【ネタバレ注意!】続編確定の4つの根拠

皆様こんにちは!
金曜日に公開された後章PVの興奮冷めやらぬ今日、3度目の乗船をしてきました。
流石に1週間前だと色々忘れているところもあったのですが、改めて見直すといろいろと気がつくことが多いですね(まあ、先行BDを購入すれば問題なかったのですが、特典目的で通常販売まで待つつもりですので仕方がありません。)

さて以前から思っていたのですが、今回3度目の乗船を終えて、私は「2205‐新たな地旅立ち‐」の続編は「絶対にある!」という思いを強く致しました。
勿論、元々「2205」のベースとなっている「暗黒星団篇」は「新たなる旅立ち」と「ヤマトよ永遠に」の2部構成になっているというのも大きな根拠の1つですが、「2205‐新たな地旅立ち‐」においても後編ではなく、【次の作品】を意識した伏線が貼られているように感じました。
その伏線と思われるのは以下の4つです。

根拠1:揚羽の存在

土門が情報改ざんがバレて拘束された際、土門の同期達が会話している中で、土門ら防大38期生の集合写真が表示されますが、その写真の左端に謎の青年が映っています。
本編中ではこの青年の正体については一切触れられていませんが、ネット上ではヤマトⅢで土門の同期として登場した「揚羽武」ではないかと指摘されており、私もその指摘に賛成します。
ただ、ここで気になるのは何故、今作において登場していない揚羽の存在が示されているかです。
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既に「2205‐新たなる旅立ち‐」をご覧になった方はご存知の通り、今作において揚羽本人は未登場です。
つまり、この写真に揚羽が映っていなくても何ら問題ありません。
旧作通り土門の同期に揚羽がいたという事を示すだけのファンサービスという可能性もありますが、私自身は揚羽は今作ではなく【次の作品】で重要なキーパーソンになる予定だからこそ、あえてここでその存在をほのめかしたのではないかと思っています。

あくまで私の勝手な次回作予想ですが、2205の揚羽は旧作同様、軍需産業を基幹とする「揚羽財閥」の息子であり、そしてこの揚羽財閥の存在が「デザリアム」の誕生に大きく寄与しているのではいでしょうあ。
というのも、私はこの揚羽財閥は「時間断層」の存在により急成長を遂げた財閥ではないかと睨んでいます。
そして、時間断層が残る時間軸ではこの財閥が更に巨大化し、世界を支配するようになった時に誕生したのが「デザリアム」という統一国家なのではないでしょうか。
「デザリアム」が異様にスケジュールにうるさいのも、その母体が「巨大企業」であったことの名残だったのかもしれません。
また旧作において、「暗黒星団帝国」は2種類の軍服が登場しますが、2205でも登場した白いボディースーツタイプの軍服は「国軍」であり、「永遠に」に登場する黒い軍服は「揚羽財閥」の私兵を母体とした「親衛隊」という設定にするならば、軍服や装備の違いについての理由も説明がつきますね。

なお、揚羽が2205に登場しなかった理由としては、土門の父親の死に関係していると予想しています。
恐らくですが、土門の父親が経営していた会社の元請けが揚羽財閥であり、その関係で土門と揚羽は親しくしていたのではないか(土門が新型波動コアについて知っていたのは、もしかしたら揚羽に「今、うちの会社はこんなものを開発しているんだ」と見せてもらったことがあったからかもしれません。)
しかし、時間断層閉鎖騒動の最中、揚羽財閥は自分たちを守るために下請け会社を切り捨て、その中に土門の会社も含まれていたのではないか。
その結果、土門の父親は死ぬことになり、そのことに引け目を感じて揚羽は同期達の前から姿を消した・・・と考えると、非常に納得できるものがあります。
もしかしたら次回作で揚羽財閥は「時間断層の復活」という目的のもと裏で「デザリアム」と手を組み、地球軍内部の自社製品を無力化した上でデザリアム軍を地球に呼び込むのではないか。
そしてそのことに怒りを覚えた揚羽は土門達に合流し、ヤマトに乗り込むことになるのではないでしょうか。

