に格好良いですね!
正直、表紙だけで終わらせるのはもったいないイラストだとおもいます。
ぜひクリアファイルなどのグッズに転用して欲しいですね~
最新作「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の公開はまだ先になりそうですし、その分、グッズ展開とかで盛り上げて良いと思うのですが。
もうちょっと公式さんには頑張って欲しいですね

さて今回は折角ですので個人的に推す第9巻の見どころをご紹介したいと思います。
実際に9巻を読んだ時の楽しみを減らさないために、なるべくネタバレなしで書いてありますが、どうしても一部ネタバレが入っております。
それも嫌だという方はここで回避をお願い致します。
また9巻の見どころ自体はここに挙げたもの以外にもありますが、あくまで個人的に特に注目したい4点を選んでおります。
異論は当然あると思いますがどうぞご了承ください。

①沖田艦長から語られるイズモ計画の真実

イズモ計画派の決起で混乱する艦内を復活した沖田艦長が一喝するシーンで終わった前巻8巻。
最新刊である9巻では、混乱を沈める為に「イズモ計画」の真実が沖田艦長の口から語られます。
アニメ版では「イズモ計画」についてはほとんど深堀りされることなく、何故、堅実なイズモ計画ではなく、不確定要素の多い「ヤマト計画」が優先されることになったのかがいまひとつ分かりにくかったですが、このむらかわ版では「イズモ計画」の真相とその業の深さがしっかり描かれることで、「ヤマト計画」が地球にとっては本当に最後の希望であったことが分かる構図になっています。

あくまで個人的な感想ですが、むらかわ版の「イズモ計画」は実写版ヤマトのイスカンダル行きに近いものがあると思っております。
劇中では詳しく語られてはいませんでしたが、細かい補足を追加した実写版ヤマトのノベライズ版ではヤマトのイスカンダル行きは、その成否自体はあまり関係なく、「ヤマトがコスモリバースシステムをもって帰還してくるかもしれない」という希望を持たせることで、地球人類に安らかに終焉を迎えさせたい・・・という目的があったことが語られています(無論、その計画を立案した沖田艦長自身は、コスモリバースシステムの存在を信じており、最後まで地球を救うという希望を捨てていませんでした)。
むらかわ版「イズモ計画」も、実は地球人類が生き延びることそれ自体が重要ではなく、あくまで「自分たちが死んだ後も人類は存続する」という希望を持たせることで、胸を張って死んでいけるようにしようとしていたのではないか。
その意味では、「イスモ計画」の根底にあるのは一種の諦めであり、「最後の1人になっても諦めない」とする沖田艦長が一貫して「イズモ計画」に否定的であったのも当然です。

なお、このイズモ計画の真相が語られる際の回想で登場する芹沢さんも見どころの1つです。
僅かなセルフでの登場ですが、彼もまた純粋に地球の事を考えていたことが分かり、沖田艦長とは別の形で地球や人類に対しての責任を果たそうとしていたことが分かります。
沖田艦長と芹沢さんは考え方の違いから対立こそしていましたが、その根底にある地球に対する想いは互いに理解し、尊敬していたのかもしれません。
もしむらかわ先生が2199の連載のあとに2202のコミカライズを手掛けるとしたら、波動砲計画は「(たとえ沖田の意志は踏みにじろうとも)沖田が守った地球を守る」という純粋な想いから生み出されたという設定になるのかもしれませんね。

ちなみにこの改装では地球の決戦兵器としてある兵器の存在が語られますが、これは単なるむらかわ先生のサービスなのか、それとも「REBEL3199」の伏線なのでしょうか?
むらかわ先生自身が2202以降からアニメ本編の制作にもガッツリ関わっているだけに、その際に聞いた「REBEL3199」の設定を輸入した可能性は十分にあります(時期的には2202時点での続編の設定と思われますので、その後、アニメの設定の方が大きく変わった可能性はありますが)
それだけにたった1コマの登場ですが、あの決戦兵器の描写は気になりますね。

②雪の正体判明

ある意味で、第9巻の最大の注目点がこの雪の正体判明。
このブログでも何度も取り上げておりますのでもうご存知の方も多いと思いますが、アニメ版ではいまだにぼかされている雪の正体が、むらかわ版でははっきりと明らかにされます。
連載時は公開後、少ししてからこの部分がまるまるカットされての再アップという珍事が起きており、この際、むらかわ先生が「単行本収録時には復活する」と明言していましたが、果たして本当に復活するのか気になるところです。

この正体については賛否あるようですが、「アニメ版とは異なるストーリーとなる」と明言しているむらかわ版において、この雪の正体は重要な伏線になってくると思われますので、もし復活するのならば、この設定が今後、どのように使われるかが個人的には非常に楽しみです。
「むらかわ版」の今後の展開については以前アップした「むらかわ版2199の新章はどうなる?」のなかで予想しておりますが、やはり今後は雪周辺の物語が一番変わってきそうですね。

