第三章「純愛篇」公開まで一ヶ月をきりました。
今月の27日には戦争上映をも行われますし、内容についてあれこれと推測してみたり、妄想したりできるのも考えてみれば今のうち。
そこで、youtubeやニコニコ動画で公開済みの60秒PVを改めて検証し、純愛篇のストーリーを予測してみたいと思います。
大帝と対面する古代
公式HPで公開されているストーリーによれば、大帝と対面するのは「惑星シュトラバーゼ」にあるアケーリアス遺跡の中であるようです。
第二章までは寡黙な大帝でしたが、古代君と対面した大帝はずいぶん饒舌ですね。
どうやら学者や趣味人にはありがちな自分の趣味や興味があることについては多弁になるタイプのお方のようです。
さて、ここで気になるのは古代君が着ているのが普通の艦内服であるという点(手にはパイロットスーツ時に身につけている手袋をしていますので、航空機を自ら操縦してこの惑星に来たことは間違いないようです)。
2202第2話~第3話で月面のガミラス大使館に行ったときもそうでしたが、基本的に古代君はヤマト艦内以外で行動する時はパイロットスーツを着ています(2199および2202でのパイロットスーツは宇宙服代わりですので当然と言えば当然です)
このことは、古代君がパイロットスーツに着替える暇が無いほど慌ててこの惑星に来たということを示しています。
さて、古代君をここまで慌てさせた理由とは一体なんでしょうか?
冒険王版ガンダム的シーン
さて場面は変わって、冒険王に連載されていたガンダム漫画で、ギレンの国葬演説を見たアムロが拳でモニタを叩き壊わしたようにモニタを叩き壊すシーンが写されます
沖田艦長の像の下にあるモニタを割っていると言う指摘もありましたが、ヒビの入り方からみて英雄の丘の沖田艦長像が映っているモニタを叩き壊しているというほうが正しいようです。
顔が映っていない以上、犯人は不明ですが、腕の太さやモニタにヒビを入れる馬鹿力など状況証拠を考えるならば、ほぼ間違いなく斉藤ですね。
あくまで予測ですが、PVでも台詞として紹介されている「何でヤマトは波動砲を撃たないんだよ!」という怒りから、その原因となっている沖田艦長が移っているモニタに八つ当たりをしてしまった・・・ということでしょうか?
これが正しいとすると、オリジナルである2では規律の乱れなどで古代君たちと険悪になる斉藤たちですが、2202では古代の指揮官の資質に斉藤たちが疑問に持ってしまい、険悪になるという流れになると予想されます。
ガミラス叛乱軍
黒色のガミラス艦と恐らく小林副監督のデザインであろう複雑なカラーリングが施されたゼルグード級(恐らく旗艦)で編成されたガミラス艦隊登場です。
このあとPVで流れるシーンでヤマトと交戦していることからみて、「ストーリー」に描写されていたガミラスの叛乱艦隊であることは間違いないでしょう。
なんか2202になってからかませ犬のイメージが強くなってしまったゼルグード級は、これで1話のケロベロス3兄弟に引き続き4隻目ですね。
2199の設定では、ゼルグード級は3隻しかない最新鋭艦ということだったのですが、もはやこの設定は無かったことになっている模様です(汗)
一応、小林副監督によればケロベロス3兄弟は2199に登場したゼルグード級3隻の前に建造された試作型という設定らしいですが(かなり苦しい設定ですね、正直なところ・・・)、この4隻目はどのように説明するのでしょうか?
あるいは、ヒス政権下でゼルグード級の量産化が行われているという設定なのかもしれませんね。
まあ、時間断層設定を使えば十分量産は可能ですし、性能的にも艦隊旗艦や拠点防御用としては極めて使える艦ですので量産されていてもそれほどおかしな話ではないのですが・・・
雪との再会
はい、「さらば」および「2」にも存在したナース姿の雪との再会シーンですね。
2199ではオリジナル版の雪にあった看護士設定が消滅したので、何気にナース姿の雪は初登場です。
オリジナル版ではこの後、服を脱ぎ、「宇宙遊泳して帰ります」と言う脅迫の荒業で古代君と仲直りする雪ですが、このあとのPVでのシーンを見る限りもうひと波乱ありそうな気配です。
恐らくですが、2202では最初の再会では古代君と仲直りできず、「惑星シュトラバーゼ」でガミラス艦に11番惑星の避難民たちを引き取ってもらう際にその引率者として避難民たちと一緒の退艦を命じられてしまうのではないでしょうか?
秘書服姿の雪が異様に怒った表情を浮かべているのは、多分、それが原因だと思われます(ちなみに手をつないでいるイリィちゃんが引いた表情を浮かべているのが少し笑えます)
密航でも何でもして古代君と一緒にいようとする雪と何が何でも雪を安全な場所にいさせようとする古代君
・・・ぶっちゃけ、傍から見ると完全にバカップルの痴話げんかですね(笑)