【ネタバレ注意】第2章冒9分簡単レビュー!その2

皆様、おはようございます!
冒頭9分レビュー、本来ならば一つの記事にまとめる予定でしたが書いているうちにどんどん書きたいことが増えてきてしまい、結局、2つに分ける事に致しました。
というわけで、今回が後編です。
前回同様、ネタバレ前回ですので、ネタバレが嫌な方は回避をお願いします。

土門と古代


場面は変わってアスカ艦内。
アスカ収容後の古代についてみや子と話をしている土門ですが、この2人が二人っきりでいるのは実は初?
1章パンフレットにみや子にとって土門が気になる存在であるかのような記述がありましたが、3199での彼女は土門編におけるヒロインポジに確定したのかもしれませんね。
さて、そんな二人の前に現れる古代ですが、まあ、見ていて痛々しい‥‥
目の前で最愛の恋人を失った直後でので、本来ならばもっと茫然自失になっていてもおかしくはないのですが、しっかり答礼する、救援に来たことのお礼を言うなど、ちゃんとコミュニケーションをとっているところが逆に「あ~、こいつ無理しているな~」という感が半端ではありません。
ところで、土門君、「ハウンドのジェット噴射がクッションになった」って、いや、ジェット噴射の高熱をまともに受けたら普通に死ぬから(苦笑)
多分、土門君自身もそれが無茶な設定であることは分かっていると思いますが、そんなあり得ない設定でも雪生存の可能性を訴えなければならないほど、現在の古代の様子は見ていられない状況なのでしょうね。

北野艦長と古代


北野艦長と古代の会話の中で、北野艦長がしっかり弟(北野哲也)について言及してくれたのは嬉しかったです。
あまり感情を表いだすことが無い北野艦長ですが(この辺はオリジナルの山南艦長の要素を受け継いでいる?)、兄弟仲は良いんだなという北野家の人間関係が見えてきますね。
また、北野艦長に敬礼をしている時と、見送った後の古代の目が若干目が潤んでいるように描かれているのが細かいです。
泣きたくても(立場を考えて)泣けない、古代の心情が目に現れているようです。
あまり面識のない古代に北野艦長が話しかけたのも、そのような古代の目に気が付いたからでしょうね。

ちなみに、古代が先に敬礼をしたことについてやや苦言を述べている北野艦長ですが、実は現時点においては古代の方が正しいです。
というのも、
①現時点では、古代は正式にヤマト艦長としての辞令を受けていない(現時点の立場はまだ土星修復艦隊の監察官に過ぎない)
②年齢的に北野の方が二等宙佐として先任

であり、立場的にも、階級的にも北野艦長の方が古代より上の立場にいるからです。
まあ、北野艦長としては、あくまで古代と話をするためのとっかかりとして敬礼の話をしたにすぎないのかもしれませんが・・・

捕らわれた雪


前章で高度から落下した雪ですが、オリジナル版と同じくケガ一つ無く再登場。
ケガが無かった理由については、総監督の福井さんがしっかり作中で描かれている(ジェット噴射がクッションになったという流れではない事だけ確かだと思う)とのことなので、おそらく9分以降にフォローが入るのでしょう。
それにしても寝起きの雪は色っぽいですね~(≧▽≦)

のちに判明しますが彼女がいる場所は、南部重工がアルフォンのために用意した部屋らしいです。
恐らくはデザリアムの高級士官用にと提供された南部重工系列の高級ホテルのスイートルームであると思われます(ベッドの近くにメモ帳と筆記用具が用意されていましたし)
逆に言えば、アルフォンはこのような部屋をあてがわれるほどデザリアム内でも重要人物であることが分かりますね。

そして意外にあっさりとアルフォン(とイジドール)登場。
確かに前章のラストでアルフォンは顔見せをしていますが、正直言ってもう少し劇的な登場の仕方をするかと思っていたので、これは少し意外でした。

雪vsイジドール


万年筆を武器にイジドールを人質にする雪。
直前まで気配を消したり、筆先を喉の急所に的確に突き付けるなど、雪の暗殺技能が地味に高すぎて怖いです。
以前から私は記憶を喪失する前の雪は特殊工作員だった可能性を指摘していましたが、この動きを見るとあながち否定できませんね(爆)
ただ今回は相手が悪すぎたようで、あっさりと投げ飛ばされてしまいました。
油断はしていなかったと思いますが、流石に相手が生身の人間ではないというのは想定外だったようです。

それにしても、自分たちが生身の肉体を有していないという重要なことを、3199では結構あっさりばらしましたね。
オリジナル版では物語の終盤で判明する重要な設定なのですが、リメイクである3199ではそこまで重要な設定ではないのかもしれません。

また、先行上映会のトークイベントでイジドールは雪に対して小姑化すると言われていましたが、こんな最悪なファーストコンタクトをすれば当然ですね(笑)
ちなみに、物語の後半ごろに雪とイジドールは再戦することになるのではないかと予想しています。
3199いろいろと「ライバル」というのがキーポイントになっていますが、雪にとってのライバルはイジドールになりそうですね。
イジドールの瞳が雪と同じ色に設定されているのも気になりますし・・・

冒頭9分はこの後に描かれる聖総統の全国放送の途中で終わりますが、わずか9分でもすさまじい内容でした。
第2章は何度も見ろと言われるのも納得です。
本公開まであと3日。
っ公開されるのが本当に楽しみです。

コメント

  1. 大地 より:

    こんにちは。
    第二章。楽しみですね。
    さて。その第二章冒頭を観て、私が感じたデザリアムとデザリアムを手引きした地球人。2205年以降、デザリアムは地球へ先遣隊を派遣、ジワリジワリと洗脳して行ったのではと思う。2199星巡る方舟のジレルの民、族長レーレライの手法の様に。
    民間人に成りすまし、地球へ侵入、少しづつ幻影!?を使い洗脳を繰り返し、主要な人員を手名づけたのではと推測しています。

  2. のり_っち より:

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