【第5章予想】ガルマンガミラスとボラーの和平はなるか?

皆様、おはようございます。
先週の土曜日(10月18日)、呉の大和ミュージアム・サテライト及び福山のフクヤマニメ8に日帰りで行ってきました。

今月は3199第4章のグッズ購入で結構散財したので懐的に結構厳しい旅行(日帰りになったのもそれが理由)だったのですが、それでも行ってよかったですね。
今週中にこの旅行を題材にした記事をアップしたいと思いますのでお楽しみに!(あんまり興味ないかもしれませんが‥‥苦笑)

さて今回はちょっと気分を変えて来年2026年2月20日に公開が決まった「『ヤマトよ永遠に REBEL3199』第五章 白熱の銀河大戦」の内容について予想してみたいと思います。
なお、第4章の内容や先週金曜日に公開された第5章特報の内容を踏まえたもの担っているので、ネタバレが嫌な方は回避をお願いいたします。

■『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第五章 白熱の銀河大戦』特報

第5章でガルマン・ガミラスとボラーが和平する?

10日に公開された第5章特報ではベムラーゼ高管理委員長がついにしゃべり、サブタイトルも「白熱の銀河大戦」となっていることから、遂にボラー連邦が本気になり、ガルマン・ガミラスとの全面戦争に出てくるような雰囲気があります。
ただ個人的にはこれらの雰囲気とは違って、ボラー連邦問題は結構あっさり片付き、ガルマン・ガミラス&ボラー同盟vs地球&デザリアム同盟の構図になるのではないかと睨んでいます。

このように考える利用として、まずメタ理由として尺を考えた場合、ボラー連邦との全面戦争が描かれるような尺が残っていないということです。

3199もついに残すは3章分(12話)のエピソードとなりますが、正直、ここまで来てもストーリーは非常に牛歩で、そこまで進んでいる感がありません
第4章先行上映での福井さんの発言によれば第5章以降から一気に話のテンポが早くなるとのことですが、それでもボラーとガルマン・ガミラスとの戦争を丁寧に描くような余裕があるとは思えません。
また3199の敵はあくまで「デザリアム」であり、ボラーは言ってよければ状況を作るためのわき役にしかすぎません。
そんなボラーのために多くの尺を割くとは思えません。
予想するに第5章ではボラーとの戦いはある程度描かれるものの、ガルマン・ガミラスとボラーの間で和平が結ばれ、対地球・デザリアムでの共同戦線が組まれるのではないでしょうか?
実際、両者には早期に戦争を終わらせたい理由も手を組む理由もあります。

まずボラー連邦にとって、ガルマン・ガミラスとの戦争はあくまで面子を守るための戦争にすぎず、その一方で「ウラリアの魔女」を危険視していることから、可能であるならば早々にガルマン・ガミラスとの戦争を終わらせて、「ウラリアの光」が観測された地球に対する対策に全力を振り向けたいというのが本音だと思います。
第4章で惑星破壊ミサイルで一気に勝負を決めに来たのも、シャルバート艦隊の復活に脅威を覚えたのも事実でしょうが、ガルマン・ガミラスとの戦争でこれ以上戦力を減らしたくないというという思いが大きかったのではないかと思われます

また、ガルマン・ガミラスにとってはボラーとの戦争は、ガルマン星を獲得するための戦いであり、その目的を達したのならばボラーとの戦争を続ける理由はありません。
むしろ国力的にボラー本国をたたく余力がない以上、早々に終わらせて国力の回復に努めたいというのが本音でしょう。
加えて、ガミラスにとってデザリアムは、ガミラス星を砕き、イスカンダルが自爆する理由を作った怨敵そのものであり、ボラーと戦争中であったため、デザリアムの地球占領に対して不干渉方針をとりましたが、本音を言えば「いつか絶対に〇ス!」だと思います。

以上のように、ガルマン・ガミラスもボラーも互いに戦争を早期に終わらせたい事情があり、しかも対デザリアム(&地球)という点で手を組める余地すらあります。
サブタイトルになっている「銀河大戦」は、ガルマン・ガミラスvsボラーではなく、ガルマン・ガミラス&ボラーvs地球&デザリアムという構図を意味しているのではないかと睨んでいます。

ただそうであっても、第4章で惑星破壊ミサイルが使われるほど戦火が拡大している両者が簡単に和平し、しかも協力体制を構築できるかという疑問があります。
恐らくそれを可能にするのがサーシャの存在ではないかと思います。

ボラー連邦とイスカンダルは友好国だった?

