3199最新情報分析①キャラクター篇

皆様今晩は！
もうご存知の事と思いますが、本日、最新作『ヤマトよ永遠に REBEL3199』の特設ページが公開され、制作資料が一挙公開されました。
https://starblazers-yamato.net/3199/
資料の一部は4月に届いたヤマトマガジンの最新号で先行公開されていましたが、初めて見る資料も多くこれだけでテンションが上がりますね！
そこで今回はこの資料の中で特に「キャラクター」に焦点を当てて分析と考察をしてみたいと思います。

私服姿のヤマトクルー

まず気になるのは、真田さん、南部、相原、太田が私服姿で描かれていること。
勿論彼らもし服を着ることはあるでしょうが、ことさら彼らが私服であるということは、デザリアムの地球侵攻が行われた時、彼らは休暇中で基地にいなかったという設定なのかもしれません。
ただ逆にいえば、基地にいなかったおかげで彼らはデザリアムの奇襲攻撃で捕まったり戦死することなく、ヤマトに逃げこむことが出来るのかもしれませんね。
あるいは、脱出する際に軍服だと目立つので私服に着替えるという流れなのかもしれませんが、いずれにしても、彼らの私服姿は逃走中の格好なのではないかと予想します。
一方、気になるのは制服姿の島。
ただこの格好は軍服ではなく、民間の制服っぽいので、もしかしたら3199の島君は民間会社に転職しているのかもしれません。
実は2202の小説版で島君は民間輸送会社の航海士として引き抜きにあっており、軍をやめて転職しようかと迷っているくだりがあります。
3199では転職し、民間の輸送船の航海士を務めているのかもしれません。
そして、地球からの脱出には島君が操縦するこの輸送船になるのではないでしょうか？
オリジナル版では大統領の脱出艇が使われていましたが、冷静に考えるとこの展開は少々無理があります。
さらにいえば、デザリアムの奇襲攻撃は当然、軍施設や政府施設が真っ先に狙われることになりますので、逆に言えば民間の施設なら優先度が低いため、脱出するチャンスはあります。
デザリアムの奇襲から逃れたヤマトクルー達は英雄の丘で一度合流し、そこから島君の伝手を使って民間船で脱出する流れになるのではないでしょうか？

2人の少年の正体は？

この2人組の少年はヤマトマガジンにも掲載されてはおらず、恐らく今回が初公開となる設定画だと思われます。
ただこの2人の正体は結論から言えば島君の弟である島次郎と、故・加藤と原田の一人息子である翼であることはほぼ間違いないと思います。
翼君は2205の時にチラリと登場しましたが、今回の設定画とほとんど外見が変わっていません。
一方、島次郎は2199以来の登場になりますが、2202の小説版で中学生になったことが書かれていますので、2202の時点で13歳と計算した場合、3199の舞台となる2207年では18歳。
大体この設定画の外見と一致する事になりますので、左のキャラが島次郎だとしても矛盾は生じません。
ちなみにあまり接点のなさそうな翼君と接点を持つのは少し意外でしたが、兄経由で原田さんに頼まれて面倒を見ているのかもしれませんね。

南部父と謎の女性軍人

ここにきてまさかスッポトを浴びることになった南部父。
一部の考察では「ヤマトⅢ」における揚羽財閥の役割を南部重工がやる事になるのではないかと言われていますが、わざわざ南部父の設定画が掲載されたことを考えると、その説はあながち否定できません（ただその場合、3199で登場する揚羽の重要度が下がる事になりますが）
問題はどこまでヤマトⅢの揚羽財閥の設定がどこまでリメイクされるかですね。
ヤマトⅢの初期案では揚羽財閥はヤマトの支配を企み反乱を仕掛けるとされていましたので、もしかしたこの設定が復活するかもしれません。
個人的には、南部父と一緒に描かれている女性軍人が実がデザリアムのスパイで、彼女にそそのかされて暴走してしまうという展開があるのではないかと睨んでいます。
実際、この女性軍人、結構胡散臭そうな顔つきをしていますし（爆）

