皆さま今晩は!
本日12月8日は真珠湾攻撃の日です。
84年前の本日、南雲機動艦隊から発艦された攻撃隊が米太平洋艦隊の拠点である真珠湾を攻撃したことで大平洋戦争が開戦しました。

この攻撃で戦艦だけでもアリゾナ、オクラホマの2隻が沈没、ウエストバージニア、カリフォルニア、ネバダ、テネシー、メリーランド、ペンシルベニアの6隻が大破~小破の損傷を受けました。
結果を見る限り、主力艦をたたくという一応の目的は果たしたといえますが、この真珠湾攻撃がもたらした影響を考えた場合、明らかに悪手だった気がします。
歴史にIFはないとは言いますが、もし当初の計画通り、遠征してくる太平洋艦隊を迎え撃つという戦略を変えなかった場合、この戦争はどのように推移していったか気になるところですね(最終的に敗北するという結末は変わらないとは思いますが・・・)
さて、今回はアリゾナ繋がりで、3199第3章で、アリゾナが新都のドッグに停泊していた理由について考察してみたいと思います。

アリゾナが新都にいた理由
この点について、第3章のパンフレットにおいて以下のような説明がされていました。
北米地区で建造ののち、試験航海を兼ねて新都に移動。南部重工のドックにて最終艤装が行われている最中であった。
ただここで疑問なのは、試験航海のゴールが北米管区のドックではなく新都のドッグであり、しかもそこで最終艤装が行われることになったのか、という点です。
一般的に、試験航海の出発とゴールは同じ場所であり、しかも最終艤装も建造されたドッグで行われるものです。
何故、アリゾナは最終艤装は新都のドックで行われることになったのでしょうか?
考えられる理由としては、時間断層を失った後の地球防衛軍は、船体の建造自体は各管区のドックで行っていたものの、波動コアの量産を始めとする、波動関連技術に関しては中央(=極東管区)が独占する極秘技術としており、各ドックで完成した艦は、通常エンジンで新都に移動、そこで初めて波動コアが組み込まれて波動砲搭載艦として完成する流れだったのではないでしょうか?
実際、波動砲艦はその存在自体がヤバい兵器であり、中央の管理下を離れて各管区が好き勝手に量産を始められてはとんでもないことになります。
波動砲艦の保有及び運用は地球連邦政府直属の中央軍というべき「地球防衛艦隊」の専権事項であったとしてもそこまでおかしな話ではありません。
アリゾナが新地球防衛艦隊総旗艦?
また、考えられるもう一つの理由として、アリゾナがヤマトの後任として地球防衛艦隊総旗艦に選ばれた結果、母港が北米管区から新都に変更になった可能性です。
3199第1章BDの劇場先行販売の特典としてついていた「メカニカル読本(地球篇)」によれば、65護衛隊解散後、ヤマトは一時的に地球防衛軍総旗艦となっていたようですが(正式に総旗艦として運用されたわけではなく、その後の方針が決まるまで司令部が預かるための一時的な任命と思われます)、ヤマトの退役後、後任の総旗艦には各州が保有する艦がノミネートされ、アリゾナやプリンス・オブ・ウェールズなどの名前が挙がっていたとされています。
これはオペレーションDADによりヤマトが隠匿される前の話ですので、おそらくその後、総旗艦はアリゾナに決定したことで、演習航海を兼ねて新都まで航行し、到着後は、総旗艦として必要な設備の追加などの改装工事を新都にある南部重工のドックで受けていたのではないでしょうか?
どちらの説でもアリゾナが新都にいた理由として説明がつきますが、個人的には後者のアリゾナが地球防衛艦隊の総旗艦に就任した説を推したいですね!
ところでアリゾナはともかく、プリンス・オブ・ウェ‐ルズやビスマルク、ノーウィック等は3199で登場するでしょうか?
プリンス・オブ・ウェ‐ルズは名前だけは出てきているのでこの世界線でも存在していることは確実ですが、ビスマルクとノーウィック等は存在しているかも微妙なところ・・・
私としては少しだけでも良いので登場してほしいところではありますが・・・・

