祝!復活篇公開11周年

皆様今晩は!
本日12月12日は「宇宙戦艦ヤマト復活篇」の公開日です!
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今から11年前の2009年12月12日、ヤマト復活作品の第一弾として全国公開されました。
公開当時、作品としての評価は低く、また興行収入から見ても大失敗だったものの、この作品が無ければ2010年の「Space Battle Shipヤマト」や2012年「ヤマト2199」が誕生しなかったのも事実!(いずれもヤマト復活篇に合わせて企画された作品ですので)。
その意味ではコンテンツとしての「ヤマト」を復活させた作品であったと思います。
もっとも、当時御存命だった西崎Pの思惑では「復活篇」がド本命で、「Space Battle Shipヤマト」や「2199」はオマケに過ぎなかったようなのですが、本命がコケて、オマケであった「2199」の方が大ヒットしてしまったというのは何とも皮肉ですね。

ちなみに私個人のこの復活篇に対する評価はだいぶ変わっています。
公開当時はすさまじく低評価でしたが(映画館で見ている時に早く終わらないかなと思っていたレベル)、2012年に発表された「ディレクタ―ズカット」版で「不満はあるがこれはこれで悪くない」となり、現在では「アクエリアス・アルゴリニズム」の内容を踏まえて再構成すればかなり面白い作品になるんじゃないか、となっています。

この様に変わったきっかけとしてはやはりヤマトマガジンで発表された「アクエリアス・アルゴリニズム」で、復活篇の世界観や古代の事情が判明したことが大きいですね。
正直、復活篇本編を見ていると、「復活篇」の舞台となった西暦2220年の宇宙の情勢や、主人公である古代の事情がさっぱり分からないので、「なんでこうなっているの?」という事の連続でした。
完全な後付けとはいえ、「アクエリアス・アルゴリニズム」を読んでから「復活篇」を見直すると大分印象が変わります。
是非、「アクエリアス・アルゴリニズム」は単行本化して欲しいですね。

また、「復活篇第二部」の制作が発表されて久しいですが、そろそろ新情報が欲しいところ。
私個人としてはヤマトのヒロインである雪が行方不明のままでは落ち着かないので、最悪でも古代との再会まではしっかり作品化して欲しいと思っています。
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ちなみに行方不明の雪が今後、どのように復活篇のストーリーに絡んでくるかについては、
①別宇宙でメッツラー達に囚われている
②記憶を失っており(あるいは洗脳)、敵として古代たちの前に現れる
③別宇宙で帰る方法を模索している(地球を取り戻すために別宇宙にやってきたヤマトと合流)
④デスラー総統に保護されている

という可能性を考えていますが、実際はどうなるか‥‥
個人的には②の展開になれば面白いと思うのですが、「アクエリアス・アルゴリニズム」の最終話を読むと④の展開もありかなと思っています。

なにはともあれ「復活篇」の続編製作が実現する事を大いに期待したいですね!

コメント

  1. オールドタイマー より:

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     私は大概のヤマトは二度以上鑑賞しているのですけれど、一回見てギブアップしたのは無印復活編が初めてですね、オリジナル「宇宙戦艦ヤマト」「さらヤマ」「2199」「方舟」「2202」なんてどれも5回以上は観て居るのに。

     まあ見るべき所も有った事には有ったのですが「さらば」以降の悪癖、”主要キャラかそれに近いキャラを殺しておけば感動(視聴率)が稼げる”というのが露骨に出たのにプラスして、ヤマトを特別扱いするためにヤマト以外の味方(敵も)を無能に描く、というのも加わりました、更に同じ世界なのにキャラデザ変わりすぎ、音楽も効果音も違う、というのも有りました。

     DC版で如何にかまあ見れるレベルにはなってくれたのが救いなのですが、「2199」と比べると今五つくらい劣るのですよね。
     出来ればDC版を下敷きにして始まりの、オリジナル「宇宙戦艦ヤマト」の世界観を基にアクエリアスアルゴリズムを加えての再映像化を希望したいですね、更にそれに続く形で続編が出たら最高なんですけれどねぇ、序に「2520」のつづきも描いてくれないかなあ。

  2. 山城2199 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    オールドタイマー様、コメントありがとうございます!

    私も無印の時は見ていて本当に苦痛でしたからね。
    正直に言えば「ヤマト、マジで終わった」と思ってしまいました(苦笑)
    その後、DCを見た時は「意外に面白いな」に変わりましたので、この点に関しは小林副監督は本当に良い仕事をしたと思っています。
    2202では酷評されてしまった小林副監督ですが、もしかしたら2199よりも復活篇の方が小林副監督のカラーに合っていたのかもしれませんね。

    >出来ればDC版を下敷きにして始まりの、オリジナル「宇宙戦艦ヤマト」の世界観を基にアクエリアスアルゴリズムを加えての再映像化を希望したいですね

    同感です
    西崎Pが本来考えていたのは「DC」の方らしいので、続編が制作される場合はDCの方がベースになると思っています。
    まあこちらの方が真帆ちゃんとかが生存していますのでその意味でも嬉しいですね。

    2520は続編ではなく1から作り直したほうが良いと思っています。
    ただ制作会社が倒産したおりに資料が散逸してしまったそうなのでそれも難しいでしょうね・・・(汗)

  3. 通りすがりの○○だ より:

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    オリジナル版とDCの印象の差は歴然なのですが、連合軍側の艦のSEはそのままでよかったんじゃ…と思うのは自分だけでしょうか?
    例えばエトス艦がガミラス艦と同じ航行音である必要はないように思います。

  4. 山城2199 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    通りすがりの○○だ様、コメントをありがとうございます。
    >例えばエトス艦がガミラス艦と同じ航行音である必要はないように思います。
    あれ、そうでしたっけ?
    正直、エトス軍は早々に退場するのであんまり記憶に残っていないのですよね(苦笑)
    ただご指摘の通りエトス軍とガミラスが同じSEであるとしたら、それは制作サイドのお遊びなのかもしれません。
    なにしろエトス軍の司令官であるゴルイ提督はあの方と同じ声ですから(笑)