謎の夫婦の正体は？

ヤマトマガジンの先行情報でも紹介されていたこのカップル。
男性の方は見覚えはありませんが、女性の方はヤマト主計科の「峯岸」か、銀河戦術長の「日下部うらら」のように見えます（印象的に峯岸である可能性が高い？）
イスカンダル航海から7年、加藤＆原田以外でもヤマトクルーの中から普通に結婚して子供を持つキャラが出てきてもおかしくはありません。
福井さんの話によれば3199の最初で古代君は雪との結婚について本気で悩んでいるとのことですが、あるいはヤマトクルーの中にも家庭を持つ女性クルーが増えてきたことに影響を受けて、遂に古代君も結婚を本気で考えるようになるという展開なのかもしれません。

サーダ登場

旧「永遠に」では物語後半に登場したサーダ―ですが、3199では序盤から登場する模様。
デザインはほぼオリジナルを踏襲していますが、若干年齢が上がっている感じがします。
ヤマトマガジンで公開された資料では「イスカンダルの欠片」というセリフがあることが確定していますので、2205で失われたイスカンダルの調査をしていることが分かりますが、どのように本編に関わってくるのか気になるところ。
オリジナル版では指紋を取られる以外に目立った活躍（？）が無い彼女ですが、今作ではアルフォンと並ぶデザリアムサイドの重要キャラになりそうですね。
個人的には雪のライバル的キャラになっても面白いと思いますが、さてさて如何に？

ボラー軍人コンビについて

ボラーキャラとしてラム艦長の登場は既に判明していましたが、まさかの女性軍人登場！
「ヤマトⅢ」ではボラー陣営は野郎しかいませんでしたので、女性キャラの追加は意外でした。
ただ、モデルとなるソ連では女性軍人は結構いましたので、その意味ではよりモデルに近くなったと言えるかもしれません。
さて、気になるのは彼女の立ち位置。
個人的にはヤマトⅢに登場したラム艦長の副官のリメイクキャラではないか？と思っていますが、ネット上では政治将校っぽいという指摘も。
もしかしたら副官兼お目付け役の政治将校という立ち位置なのかもしれません。
「ヤマトⅢ」ではラム艦長と副官の関係は悪くありませんでしたが、3199の2人の関係は殺伐としているのかもしれませんね。

軍服姿のキーリング

2205では神官服姿しか描かれなかったキーリングですが、まさかの軍服姿で再登場。
まあ元々、このキャラはヤマトⅢに登場したガルマン・ガミラスのキーリング参謀総長のリメイクキャラでしたので、軍服姿になること自体はそこまで驚く事ではないかもしれません。
ただ、気になるのはこのキャラに与えられる役割。
デスラーの忠臣としては既にタランがいることを考えると、単なる忠臣キャラでは終わらない気がします。
個人的には神官であったという前職を踏まえて、デザリアムとつながりを持つ獅子身中の虫的キャラになるのではいかと予想しています。
もちろん、彼のデスラーに対する崇拝は本物でしょうが、逆にその崇拝の強さを利用されて混乱をもたらすキャラになるのではいでしょうか。
そもそもヤマトⅢではヤマトはガルマンガミラスと交戦する事になりますが、そのリメイクである3199ではその辺りの事情にキーリングが絡んでくる可能性が十分にあると思います。

以上が今回、公開されたキャラについての私の考察です。
設定画以外の情報が無いため、分析はオリジナルシリーズを踏まえての勝手な妄想になってしまいましたので、多分大半が外れているでしょう（爆）
ただ今回公開されたキャラ達を見ているだけでも様々な可能性が考えられるので非常に興味深いです。
本格的な情報公開は早くても夏ごろになると思いますが、具体的な設定が公開される日が楽しみです。