これは私の勝手な推測になりますが、ボラー連邦はイスカンダルの友好国、もっと言えば、イスカンダルの支援で革命を成功させて成立した国家がボラー連邦なのではないでしょうか?
何故このように思うのかというと、ボラー連邦関連でイスカンダルの影響を思わせる描写が2つ確認できるからです。

まず1つは、第4章でのラムとサーシャの会話です
この会話において、ラムがイスカンダルについて非常に詳しく、その最後の王族であるサーシャに対して非常に敬意を払っている様子が描写されました。
しかしよく考えてみるとこれはおかしいです
そもそも大マゼラン銀河を中心に活動していたイスカンダルを天の川銀河辺境のバース星の大公であるラムがなぜそこまで詳しく、さらに敬意まで払っているのでしょうか?
実際、ガミラスとボラー連邦に関しては勢力圏が異なっていた事から互いに関心が薄く、2205で接触するまでは互いのことをほとんど知らないという感じでした。
にもかかわらずイスカンダルに関しては非常に詳しく、その王族が敬意の対象になっているというのはあまりに妙です。

もう1つは第5章特報で登場したボラー本国にでかでかと掲げられた「革命の鳥」を描写したと思われる絵です

ここでポイントとなるのはこの鳥が【青い鳥】という点です。
リメイクシリーズをずっと見てきたファンに改めて言うまでもないかもしれませんが、このシリーズでは過去にも「青い鳥」が登場しています。
そう、スターシャがデスラーにも贈ったことがあるイスカンダルの鳥です。
このイスカンダルの鳥とボラー連邦の絵を見比べてみると、両者はよく似ており(イスカンダルの鳥を勇ましくアレンジしたらあんな感じになる)、この絵のモチーフになったのはイスカンダルの鳥なのではないかと思われます。

もしこれが正しいならば、ボラー連邦の象徴になるレベルでこの国家にイスカンダルが影響を与えているという事になります。

ここからは完全に私の推測になりますが、元々の帝政ボラーはイスカンダルの対立関係にあるシャルバートの影響下にある国家であり、スターシャはシャルバート勢力を駆逐するために「邪教(=シャルバート)からの救済」を名分に、帝政ボラー内の反シャルアート勢力を支援しまくって革命を起こさせたのではないでしょうか?
その結果、革命が見事成功し、シャルバートを否定するボラー連邦が誕生することになり、スターシャの支援に深く感謝したボラー連邦は、イスカンダルの青い鳥を革命の象徴としたのでしょう。
また、この革命の際に反シャルバート側についたバース星のような星々には、スターシャが仲介に入って属国扱いとはいえ独立をボラー連邦に認めさせたのではないか。
ラムがイスカンダルに詳しく、また深い敬意を抱いていたのもそのような経緯があったからではないかと思われます。
ちなみに、、ガルマン星のようにシャルバートの影響が強い星々にはスターシャも厳しい態度で臨み、シャルバート勢力の完全な駆逐できるまでボラーの圧政に対して不干渉を貫いていたのだと思われます。

もしこの予想が正しいならば、イスカンダル王家最後に生き残りであり、スターシャの娘であるサーシャのボラーに対する発言力は大きく、もしも彼女がガルマン・ガミラスとボラーの和平を求めたとするならば、「ここはイスカンダルの顔を立てて・・・」という名目でベムラーゼが和平に応じる可能性が極めて高いと言えます。

ガルマン・ガミラスとボラーの共闘。
オリジナルシリーズではありえなかった展開が、サーシャという要素を介することで実現することになるのかもしれませんね。