藪のヤマト再乗船

また今回、ガミラスの技術技官として再びヤマトに乗り込むことになった藪の存在も続編の伏線になっていると思われます。
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前章のパンフレットに掲載されていた岡秀樹氏と皆川ゆか氏の対談記事で、藪について岡氏は次のように語っています。

「徳川さん亡きあとは山崎さんが機関長を継ぐわけですが、原作のヤマトにはその下の世代がいないんです。山崎さんの下に徳川太助という新人しかいない。技術や対処の仕方を教えてくれる現場の先輩は絶対に必要なのに、ヤマトの歴史をひっくり返しても、相応しい人間がいないんですね。やっぱり藪にヤマトに戻ってきてもらうのがいちばんいんじゃないかと考え、福井さんに電話したんです。」

これは藪が一時的な助っ人キャラではなく、正式にヤマト機関員として復帰する流れを意味しているのではいかと思っています。
あくまで予想ですが、後編において藪はヤマトを助ける働きを見せ、それによって再びヤマトのクルーに受け入れられるようになるのではないか(この辺りは、七色星団での活躍で新見さんが許されたのと同じ流れ)。
そして藪自身も、デザリアムの攻撃で大切な家族をすべて失ったことにより、その復讐を果たすためにヤマト機関士への再復帰を希望する流れになるのではないかと思われます。
逆にいえば、これは続編製作を考えていなければこのようなアイディアは出てきません。
デザリアムとの戦いがこの「新たなる旅立ち」では終わらないからこそ、徳川達の良き指導役として藪の復帰が求められたのではいかと思われます。
正直に言えば、藪はヤマトⅢにおける平田さん枠であり、最終的にはデザリアムとの戦いの中で戦死する事になると思います。
ただその戦いの中で徳川太助をはじめとする新クルー達に徳川さんが残したものを徹底的に教え、次につなげる役割を果たすのではないでしょうか。

コスモハウンドの存在

「宇宙戦艦ヤマト2202コンサート2019‐ソノトキキミト‐」で告知された2205の登場メカの中に、コスモハウンドの設定画が含まれており、2205ヤマトにもコスモハウンドを収容をするための改装が行われています。
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しかし、現在、コスモハウンドは組み立て中の未完成状態であり、しかもアスカに搭載されています。
少なくともあの状況では後編内において完成するとは思えません。
となると、一体何のためのコスモハウンドであり、ヤマトの改装であったのかという話になります。
しかし、もし続編があるのならば話は別です。
ヤマトの改装もコスモハウンドも今作「2205‐新たなる旅立ち‐」では必要ないものであるが、「続編」において必要になるからこそその仕込みとして用意されたのではないでしょうか。

またこのコスモハウンドからはもう一つ読み取ることができます。
それは、続編の時代設定は2202や2205のように前作から時間が空くのではなく、「後編」の直後からスタートするであろうという事です。
何故なら、未完成のコスモハウンドの存在は、続編におけるヤマトには完成したコスモハウンドを受領する時間や搭載の為の改装をする時間が無いという事を意味しているからです。

これまでの通り1~2年の時間が空くのであるならば、「2205‐新たなる旅立ち‐」では活躍できない未完成兵器をわざわざ搭載していたり、使わない改装が施されている必要はありません。
「新たなる旅立ち」後にコスモハウンドを受領し、搭載のための改装工事が行われた・・・という設定でも良いはずです。
それをしないということは、「新たなる旅立ち」と「続編作品」はほぼ連戦という形になるという事であり、デザリアム戦で必要な装備は「新たなる旅立ち」の時点ですべて搭載しておく必要があったという事を意味しています。
もしかしたら「後編」のラストにおいてデザリアムの地球占領が行われ、地球に帰還途上の第65護衛隊がその緊急連絡を受け取るという所で物語は幕を閉じることになるかもしれませんね。

