【第5章予想】あらすじから見る第5章予想

皆さま今晩は!
今回は第5章特報と11月14日に開催された公開された「第5章のあらすじ」をから第5章の内容について考察してみたいと思います。
今更感は強いですし、12月に入ればおそらく新情報も公開されると思いますので、今回の予想はおそらく短命なものになると思いますが、第5章あらすじの整理がてら、このような解釈もあり得る程度の軽い感覚で読んでいただければ幸いです。

ディガブラス戦は2回ある

第14話 「暗黒ガス雲突入! ウラリアの魔女を追え!!」のラストでヤマトが接触した中間基地「ディガブラス」ですが、おそらく次回の15話では「ディガブラス」の破壊には至らず、ヤマト(とゼランダル)は一時撤退し、改めて戦力を整えたうえで17話あたりで本格的な攻略作戦が展開されるのではないかと思っています。
そのように考える根拠は3つあります。

まず一つ目はあらすじの中にある「波動砲すら無効化する巨大要塞に、ヤマトとガルマン・ガミラスの連合艦隊は苦戦を強いられる。」という一文があることです。
14話ラストの時点で「ディガブラス」に接触したのはヤマトと大破したゼランダルの2隻であり、この陣容を「連合艦隊」と表現するのはいささか誇張が過ぎます。
逆に言えば、こう書かれている以上、「ディガブラス」攻略戦は「連合艦隊」と呼ぶにふさわしい戦力で行われると考えるべきであり、そうであるならば、15話で即座に「ディガブラス」の破壊に成功するとは思えません。
おそらく、15話ではヤマトとゼランダルの撤退戦が描かれることになり、ヤマトが殿となって「ディガブラス」+ゴルバ×2と交戦、その間、大破したゼランダルは離脱に成功。
その後、ヤマトは波動砲で攻撃を試みるも効かないことを知って、ヤマトも緊急ワープで離脱を図るのではないでしょうか。
特報内での「ここで全滅するくらいならば…」という古代のセリフは、波動エンジンが凍結+ゴルバからの猛攻にさらされている中で、「緊急ワープ」を行うという判断につながるセリフ(この状況でのワープは危険だが、ここで全滅するよりはまし)なのではないかと思います。

二つ目は、これもあらすじ内にある「再び古代の前に姿を現すアルフォン」という部分。
この部分で「ディガブラス」攻略戦の最中に古代とアルフォンが直接対峙することが確定しましたが、今回のヤマトと「ディガブラス」の接触は、デザリアムにとっても予想外であり、いくら何でもアルフォンがすぐに「ディガブラス」まで来れるとは思えません。
ということは、この再会はヤマトが再び「ディガブラス」にやってくると分かっている2度目での時に描かれるイベントであると考えるのが妥当です。
おそらく、ヤマト側が「ディガブラス」攻略戦のために大規模な連合艦隊を編成するのに対し、デザリアムもグロデーズ率いる艦隊を配置して鉄壁の防衛網でこの連合艦隊を迎え撃つ展開になるのではないでしょうか?

三つ目は、メタ的な理由ですが、15話のサブタイトルから考えて、15話のメインエピソードは地球から戻ってきたガミラス帰還船団の救助作戦であり、尺的にも「ディガブラス」の破壊やアルフォンとの再会を描くのは不可能です。
予測ですが、Aパートで緊急ワープで「ディガブラス」からの逃走に成功し、Bパートでたまたまワープした先の近くの宙域で帰還船団がボラー艦隊に襲撃されているのではないでしょうか?
帰還船団からの救援要請、あるいはヒュウガの通信をキャッチし、ヤマトが現場に急行するのではないか。
特報でヤマトがボラー艦隊を背後から攻撃できたのも、ヤマトがボラー艦隊を帰還船団を挟む形でワープしてきからだと考えると納得です。

アルフォンは真実を知らない?

今回のあらすじで一番気になったのは、

そのさなか、再び古代の前に姿を現すアルフォン。
雪という縁に導かれながらも、異なる未来を信じ、相容れぬふたりが目撃する、ディガブラスの真実とは──!?

