【第5章予想③】ガミラス帰還船団が襲撃された理由

皆さま今晩は!
もうご存じの方が多いと思いますが、昨日(1月19日)に、第5章の関係者試写会が行われた模様。
この試写会を見た方の感想(もちろん具体的な内容の言及はありませんが)が上がっていましたが、結構気になる反応がチラホラ・・・・
公開までついにあと1ヵ月!
無事有休もとることが出来ましたし、公開初日が本当に楽しみです。

さて、今回も引き続き、第5章の本予告と2本の特報のカットから、第5章の内容を予想してみたいと思います。
今回、取り上げるのはボラー艦隊によるガミラス移民船団襲撃についてです。

第4章で地球を発ったガミラス帰還船団が第5章において、ボローズが指揮するボラー艦隊の襲撃を受ける事はほぼ確定です。
護衛部隊は少数であることから恐らく当初はボローズ艦隊優勢で状況は進みますが、その危機を知って駆けつけてきたヤマトがボローズ艦隊を背後から攻撃、護衛艦を失ったボローズが降伏することでこの戦いは終わる流れになると思われます。
ただここで気になるのは、何故、ガミラス帰還船団がボローズ艦隊の攻撃を受けることになったのか、という事です。

地球とガルマン・ガミラスの関係が急速に悪化していることを知らないボラーからしてみれば、地球からガルマン・ガミラスへと向かう輸送船団は、地球がガルマン・ガミラスの対ボラー戦争を支援するために兵器やその他の支援物資を満載していると考えるのが普通であり、その到着を阻止すべく襲撃してくるのは当然です。
ただこのこのようなことは、当然地球側も分かっており、また、守らねばならない輸送船の数に比して護衛艦の数が少ないことから、この帰還船団はボラーの攻撃を受けないよう、普段使わない航路を選んだり、短距離ワープの連発で行く先を分からないようにしたりと、様々な対策を行っていると思われます。

はっきり言って、広大な大宇宙において、相手の航路が分からなければ接触するのは非常に困難であり、この意味でこの帰還船団がボラーの攻撃を受けているのは通常ではありえません。
特に、予告や特報での映像を見る限り、ボローズ艦隊は帰還船団に対して航空隊による攻撃を行っていることから、明らかにこの帰還船団の航路を把握していたうえで待ち伏せしていた可能性が濃厚です。
ではなぜ、帰還船団の航路がボローズ艦隊に把握されてしまったのか。
これは私の予想になりますが、帰還船団の航路は地球の親デザリアム派によってリークされていたのではないでしょうか?

ガミラス帰還船団の航路はリークされていた?

第3章のラストで北野艦長がデザリアムの内通者と発覚した際、親デザリアム派が反デザリアム派に対して何らかの謀略を展開することが示唆されていました。
私はこのシーンを見た時、北野艦長たちが地球に残る反デザリアム派を一掃するために何らかの謀略を展開すると予想していました。
しかし、実際に蓋を開けてみれば、それらしい描写が一切ないどころか、むしろ信乃も北野艦長もデザリアムから蚊帳の外に置かれており、随分不思議に思ったのものでした。
そこで思ったのですが、親デザリアム派は第4章で何もしていなかったわけではなく、第4章で地球を発ったガミラス帰還船団こそが信乃たちの謀略だったのではないでしょうか?

実際、この帰還船団の護衛部隊の旗艦がヒュウガであることからも分かる通り、この護衛部隊のクルーは地球防衛軍内に残っていた第65護衛戦隊の関係者ならびに、デザリアムに対して否定的な軍人達で固められていると思われます。
これらの人材は親デザリアム派にとっては目障りであり早々に排除したい存在ですが、一方で、第65護衛隊の関係者は地球市民からの人気が高いことから下手に排除しようとすると逆に反デザリアム派に同情票が集まりかねません。
そのため、信乃や北野艦長ら親デザリアム派は、あえて防衛軍内に残る元第65護衛隊の関係者や反デザリアム感情の持ち主を集めて護衛艦隊を編成して送り出し、その上で、帰還船団の情報をボラーに流したのではないか?

