皆さま今晩は!
最近すさまじく暑い日々が続いていますが皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私自身はこの暑さに加えて残業続きで先週は完全にバテ気味の1週間でした。
まあ、上長によればここまで忙しいのは今週までらしいのですが・・・
本当かどうかは分かりませんが、流石にこのままでは体がもたないので本当であって欲しいですね(苦笑)
皆様もどうぞこの暑さに負けぬよう元気にお過ごしください!
さて今回は少し間が開いてしまいましたが、デザリアムに「マザー」と呼ばれる存在が複数存在するのではないかという疑いについて、前回の「【第3章考察・補足】マザーは複数存在する理由①」で紹介した「マザーは支部長」という説とは別に、私が考えているもう一つの説をご紹介したいと思います。
こちらの説では、現在登場している「マザー・デザリアム」はズバリ「影武者」であるという可能性です。
現在登場しているマザーは影武者?
この説に立つならば、本物の「マザー・デザリアム」は何らかの理由ですでに死亡していると考えられます。
ただその事実はデザリアム上層部や直属の部下たちのみが知る機密として秘匿されており、彼らはAIで作り出した「マザーデザリアム」の疑似人格を影武者として用いてデザリアム自身の国是というべき「デザリアム教(仮)」による全銀河の宗教的支配を押し進める一方で、本物の「マザーデザリアム」の復活を目指して密かに行動しているのではないでしょうか?
そしておそらく「2205」での惑星イスカンダルの移送及び波動エネルギー技術の確保と「3199」でのCRSをはじめとする「イスカンダルの欠片」の確保は基本的に本物の「マザーデザリアム」の復活を目的に行われていた作戦ではないかと思われます、
このように考えると、第3章でのアルフォンやランベルのマザーに対する反応が前半と後半で大きく違うのも納得ができます。
前半の彼らの態度は「本物のマザー」に対する態度であり、そのため言動も経緯に満ち溢れ、マザーの復活にも関わってくる重要な作戦でもあった事から作戦遂行にも意欲的でした。
一方で後半の態度は「偽物のマザー」に対する態度であり、おそらくは真相を知る彼らにとっては「疑似人格の影武者風情が偉そうに」と言う想いが強いことから、「マザー(偽)」の命令にも反抗的で作戦そのものにもそこまで積極的になれなかったのでしょう。
そして、このことはデザリアムの幹部たちと「マザーデザリアム(偽)」の間に微妙な思惑のずれが生じ始めているとも考えられます。
自我を持ち始めた影武者
これはあくまで私の完全な妄想になりますが、当初は本物のマザーデザリアムの人格を正確にコピーした影武者として動いていた「マザーデザリアム(偽)」ですが、それなりに長い時間が経過し、AI自身が様々な学習を積み重ねていったことで本物のマザーデザリアムとは異なる自我が生まれ始めているのではないでしょうか?
実際、第3章でマザーが立案したヤマトとガミラス軍を対立させる作戦は一歩間違えればヤマトが撃破され、ヤマトに搭載されている純粋波動コアそのものを失わせる危険性がありました。
あれほどまで「イスカンダルの欠片」の確保に固執していたデザリアムがこのような作戦を実行するのが少々おかしいと言えます。
しかしその理由が作戦を立案した「マザーデザリアム(偽)」自身が自我を持ち始め、「本物」の復活につながる行為の妨害に入っているとするならば非常に納得できます。
恐らく「マザーデザリアム(偽)」は本物のマザーデザリアムの復活を阻止することで自身が本物に成り代わろうとしているのではないでしょうか?
そしてアルフォンやランベル達はその「マザーデザリアム(偽)」の野望には気づいてはいないものの、「随分変な命令を出してくるようになったな?」と少し訝しんでいるというのが第3章での状況では無いかと思われます。
アルフォン達は離反する?
一部のファンの間からデザリアムとの共存ルートの可能性がささやかれていますが、もしこの説が正しいとするならば、物語後半でアルフォン達が「マザーデザリアム(偽)」から離反する展開は十分にあり得ます。
あるいは完全な離反とはいかなくとも、「マザーデザリアム(偽)」の暴走を止めるためにアルフォンが雪に対してオリジナルと似た展開で「グランドリバース」の秘密を教える流れになるのかもしれません。
いずれにして次の第4章で物語自体大きく動きそうですので、そこで「マザーデザリアム」の思惑も明らかになってくるかもしれませんね。