③連載時と異なるバラン星突破作戦

第9巻でまったく予想できないのがバラン星突破作戦です。
というのも、10月に届いた「ヤマトマガジンvol.15」のに掲載されていたインタビュー記事の中で、連載版から大分書き直したと明言されています。
元々むらかわ先生が描きたかったものの連載時においては断念せざるを得なかった部分(時間が無かった?)を、今回単行本収録の際に本来の構想に戻したとのこと
大筋は変わらないとは思いますが、ヤマトマガジンで公開されていたカットだけでもかなりド派手な展開になっているようなので、果たしてどのような作戦として描かれるのかとても楽しみです。

ちなみにヤマトマガジンで紹介されていたカットは亜空間ゲートから飛び出すヤマトを見て驚愕するゼーリック達コマでしたが、うん、あんなものが亜空間ゲートから飛び出してきたら言葉を失いますわww
一体何を見てゼーリック達は驚愕したのかは、単行本をお楽しみに!

④接近する古代と雪

「むらかわ版2199」ではオリジナル要素として古代と雪が接近していく様子を非常に丁寧に描いておりますが、9巻においてもその描写は健在。
ネタバレになってしまいますが、9巻のラストがアニメ版のように第1艦橋で皆でマゼラン銀河到着を喜ぶシーンではなく、2人の密会であるところに「むらかわ版2199」が古代と雪の関係をいかに重視しているかが分かります。

個人的に興味深いと感じたのは、【雪の正体】を知ってもこの2人の態度が全然変化していない点。
流石に真田さんから真実を聞かされた時には、古代は驚き、雪は激しいショックを受けていましたが、雪が短期間で立ち直ったのは、自分と接する古代の態度がほとんど変わらなかった点が大きかったのではないかと妄想させられます。
自分が純粋な人間ではないと知った上でもなお、普通に接してくれるとしたら、これは確かに惚れます。
8巻までの雪は自分が古代に対して抱いている感情ははっきりとはわかってはいなかったようですが、恐らく9巻の時点で雪は古代に対する行為を明確に自覚したのではないでしょうか。
以前、むらかわ先生は、雪について今後、少しダークな面も出てくると書かれておられましたが、それは恐らく「愛」を知ったからこそ出てくる負の部分であり、玲との関係でそれがハッキリと描かれそうで少し楽しみです。
個人的には「訓練」の名目で雪と玲が直接想いをぶつけあう展開(昭和アニメでの殴り合いでスッキリする展開)が描かれても面白いのではないかと思っていますが、さてどうなるでしょうか?

他にもボルゾン王の意味深な発言や拘束された星名君(と藪)など、いろいろ今後の展開が気になるむらかわ版2199
今度発売される9巻は様々な伏線が1つに集約していく序章として非常に重要な巻であると思っております。
9巻を読んでから改めて1巻から8巻を読み返すると、その時には気づかなかった伏線が出てくるかもしれませんね。

ところで、せっかくの新刊発売なのですからヤマトクルーで特典付きの通販とかやって欲しいですね。
例えばイベントで配られた宣伝用クリアファイルと表紙のクリアファイルのセット販売などすれば、間違いなく需要があると思います。
私のようにイベントに参加できず宣伝用クリアファイルを入手できない者も一定数いるので、そう言った者達の厩舎意図しても是非ヤマトクルーさんにはやっていただきたいものです。
あと個人的に希望したいのは1巻から9巻までの再販
8巻までは読み返ししすぎでかなりボロボロになっているので、9巻発売を契機に1巻から新品を揃え治したいと思っています。
ヤマトクルーさんから特典付きの全巻セットとか出してくれると嬉しいですね~

コメント

  1. shoho より:

    はじめまして。
    私も福岡在住のヤマトファンです。
    むらかわさん版ヤマト9巻の情報ありがとうございます!
    このブログを拝見するまで知りませんでした。

    それとアクロス福岡でのYAMATO meets Classicsのチケットが発売されましたね。
    私はすでにチケット買いましたが今からとても楽しみです!

    • yamasiro2202 より:

      shoho様、初めまして!
      コメントをありがとうございます
      おお、shoho様も福岡の方ですか。
      同じ地の同志に出会えてとても嬉しいです。
      YAMATO meets Classicsのチケットは私も購入いたしました!
      来年2月ですが今からとても楽しみにしています。
      その頃には3199の情報も公開されていることを期待したいですね。

  2. YAMATO 1964 より:

    むらかわ版2199の第9巻が昨年発売されていたことを今知りました。f(^_^;
    週末、書店に行ってきます。
    在庫がなければ取り寄せてもらうしかないですね。
    8巻発売から5年強、むらかわ版2199エピソードをもう読めないのかと諦めておりましたが、連載再開とコミックス発売がされていたことをうれしく思います。(^^)

    • yamasiro2202 より:

      YAMATO 1964様、コメントをありがとうございます。
      コメントが重複しておりましたので、気当た方は削除させていただきました。
      よろしくお願い致します。
      いよいよ最大の戦闘、七色星団戦篇が始まりましたが、むらかわ先生独自の設定もいろいろ入ってきて、本当に続きが気になりますね。
      コロナに感染して体調不良という話を聞いておりますが是非1日でも早いご回復を心よりお祈りしたい気分です。