【戦艦大和就役84周年記念】テレビドラマ版「戦艦大和」を視聴しました!

皆さま今晩は!
12月に入っていよいよ3週目に突入!
2025年も残すはわずか15日となります。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?

私は先月、職場でインフルエンザがはやって業務に膨大な遅延が発生したことが原因で、今月は残業に次ぐ残業・・・・
「師走」の由来にふさわしいめちゃくちゃ忙しい毎日を送っております。
本当のはもっと積極的にブログの更新もしたかったのですが、なかなか執筆の時間が取れないでいます(苦笑)
ただ今週中にはおそらく第5章ンメインビジュアルや本予告が公開されると思いますので、多少無理してでも執筆の時間を確保し、更新頻度を上げていこうと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

閑話休題

さて、もうご存じの方の方が多いと思いますが、本日12月16日は「戦艦大和」が就役した日です。
今から84年前の本日、日本海軍の戦艦大和が就役、連合艦隊に編入されました。

日本海軍が世界最大最強の「不沈戦艦」を目指して建造された大和ですが、当の日本海軍が就役する1週間前の12月10日に勃発したマレー沖海戦で、やはり「不沈戦艦」の異名を持っていたイギリス戦艦「プリンス・オブ・ウェ‐ルズ」を航空機のみの攻撃で撃沈し、「戦艦の時代」を終わらせてしまったのは歴史の皮肉以外の何物でもありませんね。
ただ、それでもまだ太平洋戦争前半はまだ日米ともに戦艦は重要な戦力として、ガナルカナルの戦いなどに投入されていたので、大和にも1度でも良かったのでアメリカ戦艦と戦う機会が与えられていたら・・・と思ってしまいます。
もっとも、燃料の不足や座礁のリスクが高く、ガナルカナルの戦いに大和型戦艦を投入することはそもそも不可能だったという説が今では主流みたいですが・・・orz

悲しい話はこれくらいにして、本日はせっかく大和の就役の日ということなので、戦艦大和に関する話題を1つ。
実は、先日、以前から見たいと思っていた市川崑監督のTVドラマ、「戦艦大和」をYoutubeで見ることができました!

このドラマは1990年に終戦45年の記念ドラマとしてフジテレビ系で放送されたもので、当時、子供だった私も「宇宙戦艦ヤマト」繋がりでこのドラマを本放送時に見ていました。
当然ながら小さすぎて内容はほとんど理解できませんでしたが、森下参謀長役を務める石坂浩二が子供心に妙に印象に残り、以前から見直したいと思っていた作品でした
ただ、ビデオ化はされたものの、DVD化はされることはなかったため、現在に至るまでなかなか見る機会に恵まれなかったのですが、今回、Youtubeでアップされていた動画を見る形で遂にかねてからの夢が実現しました!

ちなみにこの動画、違法アップロードだったらしく、現在では既に削除されています
あまり大きな声では言えませんが、削除前にこの動画を見つけることができたのは運が良かったですね。

で、〇十年ぶりに見ることができたドラマ版「戦艦大和」ですが、原作の吉田満著「戦艦大和ノ最期」をかなり忠実にドラマ化したかなりの良作でした。
勿論、セットなどは後年の「男たちのYAMATO」と比べるとチャチではありますが、まだCGなどが無い時代で、TVドラマとして製作されたことを考えると十分頑張ったレベルと言えます。

また個人的には、大和だけではなく護衛の第2水雷戦隊についてもしっかり言及されているのがポイントが高かったです。
実際、「男たちのYAMATO」もそうでしたが、坊ノ岬海戦が映画名で描かれるときは、大和のみに焦点を当てられて、護衛の第2水雷戦隊については全く言及されないことがほとんどです。

今年公開された駆逐艦雪風を主役にした「YUKIKAZE」は流石に護衛艦の視点で「坊ノ岬海戦」が描かれましたが、それでも作中に登場したのは主役である「雪風」と落伍した「朝霜」くらいで、第2水雷戦隊旗艦である軽巡「矢矧」に至っては、艦影どころか名前すら登場せず・・・( ;∀;)
「矢矧」の扱いが妙に悪いのは何故なのでしょうかね?

いずれにせよ、このTVドラマ「戦艦大和」はもっと知られても良い作品であると思うので、TVで再放送するか、あるいはDVD化してほしいところですね。

なお、来年は、就役からちょうど85周年。
しかも大和ミュージアムもリニューアルが完了していますし、戦艦大和に関していろいろ大きな動きやイベントが期待できそうです
今年はヤマト関連の理由による金欠で難しかったですが、来年の12月にはふたたび呉に訪れてみようかと考えています(笑)