「新たなる旅立ち」はHAPPY ENDでは終わらない

最後の根拠としてあげたいのは、劇中に描かれた伏線ではありませんが、「新たなる旅立ち」の結末そのものです。
旧「新たなる旅立ち」は「苦い勝利」という表現がぴったりな結末を迎えます。
そして、先日公開された「後章 -STASHA-」のあらすじでも

「しかし彼らは知らなかった。その先に待つのが勝利でも敗北でもなく、残酷な真実との直面であることを……。」

とあることから、今作においても非常につらい結末を迎えることを示唆しています。
リメイクシリーズではヤマトの世代交代が進んでおり、主役とヒロインを古代と雪が務めるにはそろそろ限界があります。
以前も書きましたが、リメイクシリーズが続くにせよ、終わるにせよ、このデザリアム篇が古代と雪が中心となる物語としては最後になると思っています。
そうしてそうであるならば、古代と雪の物語がこのような辛い結末で終わるのは流石にどうでしょうか?
古代と雪の二人の物語を完結させるならば、これまでの問題にしっかりと決着をつけて二人が未来を勝ち取る「HAPPY END」こそふさわしいのではないでしょうか?

私は「2205‐新たなる旅立ち‐」は、「過去との決着」がテーマだと思っています。
2199から2205までは間接的にではありますが、すべて古代アケ―リアス文明が関わってきており、ある意味で登場人物の全てが「過去の呪縛」に縛られていたと言えます。
おそらく「後章 -STASHA-」ではスターシャは自身の命を使ってその「過去の呪縛」を解くことになるのではないでしょうか?
そしてそれらから解放された古代やデスラー達が初めてまだ見ぬ未来に旅立つことになるからこそ、「2205」のサブタイトルは「新たなる旅立ち」なのだと思います。

そして過去との決着がついたならば、当然次に求められるのは未来を決める戦いです。
おそらくそれこそが「2205‐新たなる旅立ち‐」に続く「2206-ヤマトよ永遠に-(仮)」のテーマであり、古代と雪の最後の戦いとして最もふさわしいのではないでしょうか?
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コメント

  1. セルゲイ・アルチューヒン2205 より:

    SECRET: 0
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    間違いなく続編は作るでしょう。
    今日 新宿ピカデリーに4回目の乗船をしてきましたが、中規模のスクリーンですが朝一にも関わらずほぼ満員でした。
    2199、2202とも2週目は半分もはいっていなかった(;´∀`)
    snsでの口コミの効果?
    イスカンダルが天の川銀河方面に牽引されている事からデザリアム星は天の川銀河内にあると予想します。
    デザリアムvsボラーvsガルマンガミラス・地球連合の三つ巴。永遠にとⅢの合体ver。
    旧作とは違い土門は生き抜くと思います。

