【第5章予想】特報2の巨大異星人の正体は?

皆様、こんにちは!!
24日に第5章のメインビジュアル&本予告が公開されるという予想、見事に外れてしまいましたね。
それでも24日の夜の時点では、「今日は公開されなくとも25日にはクリスマスプレゼント代わりに公開されるかも?」と思ってもいたのですが、結局、本日28日午前の時点では、いまだに公開されていません。
昨日、完成披露舞台挨拶のニュースが出たので、近いうちに公開されるとは思いますが、以前はないと思っていた年を越してからの公開が現実味を帯びてきたかもしれませんね(汗)

さて、今回は遅くなってしまいましたが、5日に公開された『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第五章 白熱の銀河大戦』特報2の最大の問題シーン、謎の巨大異星人の正体について、ズバリ予想してみたいと思います。
この異星人については、公式のXにおいて設定画や新シーンが公開されましたが、その正体については依然として謎のままです。
恐らくはその正体こそが3199の物語の根幹につながる設定になると思っております。

異星人の正体はシャルバート関係?

結論から言ってしまえば、私はあの異星人は、デザリアムが「マザー」と呼んでいるものの存在の正体であり、そして「シャルバート・イスカンダル」自身、あるいはその子孫の成れの果てではないかと睨んでいます。

あの宇宙人を最初に見た時、私は人気ゲームシリーズ「バイオハザード」の4作目、「バイオハザード CODE:Veronica」に登場したラスボス、「アレクシア・アシュフォード」の最終形態を連想しました。

ゲームのネタバレになりますが、このアレクシアというキャラクターは、1匹の女王アリに全ての働きアリが従うアリの生態を理想の支配体制と信じる狂人であり、女王アリの遺伝子を組み込んだウィルスを自身の体に投与したうえで散布し、働きアリと化した人類を自身が女王アリとして君臨する社会にすることを計画していました。

これは完全に私の勝手な推測になりますが、シャルバート・イスカンダルは実はこのアレクシアと似た思想の持ち主であり、本家のイスカンダル王族たちが魂の研究でより高度な存在になろうとしたのに対し、シャルバートは遺伝子改造によって、自分たちを宇宙に君臨する女王アリになろうとしていたのではないでしょうか?

もともとイスカンダル人が支配力が強いことは、2205において、直系の王族であるスターシャ女王が、「絶え間ぬ向上心と知識欲がある一方、貪欲で支配的で極めて利己的」と表現していることから明らかであり、また、奴隷としたガルマン人を
①特定の星(ガミラス星orガルマン星)でしか生きられない
②自分達イスカンダルへの忠誠を遺伝子レベルで絶対化

という感じの遺伝子改造を施していたと思わせる描写があり、イスカンダル人は高い遺伝子研改造の技術も持っていたことを伺わせます。

第4章において、キーリングはシャルバートを「この星(ガルマン星)を導くために残った」と言っていましたが、実際は、イスカンダルの進化の方向性で、「魂のエレメント化」路線と「遺伝子改造」路線が対立した結果、「遺伝子改造」を信奉するシャルバートたちはガルマン星に残り、天の川銀河を自分たちの理想郷に作り上げようとしたのではないでしょうか?

そしてこのように2つに分かれたイスカンダルですが、長い年月を経た結果、本家のイスカンダルは、物言わぬ水晶になり、世俗への関心を失ったのに対し、遺伝子改造を繰り返したシャルバートたちはあのような外観の不老不死の化け物になり果てたものの、支配欲は衰えることが無く、「マザー」というアバターを作り出して、なおもを全宇宙を支配しようとしているのだと思われます。

シャルバートの支配構造予想

ちなみにこのシャルバートたちの支配構造は簡単にまとめると次のような感じになっていると思われます。

まず絶対的な支配者である「女王アリ」としてシャルバートがピラミッドの頂点に君臨し、その下に、シャルバートの眷属(恐らく娘達?)が、総督のようなポジションで各銀河に派遣されている。
ここまでが「マザー」と呼ばれる存在です。

このマザーたちは自分たちの手足として、アンドロイドやサイボーグによる「兵隊アリ」的な軍隊を組織しており、星々への侵略や占領に従事させています。
この兵隊アリ組織の1つが「デザリアム」だと思われます。

そして最下層に被支配階級である各惑星の人々が「働きアリ」として存在し、ただひたすらマザーのために働かされているのでしょう。

ちなみに「マザー」の名前は、元ネタである「ヤマトⅢ」では宗教組織であったことから、宗教的尊号である「マザー」を使っているのだと思っていましたが、実は、頂点に立つシャルバートが実際に各地のマザーたちの母親であることから、「マザー」が支配者の尊称として使われるようになったのかもしれませんね。

ディガプラスの正体

特報では「中間補給基地」と推測されていた「ディガプラス」ですが、実際は各銀河を支配するための拠点であり、総督として各地に派遣されたマザーたちの居城なのではないかと思われます。

マザーたちはこの要塞内部に設置された巨大なコンピューターに自身の脳を直接接続し、様々な指令をデザリアムのような自分の支配下にある「兵隊アリ」に送っているのでしょう。

なお、天の川銀河支配の本来の拠点は、ボラー領内で古くから観測されていた絶対不干渉宙域にある同種の要塞だと思われますが、イスカンダル移送作戦&地球侵攻作戦という大作戦を展開するために、マザー・デザリアムが派遣され、新たな「ウラリアの魔女」が誕生することになったのではないでしょうか?

実際、ガルマン星とバース星の中間宙域に「ウラリアの魔女」が観測されるようになったのは、ラムの言葉によれば、(2207年時点で)2年前と姿を取り戻そうと考えたのかもしれません。いうことなので、丁度、「2205」でデザリアムが大マゼラン銀河に出現した時期と一致しています。
この一致が全くの偶然とは思えません。
第4章の終盤、ヤマトを含む調査艦隊を「ディガプラス」に近づけるな、と、マザー・デザリアムがやたら感情的にランベルに命じていたのも、この「ディガプラス」が、自身の居場所だからでしょうね。

デザリアム1000年の真実とは?

ちなみに、もし今回の考察どおり、あのグロテクスな異星人が元イスカンダル人の成れの果てならば、彼女たちが「デザリアム100年の夢」としてイスカンダルに固執した理由も見えてきます。
恐らく、彼女たちの真の目的は、CRSを使って自分たちの姿を元の美しい肉体に戻すことではないでしょうか?

当時はただひたすら機能性を求めて肉体改造をしていたと思われますが、その結果が、あのような人前には出られない化け物のような姿では、全宇宙を支配しても意味はありません。
その為、星さえも元の姿に復元できるCRSに注目し、イスカンダルの捕獲を試みたのではないか?
あるいは自分たちの姿は取り戻せなくても、CRSで復元したイスカンダル人の体に自分たちの精神を乗り移らせることで美しい姿を取り戻そうと考えたのかもしれません。
そのイスカンダル星もスターシャの自爆により消滅してしまいましたが、なおも地球にあったCRSやサーシャに拘っているのも、自分たちがかつての姿を取り戻すための最後のチャンスだからではないでしょうか。

なお「デザリアム1000年の夢」とは、単純に、イスカンダルの分裂が1000年前の出来事であり、その時より、化け物化への道を歩み始めたシャルバート一派が抱いた夢だったという意味なのかもしれませんね。