ユリーシャが伝えたかったこと

皆様今晩は!
今回の内容は前回の「ユリーシャの良い人とは?」での考察が前提となります。
まだ読まれていない方は、そちらを先にお読みください。

さて前回の考察では22話の女子会でユリーシャが言っていた「良い人」とは雪のことであり、24話において、碧水晶の平原で雪とユリーシャが話をしていたのも、この時、ユリーシャが言っていた「「(雪がヤマトに)帰ったら話をしないといけない・・・」が伏線になっていたのではないかと考察しました。
では、そもそもユリーシャは雪に何を伝えたかったのでしょうか?

20190821_img007.jpg全ての真実を伝えたかったのではないかと、考えております。

ユリーシャが伝えたかった真実とは?

かなり昔に書いた「森雪クローン説を考える」という考察で、雪はコスモリバースシステム(以下CRS)の核になるべく作り出されたクローンではないかと考察しました。(仮にクローンではなかったとしても、CRSの核になるべくユリーシャによって選ばれていた存在だったのではないか。)
この推測が正しいとするならば、雪が帰ってきた時点でユリーシャがそのことを彼女に伝えなければならないと考えるのは、自然な流れです。

ただし、この航海の中で古代との愛を育んでいた雪がその運命を受け入れるかどうかはユリーシャにも自信が無かったのでしょう。
だからこそ彼女は「決めるのは私ではない・・・」と1人悲しげに呟いたのかもしれませんね。

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ユリーシャは雪に真実を伝えたのか?

では、碧水晶の平原でユリーシャは雪に真実を伝えたのでしょうか?
これも想像になりますが、恐らく伝えるつもりだったが結局伝えることができなかったのではないでしょうか
これは、雪がCRSの核になる必要性がこの時点ですでに消滅していたため、無理に話す必要性がなくなっていことが大きかったと思われます。

ユリーシャがCRSの核となった人物の正体を知っていたかどうかは微妙ですが(その後、古代守のメッセージを聞いてその正体に気がついたかもしれませんが)、恐らく姉であるスターシャからCRSの核は必要なくなったということを聞かされていたと思われます。
ですが、雪が過去が無いことを気に病んでいることを知っていたため、ユリーシャはけじめのつもりで雪に全ての真実を伝えるために雪を碧水晶の平原に呼び出したのでしょう。
しかし、会話を交わしながら雪の幸せそうな様子を見ているうちに、「残酷な真実を知ることが雪の幸せになるとは思えない」と考え直して、結局、ヒントとしてCRSの基礎原理を雪に伝えることにとどめたのかもしれません(もっとも、雪はこのユリーシャの会話からCRSの真実に気がついた節がありますが)。

最後に雪を抱きしめたのも、「過去にとらわれずこれかは(再生した地球で)幸せになって欲しい」というユリーシャなりの祝福だったのかもしれませんね。