【第4章予想】「売国奴の皆さん」を言うのは本当に南部か?

皆様、今晩は!
本日、関係者(マスコミ関係者も含む?)限定の第4章特別試写会が行われたそうです。
X上でこの特別試写会に参加された方のツイートをいくつか見ることが出来きましたが、中でも「関西模型サークル ききょうや」(@kikyouyagroup)様の下記ツイートは非常に嬉しい報告でした。

(引用元:関西模型サークル ききょうや(@kikyouyagroup)様)

ボラーとガルマン・ガミラスの活躍が見れそうな第4章本編の内容も期待大ですが、何より注目したいのは「プラモデルの新製品」の存在が匂わされている点。
「プラモデルでも吉報がありそう」とはっきり書かれている以上、「10月17日の全日本模型ホビーショーで新製品を発表する予定」みたいなはっきりとした発表があったということでしょうかね?
考えられるのは、グロデーズかアリゾナあたりのキット化か?
いずれにしても10月は第4章公開のほかにまた新しい楽しみができましたね!

さて、今回は前回に聞き続き、第4章本編の最終予想をしてみたいと思います。
前回の記事でも書いた通り、恐らく外れる可能性の方が高いですが、現時点ではこういう解釈ができるという程度の軽い気持ちで読んでいただければ幸いです。
今回は、特報第1弾で流れた南部の「売国奴の皆さん」発言についてです。

どのような場面で出る発言か

まずこの「さようなら、売国奴の皆さん」を発言しているのが、声を聞く限り南部であることは間違いありません。
では彼はどのような場面でこの発言をしているのか?

以前、私はこの発言は地球に居場所を失った南部たち反デザリアム派が係留中のアスカなりヒュウガを強奪し、地球を脱出する際に、地球のデザリアム派に対する「宣戦布告」的な意味合いで発言するのではないかと予想していました。
しかし、先日明らかになったサブタイトルから判断するに、南部たちが第4章の中で地球脱出をするのは尺的に難しそうです。

代わって考えられるのは、第12話「フルールの休日」内で発生すると思われる、揚羽美術館で行われるパーティ―での襲撃に南部も参加しており、パーティ―に参加している地球人達に向けて発した言葉という可能性ですが、そうなるとこの「さようなら」は、パーティ―参加者達を害する意思で放たれた言葉という事になり、果たして南部がそこまでするかという疑問が出てきます。
実際、南部は第3章で描かれた通り、自分の信じる正義を曲げない頑固な部分がある一方で、敵対関係になった父親に対して情を捨てきれず感情的になるなど、本質は非常に熱い人物です。
デザリアムに協力したからという理由だけで、「売国奴」呼びして冷静に無差別殺戮できるような人物では間違ってもありません。

前述の「「さようなら、売国奴の皆さん」を発言しているのが、声を聞く限り南部であることは間違いありません。」と矛盾するようですが、そもそもこの発言をしているのは本当に南部なのでしょうか?

美術館を襲撃するのはデザリアム?

ここからが私の完全な予想になりますが、この揚羽美術館のパーティーを襲撃する南部たちは本物ではなく、デザリアム人達の変装なのではないでしょうか?
第2章でスカルダード自身が言っていたように、デザリアム人の地球人としての姿はあくまでも擬態です。
つまりこの擬態機能を使えば、既存の人物に変装することがでいるという可能性が十分にあります。
またそうでなくとも、第2章や第3章でアルフォンがしていたように、デザリアム人達は精神を他の義体に移動することが出来る訳ですから、南部たちにそっくりに作った義体を使って、今回の事件を起こすという事も考えられます。

もちろん、その目的は反デザリアム派のメンバーに「テロリスト」としての冤罪をかぶせて、彼らを排除する大義名分を作り出すこと。
そして同時に、パーティ―に参加していたアルフォンが参加者の地球人達を守って戦う姿をアピールすることで、デザリアムこそが正義であることを地球人に信じ込ませることだと思います。

そして、このようにパーティ―襲撃がデザリアムの完全な自作自演であるならば、犯人である南部たちが擁護もできないほど残虐である方が、よりデザリアムの正義が際立つわけで、それ故に「さようなら、売国奴の皆さん」発言というセリフを偽南部が発言するとすれば納得できます。
特報で聞く限り、この発言が妙に感情を感じさせない棒なのは、この南部が本物ではなく、デザリアム人の変装という伏線なのかもしれませんね。

なお、もしこの予想が正しいならば、昨日アップした「【第4章予想】第4章で真琴さん大ピンチ?」の記事で予想した真琴さんの退場にもちゃんとした理由ができます。
つまり、このパーティ―を襲撃した南部たちが偽物であるという事を、元ヤマトクルーであった彼女は気づいてしまい、口封じされてしまうという可能性です。
これならば、反デザリアム派の暴発に巻き込まれるという展開よりも、デザリアムが敵であるという事実を明確化するという意味でシナリオ的にもスッキリします。
もしかしたら、雪は南部たちが偽物であること、そしてその事実に気が付いた真琴さんが口封じされたという事実をすべて知っており、それ故、アルフォン元を離れる決断をするのではないでしょうか。
本予告でアルフォンに手を貸して燃える揚羽美術館から脱出しているシーンがありますが、その表情がアルフォンを気遣う様子もなくまっすぐ前を見ているのは、すでに彼女自身の心の中で戦う決意をしているからかもしれませんね