皆さまおはようございます!
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、昨日(4月8日)日のX(旧Twitter)において、「二連三段空母は3199に登場しない」という噂が話題になりました。
「二連三段空母」といえば「ヤマトⅢ」に登場したガルマン・ガミラスの空母で、ヤマトⅢメカの中では特に人気が高く、「永遠に」のリメイクであるとともに「ヤマトⅢ」のリメイクでもある「3199」でも登場が期待されていました。
この噂は果たして本当なのでしょうか?
根拠は福井総監督と岡秀樹氏の発言?
そもそもこの噂の根拠となったのは「あるきおね(出撃した)」(@Alcyone_Ple25)様が8日に投稿した以下のツイートであるようです。
あるきおね(出撃した)(@Alcyone_Ple25)様のツイートより抜粋
最初は3月19日に開催された「ヤマトよ永遠に REBEL3199 第三章 群青のアステロイド 完成披露舞台挨拶」での発言かなと思ったのですが、このイベントには脚本担当の岡秀樹さんは登壇されていませんのでこの可能性は薄そうです。
それにもし完成披露舞台挨拶などのイベントでの発言であるならば、もう少し早く話題になっていてもおかしくはない事を考えると、多数のヤマトファンが確認している発言ではなさそうです。
以上のことから、福井総監督と脚本担当の岡秀樹氏がいつ、どこでこのような発言をしたのかは、残念ながら不明ではありますが、ただこの発言自体が全くのデタラメと断じるのも早計です
というのも、お二人ともファンとの交流を積極的になされている方なので、あるいはそのファンの交流の際にポロリとこぼした発言である可能性は十分にあります。
では、この発言が本物であることを大前提ににして改めて見てみると、この発言からは
①二連三段空母は直近では出ない
②二連三段空母以外のヤマトⅢのガルマン・ガミラス艦艇は複数登場する。
という2点が読み取れます。
ここで重視したいのは「直近では」という表現ですね。
普通に解釈すれば、この発言は、「二連三段空母すぐには登場しない」と言っていいるだけで、逆にいえば、リメイクシリーズでもこの艦がちゃんと登場すること自体は明言していると読み取れます。
問題なのは「直近では」を、「3章や4章といった近い章では登場しない」と解釈するか、「3199という今シリーズの中では登場しない」と解釈するかで意味合いがだいぶ変わってくることです。
恐らくX上で流れていた「二連三段空母は3199に登場しない」という発言は、後者の解釈をした結果と考えられますが、もし福井総監督と岡さんが本当にこの意味で発言していたのならば、「3199の次の企画」(完結編リメイク?)がすでに動き出しているという事であり、これはこれで重要な情報となります。
実際、現在制作途上の「3199」も「2205」と同時に企画されていたこと、また、ファンの間では「完結編のリメイク」は「2205から始まるデザリアム篇の完結編として制作されるのではないか」という考察もあることから(ちなみに、私もこの意見に賛成です)、「3199の次の企画」がすでに発動していてもおかしくありません。
ただ私はこの「直近では」の表現は、もっと素直に「3章や4章といった近い章では登場しない」という意味での発言ではないかと睨んでいます。
このように考える理由としては、先の完成披露舞台挨拶で福井総監督が話された「次は『ヤマトよ永遠に』はちょっとお休みして、『宇宙戦艦ヤマトIII』がはじまる、という感じになります。」という発言と、3199の重要要素となっている「時空結節点」にあります。
ガルマン・ガミラス艦艇はデザリアム世界の艦艇?
そもそも私は、第1章公開間にラフ画で公開されていた「ガルマン・ガミラス大型戦闘艦」を含めてヤマトⅢに登場したガルマン・ガミラス艦艇は「時空結節点」を通って「2207年の世界」にやってきた「デザリアム世界」の「ガルマン・ガミラス艦艇」ではないかと睨んでいます。
というのも、前作の「2205」で人口の8割を失い、さらには本来の勢力圏であった「大マゼラン銀河」から移動したことで、国家として一から始めなければならなくなった「ガルマン・ガミラス帝国」が果たしてこのような新造戦艦を何隻も建造できる余力があるか疑問です。
また、「ヤマトⅢ」に登場した「ガルマン・ガミラス艦艇」は従来のガミラス艦と比べると、設計思想や外観などが大きく変わっている(実際、ヤマトⅢではガルマン・ガミラス艦艇と交戦したヤマトクルーもそれがデスラー総統と関係のある国だとは思わなかった)ことを考えると、明らかに現在のガミラス艦から2,3世代あとの艦艇であると考えた方が妥当です。
では何故そのような艦艇が「2207年の世界」に来ているのか?
その謎を解く鍵が第3章で登場する「17歳のサーシャ」ではないかと思われます。
3199においてサーシャは第2章で登場した「幼女のサーシャ」と第3章で登場する「17歳のサーシャ」が別々に存在しているという事は、PVや冒頭13分などの情報からほぼ確定しています。
ここからは私の完全な妄想になりますが、「17歳のサーシャ」はデザリアム達が元々いた世界(以後、デザリアム世界と呼称)に存在しているサーシャであり、この世界では「2207世界」とは異なり、古代や雪ではなく、デスラー総統に育てられ、彼の死後、ガルマン・ガミラスの指導者(ユリ―シャ同様の象徴的存在の可能性大)になっていたのではないでしょうか?
