本日は西崎義展氏の命日

皆様こんにちは。
本日、11月7日は「宇宙戦艦ヤマト」の生みの親ともいうべき西崎義展氏の命日です。
今から11年前の2010年11月7日、西崎氏は会社所有の船から転落により75歳の生涯を閉じられました。
氏の生涯を取り扱った「「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男」を読む限り、色々と問題の多い方だったようですが、この方がいなければ現在の形での「宇宙戦艦ヤマト」は存在しえなかった。
これを考えると、氏は間違いなく一代の快男児であったと思います。
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氏は最後まで「宇宙戦艦ヤマト」の復活を信じていたと言われていますが、残念ながら氏が最後に手掛けた「宇宙戦艦ヤマト復活篇」は興行的に大失敗に終わるなど、生前中にはついに氏の望むような復活はかないませんでした。
しかし没後11年後の現在、リメイクシリーズの最新作「宇宙戦艦ヤマト2205‐新たなる旅立ち‐」は大ヒットし、公開当時は「失敗作」と酷評された「復活篇」もその前日譚というべき『宇宙戦艦ヤマト 黎明篇 アクエリアス・アルゴリズム』が高い評価を受けことで再評価の動きがあります。
果たして今のヤマトを状況を見たら故・西崎氏はどのように思われるか。
大満足するか、あるいは自分が関わっていないことに憤慨するか・・・
ちょっと気になるところですね。

コメント

  1. ABARTH より:

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    ヤマトの原作者訴訟で松本零士氏争ったことが、残念でなりません。ガンダムはあれだけの広がりを見せたのにヤマトはこの訴訟のお陰で一気に私物化され、楽しみにしていたグレートヤマトが観られなくなったことが残念でなりません。二人の原作者が各々の想いで作り上げたヤマトを同時上映したらどうだったか?そろそろ訴訟結果の見直しをされたらいかがでしょうかと西﨑甥にはお願いしたい。

  2. 山城2199 より:

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    ABARTH様、コメントをありがとうございます。
    2202の頃、養子殿と松本御大は一緒にお酒を飲みに行ってヤマトについてあれこれ語り合う程度には関係が修復しているという話を聞きましたが(ソースはヤマトーク)、現時点ではまだ松本版ヤマトの展開は難しいようですね。
    ただ、新作のヤマトイラストが描かれるなど以前よりは確実に状況が良くなっているので、近い将来、ヤマトを題材にした新作を見ることができる日が来るかもしれませんね。
    個人的にはヤマト放送50周年になる2024年に何らかの展開がある事を期待したいです。

  3. L.岡本 より:

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    没後に功と罪の両面を問われる西崎プロデューサーですが・・・
    日本サンライズ製作のアニメ「ザ・ウルトラマン」放送当時にとあるマスコミの質問「もし、ヤマトとウルトラマンが戦えばどちらが勝つと思いますか?」との質問(というよりは愚問)に西崎プロデューサーは今で言うマジレスで答え「もちろん勝つのはヤマトです」という回答をされました。
    普通に考えて身長40m~60m程度のウルトラ戦士に超弩級戦艦のヤマトが敗北するはずが無いと思うのですが。
    (こんな事を書いている私ですが長年のウルトラシリーズのファンであります)
    まるで大喜利のネタのような質問をよりによって西崎プロデューサーに振るインタビュアーこそが野暮の極みであると思う私です。

  4. 山城2199 より:

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    L.岡本様コメントをありがとうございます
    また返信が遅くなってしまい大変失礼いたしました。
    まあ「ザ・ウルトラマン」は「宇宙戦艦ヤマト」の影響を非常に受けた作品ですから(何しろ主人公の声が古代進と同じ富山敬氏)、そういう質問が出るのも仕方が無いかと。
    ちなみに似たような例としてガンダムの原作者であられる富野由悠季氏にも「ヤマトとホワイトベース、戦ったらどちらが強いか」という質問がされたことがあったそうです。富野氏は「波動砲さえ使わさせなければホワイトベースが強い」とおっしゃられていましたが、ファンの考察では太陽系内での運用が限界のホワイトベースと星間航海が可能なヤマトでは技術レベルが違い過ぎると言われています。
    この指摘がごもっともですね(苦笑)