という部分です。

これ、普通に解釈すると、アルフォンもディガブラスの真実を知らないのではないでしょうか?
もしかしたら、アルフォン自身も「自分たちが1000年後の地球人」ということを本気で信じており、これまでの彼の言動もそれを前提にしていたから自分では嘘をついている気はなかった。
しかし、ディガブラスの真実を知った結果、アルフォンは初めて自分の考えや行動に疑問を抱くようになるのではないか?
いわば、ディガブラスでの再会は、古代は自身の行動が間違っていと確信する一方で、アルフォンは「自分たちの行動は正しいのか?」と悩むようになる、とこれまでの古代とアルフォンの立場がそっくり入れ替わるのではないかと思います。
おそらく次章で雪もまたアルフォンの傍らから離れると思いますが、これも古代とアルフォンの立場が逆転した象徴になるかもしれませんね。

ちなみに、これでアルフォンがデザリアムを裏切るかといえば、それはないと思います。
これはあくまで私の勝手な予想になりますが、ディガブラス戦でランベルが戦死(元ネタ的にディガブラスか、ゴルバの爆発にグロデーズ艦隊が巻き込まれる)することで、デザリアムも信じられないが、それはそれとしてヤマトを親友の仇として狙うようになるのではないか。
オリジナル版「ヤマトよ永遠に」でもアルフォンは、雪に情報は教えるが最後まで敵として立ちふさがる、というスタンスでしたが、3199でもこの路線は維持されると思います。

第5章でのボラーの役割は?

あらすじで一切触れられていないボラーですが、おそらくボラーは、第5章でガルマン・ガミラスと一時休戦し、代わって地球(デザリアム)への本格的な攻勢を開始すると予想します。
特報で、ラムがベムラーゼと謁見しているシーンがありましたが、おそらくラム(とラジェンドラ号)は、ディガブラスの真実を知ったデスラー総統から「対デザリアムのための休戦」を求める内容の親書を持たされるという形で解放され、某総督のア案内でベムラーゼ首相と謁見するのではないでしょうか。
ベムラーゼとしてはデスラー総統のガルマン・ガミラス帝国とはいずれ雌雄は決さねばならないと思いながらも、より危険度が高く、何よりもボラー国内でのエネルギー問題の原因となっているデザリアム対策を優先し、この休戦を呑み、かわって、現在、デザリアムと同盟を結んでいる地球への本格攻勢を開始するのではないか。
第5章のサブタイトルである「白熱の銀河大戦」は、もしかしたらボラーVS地球を意味しているのかもしれませんね

ちなみに、アリゾナやプリンス・オブ・ウェールズといった艦は、このボラーの本格攻勢に対する防衛戦力として投入され、おそらくオリジナルシリーズでの「ヤマトⅢ」のように最終的には失われると思います。
アリゾナファンには申し訳ないですが、この展開はストーリー的に重要です。
というのも、現在の地球はデザリアムという後ろ盾を得た結果、何でも自分たちでやっていけると調子づいた状況です。
ここで地球に冷や水をぶっかけて冷静にされるためにも、アリゾナといった主力艦を失い、敗北が濃厚になっていくことで「もしかして自分たち、ヤバいことをしていた?」と気付かせる展開になるのではないか。
オリジナルでは何となく沈んでいたアリゾナですが、こういう展開ならば、アリゾナの喪失も納得できる展開になると思います。

第5章の流れ予想

ここまでの情報から、私は第5章は以下のような流れになるのではないかと予想します

15話:ディガブラス初戦&帰還船団救出作戦
   地球パート(アルフォンと雪の別れ?)

16話:ラムがデスラーの親書を持ってベムラーゼに謁見、ボラーとガルマン・ガミラスの休戦成立
   ベムラーゼが地球への宣戦布告と全面攻勢を命じる
   地球パート(雪が南部たちと合流)
   ヤマト・ヒュウガ・ランベア+αによるヤマト・ガルマン・ガミラス連合艦隊編成

17話:ディガブラス攻略戦(航空隊による内部からの破壊が立案?)
   ディガブラス内で古代とアルフォンが再び対峙
   ディガブラス陥落、ゴルバ&グロデーズ艦隊を巻き込んで全滅(別行動をとっていたアルフォンのみ脱出に成功)

18話:地球とボラーとの全面戦争開始
   戦争勝利のためにデザリアム化がさらに進む地球
   ヤマトに地球の現状が伝わる(地球からの通信があるか、あるいは雪たちが合流?)
   ヤマト、二重銀河へ

【補足】
・某総督は帰還船団の攻撃中にヤマトの奇襲攻撃で降伏、ラムと一緒に解放される(第4章のアクリルスタンドでラムとセットだったことが伏線?)
・正直、第5章での雪の行動は読めません。アルフォンのもとから去るのは確定だとは思いますが、その後は地球に残留するのか、あるいは離脱するのかが不明。
・波動エンジン凍結下でのワープが、二重銀河へと至る方法になる可能性大(波動コア臨界状態のヤマトと逆の感じなっているのが意味深)

現在、予想できるのはここまで。
続きはおそらく12月の上旬に公開されるであろう続報に期待したいですね。