2207年の星間情勢を妄想する

皆様こんばんは!
今月はリアルが非常に忙しくなり、あまり当ブログを更新できず申し訳ございません(汗)
当面はこの忙しさは終わりそうになりましたが、今月末にはヤマトについて新しい動きがありそうなので、何とかその時期にはある程度自由に動けるようにしたいものですね(苦笑)
さて今回は、「ヤマトⅢ」のリメイクでもある次回作「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の世界観を少し予想してみたいと思います。

前作「2205」において、地球を取り巻く星間情勢は激変しました。
具体的には

①本星消滅による同盟国ガミラスの大幅な弱体化
②天の川銀河内におけるボラー連邦とガルマン・ガミラスとの戦争の激化
③謎の敵対勢力「デザリアム」との接触

の3つです。

いずれも2205以降の地球の政策に大きく影響を与えるものばかりですあり、特にガミラスについて軍事同盟破棄も可能性も語られていました。
果たして「REBEL3199」の時代設定となる2207年では、地球はどのよう選択をし、その結果、どのような状況になっているのでしょうか?

ボラー連邦と開戦している地球

まず私の予想では「REBEL3199」の地球はガミラスとの同盟を維持し、ボラー連邦と戦争状態になっていると思います。
「2205」で厭戦気分が大きかった地球が何故このような決断をしたのか。
それはガミラスに対してどうこうと言うよりも、地球の国内問題が大きいと思います。

まず1つは国民の不満を外に逸らすためです。
2205において、時間断層の閉鎖以来、地球がすさまじい大不況になっていることが語られています。
この大悲不況では自殺者も相当出ているようであり、地球連邦政府に対する国民の不満は相当大きいはずです。
現実においても、国内問題を誤魔化すために対外戦争を決断することは普通にありました。
そのため、地球としてはあえてボラーとの戦争に参加することで、国民の不満や注意を外に逸らそうとしてもそこまで不思議な話ではありません。
また、今回の対ボラー戦は、地球は当事者ではなく、主戦場も天の川銀河中心部であることもあって、「ガミラス戦争」や「ガトランテイス戦役」のように地球本土が戦場になる可能性は非常に低いことから国民が抱く危機感も少なく、むしろ不景気による鬱憤した空気を吹き飛ばす(言葉は悪いですが)一種の娯楽として受け入れられていることになるのではないでしょうか。

もう1つは、軍事特需による景気の回復です。
太平洋戦争でボロボロになった日本が朝鮮戦争の特需で復活したように、地球もガルマン・ガミラスとボラー戦争を景気回復のカンフル剤として利用するのではないでしょうか。
加えて、ガミラス戦争後に強い発言力を持った軍需産業による政府への働き掛けもあったと思われます。
ガトランティス戦役の終了と共に地球連邦と地球防衛軍は軍縮路線に舵を切りましたが、それによって軍需産業は様々な利権を失い大きな打撃を受けたことは間違いありません。
そんな彼らにとって、地球がガルマン・ガミラスとボラ―の戦争に参加する事は、自分達の影響力の回復と市場の拡大を意味し、是が非でもものにしたいチャンスです。
この意味で、軍需産業が地球連邦政府や軍部に強い圧力をかけて戦争への参加を決断させるというのはむしろ、ごく自然ではないでしょうか。

ボラー連邦との開戦が地球にもたらすもの

もし私の予想通り、「REBEL3199」で地球がガルマン・ガミラスの同盟国としてボラー連邦との戦いに参加している場合、それは地球にどのような影響をもたらしているでしょうか?
これについては以下のような点で「REBEL3199」の物語に影響を与えるのではないかと考えています。

①揚羽財閥の台頭
まず1つはヤマトⅢに登場した「揚羽財閥」の台頭です。
「REBEL3199」にはヤマトⅢに登場した揚羽武のリメイクキャラが登場する事はすでに確定していますが、その生家である「揚羽財閥」も「REBEL3199」で「結果的に地球を間違った方向に導く黒幕的存在」という重要な役割を担うことになるのではないかと考えています。
そして、どうして揚羽財閥がそこまで影響力を有する事になったかについては、ボラー連邦との戦争における特需で一気に力をつけたという設定になるのではないでしょうか。
また2199~2205までの作品で、揚羽財閥は全くと言っても触れられていませんでしたが(一方、南部の生家である南部重工はちょくちょく登場している)、これもボラー連邦との戦争の中で台頭した新興勢力といするならば納得です。

②主力艦隊の不在
また「REBEL3199」ではオリジナル版「ヤマトよ永遠に」と同様、序盤で地球はデザリアムによって占領されてしまう流れになると思われますが、そうなってしまうのは、地球艦隊の主力がガルマン・ガミラス支援のために不在だったからという設定になるのではないでしょうか。
恐らくガミラス戦争やガトランティス戦役を生き延びた経験豊富な指揮官たちは、派遣艦隊の指揮官に任じられ、天の川銀河中心部に展開していると思われます。
その結果、2207年時点での地球には、ごく少数の留守艦隊と無人艦艇群しかおらず、その隙を突かれる形で地球はデザリアム艦隊の奇襲を受け、短期間で占領されてしまうのではないかと思われます。
ただし逆に言えば、地球の主力艦隊は温存されたということであり、これが「REBEL3199」後半の地球奪回に繋がっていくのではないでしょうか。
ちなみに、「REBEL3199」でもヤマトは「ヤマトⅢ」のように天の川銀河中心部に向かうことになると思われますが、これは旧作のような「第2の地球探し」ではなく、ガルマン・ガミラス本星にいる主力艦隊と合流する為、となるのではないでしょうか。
個人的には、地球からの脱出に成功した山南さんはヤマトの艦長として主力艦隊と合流までの指揮を執り、合流後は、ヤマトの艦長の地位を古代に渡し、自身はアンドロメダ級戦艦(春蘭?)に乗り換えて地球奪回作戦の指揮を執ることになるのではいかなと予想しています。

以上のことが私の「REBEL3199」における地球の状況の予想となります。
何の根拠もない私の勝手な妄想に過ぎませんので全くの大外れの可能性もあります。
今月末にはヤマトマガジンが出版されますが、やはり今号で「REBEL3199」の序盤の設定が判明するのでしょうか?
色々と新情報を期待したいですね。