ちなみに、この時ボラーに流す情報においては、「帰還船団」という情報は伏せ、大規模な輸送船団がガルマン・ガミラス本星に向かったというレベルの情報だったと思われます。
ただ、そのような情報をボラーが知れば、艦隊を出撃させて通商破壊に出てくると計算し、ボラーにガミラス帰還民もろとも邪魔者を「帰還船団を守って全滅」という形で自分たちの手を汚さずに邪魔者を排除しよう考えたのでないでしょうか?
勿論、この計画の問題として、ボラーが通商破壊に出てこない、あるいは襲撃に失敗し他などの事情で、帰還船団がガルマン本星に到着してしまう可能性もあります。
この場合、ヤマトに強力な援軍を与えてしまうことになりますが、地球に残る反デザリアム派を地球から追放できただけでもよしと考えたのか、あるいはもっと悪辣に、帰還船団をデザリアム艦隊が追尾しており、「ボラーの襲撃を受けた帰還船団の救助に向かったが間に合わなかった」という形で、帰還船団を護衛部隊もろとも全滅させる予定だったのかもしれません。

用済みとなった親デザリアム派

このように考えると、第4章で信乃たち親デザリアム派がデザリアムから蚊帳の外に置かれるようになった理由もわかります。
はっきり言えば、彼女たちの存在価値は、地球防衛軍内部から反デザリアム派を一掃した時点ですでに消失しており、デザリアムとしては既に不要の駒となっていたのでしょう。
というのも、防衛軍内の残っていた反デザリアム派はデザリアムの計画を妨害しうる最後の障害であり、デザリアムとしても早期に処分したかったはずです。
ただその一方で、地球占領政策として地球との友好と融和を前面に出している以上、デザリアムの方からこれらの反抗勢力を排除することは難しく、これらの処分は何としても地球サイドで行ってもらう必要があったのだと思われます。
そして、信乃たち親ガミラス派は、このデザリアムの希望にこたえる形で、ガミラス帰還船団の護衛部隊部隊という形で防衛軍内の反抗勢力を一掃してしまいました
この時点で、地球はデザリアムに力で対抗することが不可能になったと言っても間違いありません
第4章においてデザリアムが急激に本性をあらわにしてきたのも、ガミラス帰還船団の出発で地球にはもはやデザリアムに逆らう力は残っていないと確信したからかもしれません。

ちなみにデザリアムは信乃に地球連邦防衛軍統括司令長官のポストを与えていますが、恐らくこれは
①協力者になんのリターンも与えないのは流石にまずいと考えたこと
②もはや実権のないお飾りのポストだから与えてもデザリアムの計画の邪魔にはならない
③現時点では忠実だから急いで処分する必要もいない

といった諸事情が絡んでの任命ではないかと思われます。
もし信乃たちが不満や反抗的な態度を見せたり、あるいはデザリアムが「もうコイツいらないな」と判断していたら、あるいは揚羽美術館でついでに処分されていたかもしれませんね。

帰還船団襲撃で転機を迎える男

これもあくまで予想になりますが、この帰還船団襲撃で一番運命が変わるのは、船団を襲撃したボローズなのではないかと睨んでいます。

この船団襲撃自体は失敗に終わると思われますが、ただここでボローズはヤマトと接触することで事で、地球が「魔女」の支配下に入った事や、ガルマン・ガミラスと絶縁状態になっていること、さらには「ヤマト」が「ウラリアの魔女」に戦いを挑むことを知り、このままガルマン・ガミラスと戦争を続けていては、共倒れになって、最後に「魔女」が笑うことになると考え、ベムラーゼの説得に協力する流れになるのではないか?
オリジナルの「ヤマトⅢ」では序盤に早々に退場したラムが3199では主要人物の一人に格上げされたように、「ヤマトⅢ」では理不尽な理由であっさり退場させられたボローズもボラーサイドの主要人物として大役が与えられるかもしれませんね。