    いずれ古代艦長、土門戦術長、翼くんがコスモパルサーのパイロットなんて事になるかも

  2. ABARTH より:

    SECRET: 0
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    旧作永遠にでは大幅にヤマトの存在がクローズアップされて、能力的にもかなりの改良がされています。続編が新たなる旅立ちの後にどれだけの期間を要した設定をしてくるかですね。今回の戦いでヤマトはゴルバ対策としての新装備の必要性を感じるはずです。後章で波動カートリッジ弾が登場しないのなら、対ゴルバや敵の陽電子砲を防ぐ壁対策が必至になります。波動カートリッジ弾は敵艦の装甲を貫通して内部から爆破させる、或いはガトランティス戦役から得たイーターⅠの技術を応用した何等かの新兵器があるやも知れません。波動爆雷は格納庫の上にはスペースないので、旧作のような設定ではなく、別の形(弾頭を換装)になるでしょう。そして、ヤマトのエンジンですが、スーパーチャージャーがまだ設置されていないので、波動砲の連続発射や連続ワープなど、亜空間ゲート無しに短期での長距離航海はかなり厳しいはずです。デザリアムの母星が銀河系内だとしてもエンジン強化は必須です。そして、土門は旧作では亜空間戦闘の訓練を受けていたことで次元潜航艇との戦いに勝利してます。デザリアムの艦隊とはこの亜空間での戦闘を行う可能性があります。亜空間ソナー等の新装備が必要になると考えます。よってこれらの装備をするにはヤマトはドック入りせねば出来ないと判断し、デザリアム本星との戦いはやはり、一年後か、半年後くらいになるような気がします。また、ガミラスも、ガルマン星への移住が完了して復興させるのにやはり時間断層無しで一年というのはかなり厳しいはずです。Ⅲのようなボラー連邦に肩を並べるくらいに軍を整えるには3年はかかると思われますから、どのような設定になるでしょうか。キャラとしては揚羽もですが、やはり加藤四郎をどうするかですね。それに気になるのはヤマトの新しい第1艦橋のクルーです。馴染みの人はいいとして、おっさんキャラ居ませんでしたか?もしかしたら復活編の大村かもしれません。黎明編での設定とは異なりますが、ここで登場しといてもいいのではないでしょうか?

  3. 匿名 より:

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    コンサートで出たメカではハウンド以外にもヒュウガやアスカよりも甲板が長いd級空母(福井さんがヤマトよりも小さくして欲しいといった結果がアスカとヒュウガの可能性もあるけど)と空母機能に特化したアイランドタイプのd級空母、デザリアムの爆撃機が未登場ですね。てっきり一度デザリアムを撃退してからアキレス率いる応援艦隊が来るかと思いましたがpvや劇場予告みる限りなさそうですし、爆撃機は艦隊戦オンリーになるっぽいから次回作に持ち越しでしょうね。

  4. TORA より:

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    おっさんキャラで第一艦橋に仁科と坂巻キャップがいましたね。
    訂正:坂巻キャップはヒュウガでした。

  5. 山城2199 より:

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    セルゲイ・アルチューヒン2205様、コメントをありがとうございます!
    私も土曜日にTジョイ博多で乗船してきましたが、スクリーンは小さくなったとはいえかなりの盛況でした。
    2週目でここまで盛況だったのは2199以来ですね。
    一ファンとして非常に嬉しいです。

    デザリアム星は天の川銀河内にある事は間違いないと思います
    ただしこの次元にあるのか、それとも・・・・なのかは分かりませんが
    個人的にボラーは元ネタ的に共倒れを狙って中立になりそうな気がするんですよね(笑)
    2205のボラーは傲慢だがそれだけの実力を持っている雰囲気がありますし。
    翼君がパイロットになる事には、古代は提督、土門が艦長になっていそうですね。
    彼らを主役としたストーリーが作られるとしたら西暦2220年あたりでしょうか?
    それはそれで少し見てみたい気がします。

  6. 山城2199 より:

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    ABARTH様、コメントをありがとうございます!
    まだ2205ヤマトの性能が判明していないので何とも言えませんが、後章PVを見る限り暗黒星団篇やⅢに登場した兵器はすべて搭載されていそうな気がします。
    もし続編で改造が行われるにしても、それはドック入りしての本格的な大改装ではなく、2202で火星宙域でやったような修理・改造になるのではないかと予想しています。
    加藤四郎さんは残念ながらリストラだと思います。
    あるいは弟は無理ですが、少し年の離れた従兄弟設定ならワンチャン可能性があるかもしれませんね。

  7. 山城2199 より:

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    コメント、ありがとうございます
    確かに改めてみてみと未登場の兵器が多いですね
    これらは後章に登場すうる予定なのか、それともやはり次回作が予定されているからまとめて設定されたのか‥‥
    気になるところです

  8. 山城2199 より:

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    TORA様、コメントをありがとうございます!
    まさかⅢのキャラが総出演になるとは私も完全に予想外でした(爆)