第2章のパンフレットに掲載されている「デザリアム史」によればガルマン・ガミラス帝国は、2357年に「ボラー連邦がガルマン星とイスカンダル星を破壊した」という記述を最後に歴上から名前が消えており、おそらくはこの時点で国家としての「ガルマン・ガミラス帝国」は滅んだと思われますが、サーシャ自身は「ガルマン・ガミラス帝国」の残存兵力と共に密かに落ち延び、デザリアムと同様、「時空結節点」を通ってこの「2207年世界」へとやってきて、この世界の「ガルマン・ガミラス」に接触したのではないでしょうか?
ちなみに、このように書くとデザリアム世界のサーシャは軽く1000歳を超えていることになりますが、個人的には「1000年のデザリアム史」は、嘘と本当が混ぜ込んであり、起きた出来事自体はある程度本当(デザリアム関連を除く)ですが、年数に関してはわりといい加減で、本当は十数年程度の出来事なのではないかとおもっています。
実際、デザリアム関連を取り除くと、デザリアム史で起きた出来事は十数年以内に起きた出来事といってもそこまでおかしくない流れです。
そしてこのデザリアム史の最大の嘘というのが「第二次銀河系大戦」での様々な破壊行為は、ボラーではなくデザリアムによるものであり、デザイリアム世界で彼らと戦っていたサーシャは、彼らが「2207年世界」への進出を計画しているのを知って、彼らの計画を叩き潰すために彼女自身も「2207世界」にきたという流れではないでしょうか?
このように考えると、17歳のサーシャがガルマン・ガミラス帝国にいるる理由も、そして「ヤマトⅢ」に登場したガルマン・ガミラス艦がこの世界にいる理由も一通り説明がつきます。
あるいは国力を大幅におとしたガルマン・ガミラス帝国が、強大な星間国家である「ボラー連邦」と対等に戦えているのも、サーシャが連れてきた「デザリアム世界」のガルマン・ガミラス艦隊の存在が大きいのかもしれませんね。
3199で二連三段空母はどのように登場する?
話が大幅にずれてしまいましたが、それでは3199では「二連三段空母」はどのような形で登場するのでしょうか?
来れもまた私の勝手な妄想になりますが、おそらく、「二連三段空母」は5章か6章あたりでヤマトが「時空結節点」でデザリアム世界に行った際に登場するのではないかと睨んでいます。
この世界に残ったガルマン・ガミラスの戦力として登場するのか、あるいはデザリアムに鹵獲されて(あるいはこの世界のガルマン・ガミラスは分裂しているそうなので、デザリアムに下った一派の戦力として)敵として登場するかは分かりませんが、これならば福井総監督や岡さんの発言とも矛盾しません。
ちなみに個人的にはガルマン・ガミラス戦闘空母と共に敵として登場して欲しいですね。
ガルマン・ガミラス機動艦隊との戦いは「ヤマトⅢ」における見せ場の1つですし、またヤマトが「時空結節点」を使ってデザリアム世界に行く際、「アスカ」や「ヒュウガ」と合流していれば、機動艦隊同士の戦いという戦いになりそうで面白そうですし・・・
いずれにせよ続報に期待ですね!
コメント
ガルマン・ガミラス艦。
二連三段空母や戦闘空母など、旧ガミラス帝国艦艇の流れを汲んだ拡大発展型の艦また、白色彗星帝国の艦艇の主兵装だった回転速射砲塔が本帝国艦艇の主兵装になっている。と何かの記事・・・(原作メカデザイナーの板橋氏の記事だったかな⁈)で読んだ事がある。記憶が曖昧だけど・・・
やっぱり、物語りの後半でしょうね。
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はじめまして。
公式さんやる気無いんですかね?
冒頭映像の告知も未だに無し。以前からやる気の無さは感じていましたが、ここまで酷いとね・・・
話は変わりますが、本当に並行世界なんですか?
わたしは第一から第二と観ていませんが、どうにも腑に落ちません。『永遠に』の原案は松本零士氏の構想です。アノ人が何処まで松本零士氏を理解してるかわかりませんが、アノ人が絡んだ作品(リメイクを含む)わたしには失敗作に感じる作品ばかりなんですよね。戦国自衛隊 キャプテン・ハーロック リメイクヤマト2多々等。
成長したサーシャ=オリジナルのサーシャ。
デスラーに預けていた。(預けた)
幼女のサーシャ=クローンのサーシャ。
地球人と同じ成長速度。
ヤマトのクルーで知ってるのは山南と真田だけ。
なのであえて救助を後回しにした。
答えは後ほど、お楽しみに
既にご存知かも知れませんが、私も参加したヤマシロヤさんのプラモイベントでの発言です。
中間補給基地戦とかの話もあったんですけど
割とヤマトファン口が硬いですね。
自分の質問も取り上げて頂きました
三段空母ってリメイクでは旧式艦扱いだったのに
何でそれの系統が出るの
いよいよ第3章初日に会場いりしてます。既にネットで第4章の告知があったので公開日10/10の読みは当たってましたね。プラモデル発売はヒュウガの次のラインナップが気になりますが、新章のストーリーのネタバレにならないキットならば、第5章の公開前で、上映は3月下旬か4月上旬でしょうか。二連三段空母の登場は新ランベルとして第6章くらいか第7章かもしれませんね。
もしも、並行世界のガルマン・ガミラスが登場するなら、伊武雅刀さんのデスラー総統が出て来たりして🫡