皆様今晩は!
しばらくまともな記事を書いていなかったので、今回はリハビリを兼ねた短い考察です。
次回作2205で個人的に気になっている事の1つは時間断層から帰還した古代と雪の関係!。
第7章特別限定版付録の「最終話絵コンテ集」に雪のウェンディングドレス姿が描かれている事や、最終話で古代と雪の子供の存在が描かれる(もっとも何かの雑誌にに掲載されていた福井氏のインタビュー記事では、あくまで一つの未来を示しただけという話もしていますが)など、地球帰還後の二人はすぐに結婚するのではないかと思わせる描写が複数存在しています。
しかし、2205で古代と雪は本当に夫婦になっているのでしょうか?
そのように疑問に思う理由は二つあります。
根拠1:旧「新たなる旅立ち」では結婚していない
まず根拠の一つは、「2205‐新たなる旅立ち‐」のベースとなる旧作の「新たなる旅立ち」における古代と雪の関係です、
旧「新たなる旅立ち」において、佐渡先生から結婚の話を振られた際に「当分延期することにした」として結婚を取りやめており、事実、2人が実際に結婚するのは「新たなる」から4年後の物語となる「完結編」まで待つことになります(まあ本人たちもここまで延期することになるとは思っていなかったでしょうが)。
2205がこの旧「新たなる旅立ち」をベースにしているのならば、古代と雪が結婚を延期している可能性は十分にあります。
では、なぜ延期する事になるのか。
そのヒントが11月末に届いた「ヤマトマガジンVol5」に掲載されていた福井氏のインタビューの中にありました。
このインタビューの中で、福井氏は2202最終回における時間断層の消滅に触れており、
①今後の物語に時間断層は直接的には登場しない(2202で完全に消滅した)
②時間断層の消滅は物語に大きな影響を与えており、その影響を一番に受けているのが古代と雪である。
という趣旨の話をしており、さらに古代と雪についても
そんな状態で2人に普通の生活を送れるわけがないんです。
という発言もしています。
この福井氏の発言から察するに、地球帰還後の二人が結婚して幸せな新婚生活を送っている可能性はほぼなさそうです。
恐らくですが、2人は消滅した時間断層の代わりに少しでも地球に貢献するために結婚を延期(ないし取り止め)、危険な任務に志願し再びヤマトに乗り込むことになるのではないでしょうか。
根拠2:雪のドレスの意匠
またもう一つの根拠として挙げられるのが、「最終話絵コンテ集」などに描かれた雪のウェンディングドレスの意匠です。
このデザインは、2199で雪が着ていたイスカンダルのドレスよく似ており、また飾りの花がイスカンダルの花というべき「碧水晶」で統一されていることから見ても、このドレスはイスカンダルで誂えられたものではないかと推測できます。
ここからは完全に私の想像ですが、地球に配慮して結婚を延期し(または取り止めた)古代と雪ですが、2205でヤマトがイスカンダルに赴いた際に、内々で結婚式を挙げるという展開になるのではないでしょうか。
実際、2199の最終回では加藤と真琴の婚約パーティーが企画・実行されていますし、古代と雪の関係を知っているヤマトクルーたちとユリ―シャあたりが結託して二人の結婚式を用意してしまうという展開は十分に考えられます。
雪のドレスのデザインが非常にシンプルなのも、もしかしたらイスカンダルのドレスをベースに短期間で作られたものだからかもしれませんね。
旧シリーズで古代と雪が結婚した「完結編」は2205年のことと設定されていることを考えると、2205で古代と雪の結婚が描かれる可能性は十分にあります。
まあ冷静に考えると、劇場公開作品として発表されている「2202-新たなる旅立ち-」ではこのようなイベントを入れるのは尺的にちょっと厳しいかもしれませんが、いずれにせよ2205では古代と雪の関係もしっかりと描かれることを期待したいです。