劇場上映記念セレクションに異議あり！

皆様今晩は！
今週15日公開予定だった「『宇宙戦艦ヤマト』という時代」は、やはりというべきか、公開延期になってしまいましたね。
まあ、コロナの再蔓延により東京を中心として「緊急事態宣言」が再び出されてしまった以上、これは最良の判断だったと思います。
現時点で上映日は未定ですが、コロナの流行が落ち着き、舞台挨拶などが何の気兼ねもなく開催できるようになってから改めて上映していただきたいですね。

上映記念セレクション放送エピソード公開

さて本日（正確には昨日ですが）、TOKYO MXにおいて『宇宙戦艦ヤマトという時代』劇場上映発進直前SP特番が放送されたそうです。
流れてくる情報を聞く限り、この特番内で『宇宙戦艦ヤマトという時代』の本編に関する目新しい情報は特に無かったみたいですね。
一方で、来週から再開する上映記念セレクション放送」の放送エピソード一覧が公開されました。
選ばれた放送エピソードは以下の通り。

このセレクトは『「宇宙戦艦ヤマト」という時代』のディレクター、佐藤敦紀氏がTVシリーズ『2199』＆『2202』の全52話から選んだそうです。
個人的に2202の方のセレクトは概ね首肯できるセレクトだと思います。
強いていうならば、第6話「死闘・第十一番惑星」が抜けているのが残念ですが、2202編に与えられた枠が6話という制限がある以上、これはやむを得ないですね。
一方で、2199編のセレクトに関しては、今回のもも悪くはないのですが、個人的には異議ありです！

もし私が放送済みの第1話「イスカンダルの使者」を除き、残りの5話をセレクトするとしたら、
第3話：木星圏脱出
第7話：太陽圏に別れを告げて
第13話：異次元の狼
第17話：記憶の森から
第18話：昏き光を越えて
あるいは
第3話：木星圏脱出
第7話：太陽圏に別れを告げて
第18話：昏き光を越えて
第19話：彼らは来た
第20話：七色の陽のもとに
ですね。

エピソード選定理由

私が上記のエピソードを選んだ理由は以下の通りです（今回選ばれたものは除く）。
■第3話：木星圏脱出
ヤマトの魅力がふんだんに詰まったエピソード
浮遊大陸におけるガミラス艦隊との闘いや波動砲の初使用など見所が満載。
また冒頭のキリシマとの別れはシリーズと押しての屈指の名シーンの1つだと思います。

■第7話：太陽圏に別れを告げて
赤道祭エピソード
ヤマトクルー各人の性格や背景、人間関係の描写が非常に魅力的。
また沖田艦長と徳川機関長との会話で「第二次火星沖海戦」が触れられるなど、『「宇宙戦艦ヤマト」という時代』を見るうえで見返したいエピソードその1！

■第17話：記憶の森から
個人的には2199の全エピソードの中でトップクラスに好きなエピソードの1つです。
雪の過去やユリ―シャの正体が判明する（雪の正体は明言されませんでしたが）重要回。
また『「宇宙戦艦ヤマト」という時代』のキーパーソンである真田さんの主役回であることもポイントが高し！
真田さんの回想は『「宇宙戦艦ヤマト」という時代』を見るうえで見返したいエピソードその2！

■第19話：彼らは来た
七色星団戦を放送するなら後編の20話だけを選んじゃダメでしょう！
七色星団戦は絶対に19話・20話を連続して見なければならないエピソードだと思います。

しかし今回、2199を自身でセレクトしてみて思ったことは、2199はセレクトは非常に難しいという事でした。
今回は『「宇宙戦艦ヤマト」という時代』の宣伝であるという事を軸にしてエピソードをセレクトしましたが、正直、5話～6話の「第二次メ号作戦」エピソードや、第24話「遥かなる約束の地」、第26話「青い星の記憶」あたりも入れたかったです。
恐らく2199に関しては、人によって選択するエピソードが異なるのではないでしょうか？
それだけ2199には魅力的なエピソードが多いという事であり、改めて2199の素晴らしさを痛感させられますね。